このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
こうやけおん淵
黒臓との分岐点より数百メートル中之川上流にある龍伝説の残るこうやけの渕
昔から地元の人達も決して近づかないし、十数年前、部落の方が車ごと転落し亡くなったこともあったので写真など余り撮りたくなかった
今回、意を決しガードレールを跨ぎ下に降りました(恐)
地図(スーパーマップル使用)
図書館より借りた「綾南地区の歴史」を読むとこうやけの渕伝説が載っていました
龍伝説は別として明治時代に川之江の商人がこの渕に興味が湧き、底には宝物が
あるに違いないと思い川の上流をせき止めそこからトイで下流へ流しました
底には一条の岩の裂け目があり砂がいっぱい詰まっていたので
取り除いていた時、突然地震に見舞われダムが壊れ水がどっと流れ込んできました
人々はやっぱり龍神様のたたりだと恐れたそうです
商人は砂をドイツの大学へ送り、分析をした所ラジウムが含まれていました
これを読み全くの出たら目ではない様に私は思えました
底に割れ目や穴があっても不思議ではなく、
周りには鉱脈もあるからラジウムが含まれていてもおかしくない
ウーん 私も渕の底が見たい!
誰か潜った人おる?
祠の疑問
祠を建てたのはたたりを恐れた村の人?それとも川之江の商人?
道路が開通するまでは渕に近づくことは出来ませんでした
中の川へ行く道は今の道路の数十メートル上にあり「ゴウゴウ」と聞こえる水の音で
こうやけと思うくらいで、実際目の当たりにしたのは道路が開通してからです
現在祠が建っている場所は昔から建っていたのかそれとも道路が開通し、
他の場所から移されたのか疑問です
こうやけの淵、おん淵・めん淵について
こうやけの淵とは上流と下流とにそれぞれおん淵、めん淵と約200m間で分かれていると知りました 平成24年10月更新
詳しくは石川美代子さん手記こうやけの
おん淵の話
をお読み下さい
偶然、看板付近が転落場所です
ここはゆるいカーブでこの事故を機に山側を削り広げました
道路の山手側に小さな祠が在ります
黒臓関輔とありますが龍伝説に出てくる人物 黒臓の関助の祠です
地名の黒臓はこの人物からの由来なのかはよく解かりません
実は私、今回までこの祠の存在も知りませんでした(汗)
道路真下の岩の上より上流方面です
現在の水面より1メートル上に水流の作用によりできたと思われる甌穴が在った
おそらく数千年前はここが水面だったのだろう
上側にある渕 雄の龍が住んでいたと言われているおん渕
怖くて膝がガクガク
龍が住んでいたと言われているおん渕
渕より見上げた道路
無事生還しました(~_~;)
下流の観光橋の渕でも十年以上前に他方からこられた若い方が水泳中、渦に巻き込まれ亡くなっています
ここを降りる方はいないと思いますが岩肌が滑りやすいのとマムシに気をつけてください
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