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      7-3-6、曲の意味 その6


 左から、曲名、合唱形態、「MOMOの伝言板」過去ログ番号です

 ☆30、HEIWAの鐘(混声3部) 伊東の掲示板、832番 07.11.1

 常連さんのアムさんから頂きました。ありがとうございます。

1、17行目まで
 太平洋戦争が終わり誰もが平和を喜んだときの想い
武器を持たぬ平和に生きることを誓った先人の声を語り継いで行こう。
 相手を脅かすことでしか、自分達の安全は守れると(テロ戦争をイメージ)過ちをを忘れる権力者たちよ、
もう一度先人たちの声を思い出せ。
 いつか平和で自由な空に、虹がかかるそんな世界に、
翼を広げて風になって幸せを皆に送りたい。
  ・サビ(13〜17行目)
 僕らが生まれた地球という星にみんなで奇跡をおこそう
人を傷つける為に武器を握っている拳を広げて手をつなごう争いはいけないと誰もが知っている。
なら心は一つになれるから平和への願いは君(みな)の胸にも響くよ

2、18行目以降
 唄い踊り助け合い悲しみを乗り越えて、悲しみに振向かず笑い続けた誇ることのできる
島の魂をとわに守り伝えよう。
 銃声(あらゆる武器の音)とともに海や大地が破壊されていく平和を求める正義の声が
基地のフェンスを越えて基地にこだましてしいく。
※あなた(君)が立ち上がれば明日が変わり輝きだす永遠の平和の夢をここにのに残していこう
・サビ
※繰り返し
・サビ(2回繰り返し)
平和への願いは君(みな)の胸にも響くよ

最後は感動を「ラララ」であらわしています。

 HEIWAの鐘です。これをはじめて聞いたのは高二の時、その後沖縄への修学旅行で、バスの中で聞いておりました。
結局銃を撃つのも人と手を繋ぐのも同じ手なんですよね…。


 ☆29、地球のかぞく(同声2部) 22075番 07.10.10

1、大きな自然(空、海、山)があり、それらはみんなつながっている。
山には森があって、森の中では小さな鳥が飛んでいる。
この丸い地球をみんなでわけあいながら、家族のように住んでいるんだ。

2、高原を、広い公園を思い浮かべてほしい。小さな小川でも、そのまわりには丘があって、花が咲いている。
花が咲いているということは葉っぱ(草)が生えていて、そこでは虫が鳴いている。
おなじ地球でみんなやすらぎながら生きている。家族のように地球に住んでいるんだ。

3、これはもうみなさんも見慣れているかな。道のとなりには家があって、その集まりが村。町。
さらに大きく見ると、一つの国ですね。
地球は青い。青い地球にみんな守られている。家族のようにみんな地球と回ってるんだよ。

地球はみんなとのつながりで成り立ってます。学校も学区に住むみんながいて、家族(両親)がいて、…。
地球とは広いものですね。


 ☆28 空とぶうさぎ(同声3部) 22013番 07.9.27

1、手に障害を持っている人(ない人)は、「手をください」、 目に障害を持っている人(見えない人)は、「目をください」、
足に障害を持っている人(歩けない人)は、「足をください」、と言いますね。
元の、普通の生活をしたいからね。
 でも、わたしは目が見えないことは何とも思わないんだ。
だから、「目をください」とは思わないんだ。

 でも、わたし(第3者)も心の中では「目をください」と思っていないかもしれない。
つまり、目が見えなくてもいい、と言える人は、勇気がある人なんだなぁ。
目が見えることがうらやましいからそう言うのかなぁ。

 「目をください」と誰かに言ったって、思ったって、簡単にもらえるわけがないのに、
なんとかしてもらおうとしても、できないことだ。

2、でもね、目が見えなくても、人の話を聞いたり、ものをさわったり、臭いを嗅いだりできる。
実際の物を目で見るよりも、どんなものなんだろう、という想像がいっぱいできるんだもん。

 わたしは、いつかうさぎが空をとぶことができると思っている。そう言ったら
いろんな人に笑われてしまった。 正直悲しかった。
 けど、そんなわたしの話を聞いてくれた人の中には、「すごいね、いつかそうなると思うよ」と
言ってくれた(共感してくれた)人がいたことがいたことが嬉しかった。

 ねえ、うさぎって、どうして空をとんではいけないの?
わたしの心の中では、うさぎは飛ぶんだよ。
そして、わたしといっしょに飛ぶんだよ!

