このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

神社より灯台まで約50分
出発点から神社まで約1時間でしたが神社から海岸までは足場が悪い上にルートがハッキリしないため不安で精神的にも肉体的にも疲れました
帰り、再びこの道を登る気がしません
踏み跡があるだけに他の人はどういったルートを取るのだろうか?

宇和海は瀬戸内海の玄関口に当たり海上交通の要所であるため由良と九州の大島にある衛所は国内で最大規模だったらしい
兵員は一時期200人以上も居たらしく戦艦大和の生き残り兵も含まれていたというから驚きだ
砲台は15センチ砲が2箇所、2連式25ミリ高射機関銃が3基あったそうだ


由良衛所への侵入路について(2012年3月更新)

A、B、C間が国土地理院の地図に載っている正規のルートだが現在の道は
いたる所で崩落し 危険なため由良山経由のA、E、Bをお奨めします

A、E間は尾根伝いのアップダウンで解り易く安全に行くことができます

E、D間はE、B間程急斜面ではありませんが道は無く目印のテープも付いていません

時間ですがどのコースを選んでも変わりなく帰りのB、E間(約20分)は急斜面(30度〜40度)のため、かなりの覚悟がいります 

由良岬灯台

 

灯台付近に出ると視界は開けましたが、そのかわり恐ろしく風が強かったです
すでに正午を過ぎていましたので弁当を食べようとしたが余りにも強風の為無理(涙)

灯台から海岸に下る道
コンクリートで固められていますので今までとは段違いに歩きやすくなりました


付近一帯の山肌をイノシシが掘り返し、その小石などが道を塞いでいました
灯台の整備点検のためいずれは取り除かれると思いますがこのままでは通れなくなるでしょう



断崖絶壁を船着場に下りる道です



 手すりや鎖などはステンレス製で比較的に新しく、この手すりが無ければ断崖絶壁の道を歩くことは怖くて出来ません
風が強く思わず空中に放り出されそうになる程です
万が一のことを考えて私だけが下まで下りることにしました
     

船着場
遠くに鹿島などの島々が見えます


絶景!断崖絶壁が続く東側海岸


再び灯台まで戻り衛所跡へ向いました

砲台の後ろにある火薬庫?
実は中に入ろうと懐中電灯を持って来たが時間が無いので写真だけに(本音は歳を取り怖さが勝つ)


道の下(海側)にある兵舎跡です



内部






兵舎の後ろにあった不明の穴


もう一つの砲台跡にある火薬庫
自称、元川口探検隊隊長だけに穴は興味津々
「人類未踏の洞窟、ついに第一歩…」なんて(笑)



道の右手山側にある兵舎跡




近くにある貯蔵庫?


兵舎側 防空壕出入り口


内部は比較的広く十数メートル進むと左へ直角に曲がり出口が見える


Uチューブに動画を載せています


もう一方の出入り口


兵舎跡より数分で左側(赤テープ目印あり)に発電所跡を経て海岸へ下る道があります



石垣の内側にある発電所跡


発電所前に谷がありこれに沿って下ると貯水池に出ます


生活用水を溜めていた貯水池で上下2段になっている




ダムの脇にある小さな建造物はポンプ室か?


下側の池より


この場所を先に進むと岩場に出ます





さらに水辺近くまで下りました 画面中央微かに見える石積みが貯水池です


側の岩場にも小さな池の跡が


水面近くの岩場で撮った灯台方面
右手の小島は大猿島


灯台部分をアップにしてみました



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由良半島Ⅱ

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