このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
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足寄〜陸別間の交換駅であり、2つある“利別”の
一つ目の駅、上利別。並行する国道からはやや中に
入り、集落の中心に位置しているようだ。
この上利別もかつては有人駅。駅舎内には事務室、出札口、
荷物扱所、そして待合室と典型的な国鉄時代の駅舎である。
ただ外装は個性的で、木造ではあるがログハウス風に
改装されている。また足寄町のマスコットキャラクター
などのイラストが描かれていておもしろい。
待合室内も最近は開業当時の模様など銀河線にまつわる
写真が所狭しと並べられたり、廃線に関する新聞の
切り抜きもあり、住民の手で駅舎が守られていることが
目に見えて実感できるのは大変うれしいことである。
駅の裏、2番線側には製材所があり、月〜土曜日までは
ホームに機械の音が響き渡る。そんなにぎやかな時間も
夜になると辺りの音は国道をたまに通る車のみ。
ホームは駅舎直結の1番線が北見方面、踏切を渡り2番線が
池田方面。2番線の池田方には保線用の引込み線がある。
↑壁面にはイラストが描かれている(2006/02/12) | ↑銀河線交換駅典型の千鳥配置(2006/03/26) |
↓黒猫の駅長さん?はかなり人懐っこい(2006/03/26) | ↓聞こえるのはCRのエンジン音のみ(2006/03/18) |
↑池田発陸別行きの725D。廃線前々日は1両の いつもの姿で静かに運行された(2006/04/19) | ↑陸別発池田行きの724Dが上利別を発車。 池田に到着後さよなら列車となる(2006/04/20) |
↑駅舎ホーム側の壁面にはまだ「さよなら」 「ありがとう」の文字が残っている(2006/05/20) | ↑事務室内は廃線前日に行なわれたお別れ会の 幕と共に閉線の文字が加わった(2006/05/20) |
↓駅舎の待合室は廃線当日そのままの 状態で保存されている(2006/10/22) | ↓駅前通りにも特段の変化は見られない。 代替バスが一日数回この道を通る(2006/10/22) |
↑広い上利別駅構内。2番線、引込み線の上には 裏の製材所の木材が置かれていた(2007/04/21) | ↑上利別駅駅前のバス停には元々あった便所に 加え、木造の待合室が新設された(2007/04/21) |
↓小さなところから徐々に朽ちている(2008/04/26) | ↓駅舎横には物置?が設置されている(2008/04/26) |
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