 1989年当時、13歳の作詞者、持田美晴さんは、全盲でも、学校では音楽部で活躍していた明るい少女でした。
その当時、はじめてうさぎを触ったときに思ったことを詩にしたそうです。
 この詩は、「障害をもっていてもくじけちゃいけない。目が見えなくて何も見えなくても大丈夫。
わたしも見えないんだ。 でも、その分いろいろなことを想像できるんだ。だから、夢や希望をもって頑張ろうよ!」
と語りかけてくれているような感じがしますね。
 不自由な人も一生懸命に生きているのだから、わたしたちも頑張っていかないといけませんね。


 ☆27 若返りの水(同声3部) 21985番 07.9.23

1、12行目まで
 昔々、爺さんと婆さんが2人住んでいた。婆さんが山へたきぎをとりに出かける途中で、水が湧き出る泉をみつけた。
疲れていた婆さんはこの水を飲んでみると… あれあれ? 身体がどんどん若くなり、17〜18の娘になっていった!
今まで走れなかったけど、軽快に走って家に帰っていった。

2、13〜22行目
 爺さん「お前、誰じゃい!?」  婆さん「婆さんだよ」
 爺さん「どうしたんだい、こんなになっちまって」
 婆さん「爺さん、聞いておくれよ」
 爺さん「なんじゃい?」  婆さん「山で泉の水を飲んだら、若返ったよ」
 爺さん「ほんまかい!? よーし、それならわしも飲んでみるか」
ということで爺さんも飲みに行った。飲むとあまりにおいしい!
どんどん水を飲んだ。飲んでいった。

3、23〜31行目
 おかしいなぁ、爺さんあれっきり帰ってこない。
で、心配した婆さんが泉へ行くと… 爺さんがいない。かわりに赤ん坊が1人泣いていた。 あれ?
そうか、水を飲みすぎて若返りすぎて、爺さんは赤ん坊になっちまったんだなぁ。
4、32行目以降
 そう。水には不思議な力があった。生きるために必要な水は、命を恵む力をもっていた。
今でもそう。同じ水だから。 水を大切にしましょう。限りある水だからね。

 昔の童話をそのまま詩にして、合唱編曲されたものです。 当時は公害問題もあり、新潟や富山の川の流域では
四大公害(イタイイタイ病、新潟水俣病)があった。
 また、都市部でも川が汚され、水がかなり汚かった。今と比べ物にならないくらい。
(つまり今はかなり改善されている)
そんな人々に身近な水を、もっと大切に、そしてみんなの水だから、少しでも意識して大事に使ってほしい、という願いが描かれていますね。


 ☆26、空がこんなに青いとは(同声2部) 21565番 07.6.9

 1番
 黒い煙でこもった空が、澄みわたった時、空がこんなに青かったことを思い出す。
いや、知らなかったというべきかな。
みんなで見上げた空は、澄んだ心のように本当に青かった。
その空は、みんなに「大きな心をもってほしい。友達を大切にしてね」と語りかけているようだった。

 2番
 空が青く澄んだとき、ある日を思い出した。
悲しくなって空を見上げた時、とっても青い空を思い出したんだ。
その空は、「どんなときも負けないで頑張って。一人になっても絶対泣かないで」と語りかけてくれた。

 高度経済成長期に煙などの公害問題をこの曲は、「自然の大切さ」を
教えてくれてますね。今ではそう公害問題は聞きませんが、絶対に忘れないでくださいね。

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