このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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            吉野川遊園地・パーク全体
訪問:2011年3月



というわけで、物凄い労力を払ってやってきたこの「吉野川遊園地」なわけですが、パークとしての規模というか、攻略の優先度としてはかなり自分の中で低めに設定していたパークで、閉園の話がなければもう数年は訪れる事の無かったであろうパークです。

キャメルコースターについてはコチラ



一応パークとしては、キャメルコースターとこれとでコースター系アトラクショントップ2としたいらしいので、配色からもそれが伺えますね。ちょっと無理がある気はするけど。

別になんて事のない、むしろ小さいくらいの泉陽製急流すべりで、またこれもなにかの万博からの移設なのでしょうか?一箇所にまとめるように狭く設計されているのがわかります。急流すべり系のアトラクションはちょっと森の中ぐらいをドンブラコと進んでいくのもまた楽しみの1つな訳で、仙台ハイランドのとか極端につまらなかった例なんですがこれなんかもそういう楽しさは無いんですよね。かといってそのわずかなドロップで引きづり込まれるとか、水しぶきが凄いとかもない訳で、まぁ好き好んで乗るものでは無いってなっちゃいますよね。



コースターと同時期に塗り替えたばかりのようで、見た目は凄く綺麗でしたし、コースターにもいえますが一応でも固有名詞が与えられてるのっていいですね。単に「急流すべり」じゃなくて。



さて、「かんらん車」と言う名前も個人的にはそそられるんですが、この観覧車は何を隠そうあれです。ピニオンギア式です!って、色んな所で見かけるたびに言ってて実は地味にいっぱいあるんじゃないかって疑惑ですが、こちらの遊園地はこれと別にタイヤ式の「大観覧車」もあって、環境としては日立市かみね公園みたいな感じですね。



昔何かのTVでギア式は揺れがやばいと聞いた事がありましたが、今回は割りとしっかりそれを実感できました。途中木の枝にもモロ当たってたしw

残念ですが、こちらはおそらく移設という事はないでしょうから、また一台貴重な観覧車が消える事になりますね。



パークの紹介といっても、実際アトラクション数の少ない遊園地ですので、とりあえずラストになります。なんの変哲も無いゴーカートなんですが、そのコースに注目!これが地味に入り組んでいて、かなりのロングランなんですね。



コースターの真下に位置し、
走行のタイミングが被ればバッチリ写真が・・取れるんでしょうけど、今回はならず(泣)写真があんまり良くないんですが、コースター下のウネウネのあと、左上の方にもまたもうひとウネウネあり、結果としてはかなりのロングランとなります。

これに乗って以来、自分の中でゴーカートがちょっとマイブームですw


また、ローカル遊園地ということでやっぱりちょっと面白いものを探したくなっちゃう所なんですが



メリーゴーランドの残骸がまぁ、唯一の再利用かなぁ。これっぽいの、以前よみうりランドにもありましたよね。
しかし、閉園が近いとはいえ、ファミリー向け遊園地でメリーゴーランドが無いと言うのはどうなんだろう。三種の神機が欠けると遊園地として認められないみたいなのはなくなったんだっけ?

思った以上に書くことなかったので、数年前の風景でも。



レオマワールドかなんかのページにも1枚載せてますが、せっかくなので全部のっけます。微妙にですが、写ってる青いレールが塗り替え前のキャメルコースター。大きな観覧車が前述の「大観覧車」で、小さいほうは写真じゃ確認できないかな。



これらの写真が電車からのものなので、徒歩5分とか書いてあるところもありますが、駅からは近いようで地味に距離があります。運転本数もなかなか少ないので帰りの電車の時間を朝確認しておくのが吉ですね。



以上、あまり大した事書けませんでしたが、閉園の迫る吉野川遊園地、いかがだったでしょうか。
見たところアトラクションは綺麗ですし、いかにもローカル的な雰囲気は出てないのですが、例えば催し物館が別料金300円で誰も入ってないのにスタッフ2人付いてるとか、営業してるのかわからないような水族館(多分これも別料金)とか、本当に細かい所で惜しいものがありました。スタッフの方はとても優しく親切な方が多かったですけどね。

閉園の決まった遊園地に理由を問いても仕方ないですが、実際立地と、それに見合っただけのアトラクションがないことと、あとはやはりこのご時世。といった所でしょうか。この日は人は多くはなかったですが、コースターに連続乗りする子供達やゴーカートや急流すべりには多少待ち時間が生じるなど、閑散とした印象は受けませんでした。

閉園は残念な事ですが、こうして訪問する事ができてよかったです。お疲れ様でした。
8月末までの残り数ヶ月間、世間は高飛車で持ちきりですが、是非こうして消えていく遊園地があることも忘れずに、一度訪れてみてください。


跡地には病院の建設が予定されていたり、また同園のイメージキャラクターが市のイメージキャラクターに採用されたという話を耳にしましたがアトラクションのその後については未だ何の情報もありません。どのアトラクションも綺麗だったのでどこかに移設されることを祈ります。

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