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三次
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高野
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仁多
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吉田
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掛合
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三次
走行150Km
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11月8日(日)朝9時,ラジオで聞いた巨木を訪ねるため県道33号線を高野に向かった。
北上するにつれ木々の色があざやかになってくる。色づきと気温との関係がわかる。君田よりも口和,口和よりも高野の山が美しく見えた。
目的地,新市,天満神社の大イチョウは,すぐにわかった。樹齢約1000年,幹の周囲9.6m,広島県一の大きさを誇る木だそうだ。もちろん天然記念物にも指定されている。
秋の柔らかい日差しを受けて黄金色に輝く様は,ご神木にふさわしく神々しい。ひとたび生命力を感じながら見入っていたが,他に訪れるものはいなかった。
秋の高野は,美しい。大根やりんごの収穫でにぎわうのもいいが,赤く染まった山々を見るのもまたいい。せっかくだったので,さらに仁多まで足を伸ばしてみることにした。
和南原から見る中国山地も美しい。のんびりと走り仁多についたのは12時前だった。ちょうど木次線宍道行きのワンマンカーが出雲三成の駅に到着したところだった。小さい駅の割にはコンビニや野菜市も併設されており,人も多くにぎわっていた。
弁当を食べ吉田村(町)にも足を伸ばしてみた。踏鞴製鉄が大正10年まで行われていたようで,その資料館や経営者の田部家辺りを散策してみた。
秋の紅葉と大銀杏,そして寄り道をして家に帰ったのは3時を過ぎていた。
樹齢1000年以上の大銀杏
県北の秋は早い 紅葉に染まる中国山地と遠くから見える大銀杏
出雲三成から発車する宍道行きディーゼル たたら製鉄で栄えた吉田村の田部家蔵
和南原の美しい山々
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