このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
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大学の最寄り駅である北光社を出ると一気に都会らしくなる。
田園風景から住宅地や工場、そして右手に銀河線の運転基地、
北見運転所が見えるとまもなく終点北見に到着する。池田駅と
同様にJR池田駅を間借りし、運転所とは専用線で結ばれている。
北海道ちほく高原鉄道株式会社の本社があり、社長も北見市長が
務める。JR石北本線に接続し、駅の乗降客は結構多い。06年3月の
JRダイヤ改正までは特別急行「オホーツク9・10号」の夜行が
運行されていたが冬季の季節列車に格下げとなり、夜の交通手段は
夜行バスの「ドリーミントオホーツク号」しかなくなってしまった。
駅前には東急百貨店があり1階部分は大きなバスターミナルである。
鉄道代替の北見バスはここから置戸、陸別方面へと出発することになる。
この北見も他の地域の例に漏れず、郊外スーパーの勢力に押され
百貨店の営業は苦しい。北見駅の象徴としてなんとか頑張ってほしい。
ホームは駅舎に接続する1番線、階段を渡って2、4番線。
2、4番線の池田方に池田方面行き専用の3番線がある。
駅舎の網走方にはJR貨物の北見駅があり、駅構内ではDD51形が
プッシュプルで運転する貨物列車を見ることができる。また駅の
旭川方にはJR北見運転所もありキハ40系やキハ54系が出入りする。
銀河線の北見運転所は池田方の少し離れたところにあり、本線に
並行して運転所までの専用線が敷かれ、回送することになる。
↑池田駅同様、JR北見駅の駅舎を間借り(2004/03/06) | ↑北海道ちほく高原鉄道株式会社本社(2005/06/11) |
↓跨線橋の銀河線のりば案内(2004/03/06) | ↓CRと特急「オホーツク」が並ぶ(2004/03/06) |
↑JR版の北見駅駅名標(2005/09/04) | ↑2月に運行された団体臨時列車(2006/02/25) |
↑運行最終日の北見駅3番線では「ありがとう ございました」の横断幕を掲出(2006/04/20) | ↑北見駅が一番にぎわう時間。明日から池田・ 帯広行きの表示が出ることはない(2006/04/20) |
↑銀河線発着の3番線は駅名標が既になく、 銀河線の信号も袋がかけられた(2006/05/20) | ↑JR北見運転所の片隅にあるCR車3両。 シートがかけられ、今後海外へ行くという(2006/05/20) |
↓各番線の銀河線出発信号もついに 撤去されることとなった(2006/10/15) | ↓銀河線の代替で活躍する北見バス。その奥で 留置中のCR車に変化は見られない(2006/10/15) |
↑3番線はついに撤去。線路もはがされ 跡地は砂利が敷き詰められている(2007/01/28) | ↑会社はただいま清算活動中であり、本拠地は このちほく鉄道の本社ビルである(2007/01/28) |
↓駅裏から見るJR北見駅。自由通路横にある 空き地にはまだ雪が残っていた(2007/04/22) | ↓廃線後、駅構内の線路が整理された。遠軽方にある トンネル横で銀河線が断たれている(2007/04/22) |
↑駅構内に変化は特にないが、駅前の象徴的な 存在である東急が撤退してしまった(2007/11/17) | ↑銀河線のシンボルマークが消えてゆくなか、 ここは人目につく場所に堂々と残る(2007/11/17) |
↓季節便の夜行列車もなくなった北見駅(2008/04/27) | ↓清算結了で遂に社名が撤去された(2008/04/27) |
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