このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
西の谷橋
橋から見た川下
西の谷橋を過ぎ地図のA地点、集落跡へ行ってみる
橋より
ここに住んでいた方は知名度の高い方だった。
わたしの家もいずれこうなる運命かと思うと寂しくなる
数十年ぶりに訪れた
すぐ上に親父が植えた山林がある
元、田んぼだった所なので狭いが杉は順調に育っている
懐かしい!子供の頃を思い出し胸が熱くなる
山林を所有していると羨ましがれる方もいるが、今の木の価格は異常に安い
場所によっては赤字になる場合がある
佐々鉱山
中ノ川への分岐点から右へ約4.5キロ、9割方未舗装の道、乗用車でも行けない事はない。
この林道は比較的新しく閉山後、昭和50年代後半に開通した
私が始めて訪れたのは約20年前で今はその頃とは全く様変わりしていて驚いた。
周りの樹木が成長し鬱蒼と生い茂っている。
以前は鉱山の排水により赤茶けた死の川だったが澄み切った清流に変わっているのでこれなら魚も棲んでいそうだ。
本坑
私もだが他の人達のホームページの殆どがこの坑口を金立坑と呼んでいるがそれは間違いで正しくは本坑
現在は道は坑口より下がっているが当時は橋も同じくほぼ水平な位置にあった
対岸下流のズリ場まで水平にトロッコのレールが敷かれ手押しで運んでいた
またレールに沿って浴場や寮などが建っていた
橋を渡ってすぐ右に埋めた廃坑跡があり下のホースから地下水が出ている。
皆さんはまず飲まないと思うが関係者の話によると元飲料水にしていたそうなので飲んでみると冷たくて美味しかった
これより上流にも谷に沿って坑道があるそうだがまだ確認はしていない
これが金立坑
この坑口からもズリ場までレールが敷かれ内部では本坑と上下二箇所で通じている
セメントは佐々連よりいっぷく峠を経て、担いで運び砂や石などは近くの川から採りすべて人力により埋めたそうだ
また単に入り口を塞いでいるだけではなく内部は坑水が奥に流れるよう傾斜をつけている
実は今回同行した方がこの工事を行なった一人です
本坑と金立鉱の間にある佐々連橋
この上方に元社宅「十八軒長屋」や映画館、芝居小屋なども在ったそうで、かなり大きな部落だったと思われる
道路終点付近は元「一本杉」と呼ばれ神社が建っていたそうだが跡は見つからなかった
近くにある急な石段を登ると祠らしき跡が在った
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