このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
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陸別町内の小利別より15.9km。途中池北峠を境に十勝から
網走に入る。池北峠は今季何回か通ったが、汽車と車とでは
安心感が違う。やはり汽車のほうが安全であるし、沿線の
景色も楽しめる。鉄路廃止バス転換でこの峠の利便性・安全性を
どのように守るのか、しっかり検討しているのか不安が残る。
網走管内である置戸町は林業と農業の町である。林業の面で
有名なのがオケクラフト。木を材料とした食器をそう呼んでいる。
町内には多くの工房があり、駅舎内にもオケクラフトが展示
されている。また、毎年7月に開かれる人間ばん馬も有名。
輓曵(ばんえい)競馬の人間版のようなもので、人間が丸太を
載せた鉄のそりを引く競技であり、駅裏のブロンズ像でその
様子が伝わると思う。ふるさと銀河線が廃止予定である2006年
(平成18年)は第30回の記念の年を迎えることとなる。
駅舎は「おけとコミュニティーホール ぽっぽ」を併設。
軽食・喫茶店をはじめ、会議室や商工会も同居している。
列車は北見〜置戸の輸送密度が比較的高いためか、北見行きの
列車はかなり多く(…銀河線内では、の話です)12本。
それとは対照的に、陸別・池田方面行きは半分の6本で、最終
の陸別行きを除き、池田(快速「銀河」は帯広)行きである。
ホームは主に1番線を使用し、上下線共に発着がある。
2番線は北見〜置戸の折り返し列車や臨時列車の留置に
使われることが多い。1・2番線共に上下線の出発信号を
を備える。また、北見方には保線用の留置線があり、ハイモ
(排雪用モーターカー)などの保線用車両を見かけることがある。
↑置戸駅は2階建ての立派な建造物(2005/11/05) | ↑置戸駅の周辺は再開発されている(2005/11/13) |
↓1・2番両線の上下線に出発信号がある(2006/02/26) | ↓駅南側には人間ばん馬ブロンズ像がある(2005/11/05) |
↑この日は2番線に臨時列車が停車中(2005/09/23) | ↑側線にはよくモーターカーを目にする(2005/11/05) |
↑1番線の702D快速「銀河」が発車。2番線の CR75−101は陸別での保存車両(2006/04/20) | ↑置戸駅では銀河線最終列車757D発車後の ラストランイベントを準備中(2006/04/20) |
↑陸別に同じく置戸にもモーター カーが集められていた(2006/05/20) | ↑置戸駅の南側には線路の撤去等に伴って 排出された鉄道の部品を集積(2006/05/20) |
↓“ゆかりの松”の横には明治44年 開業の記念碑が残っている(2006/10/15) | ↓置戸駅には立派なホームがあるが、 活用の方策はあるのだろうか(2006/10/15) |
↓ホームには一面雪が詰められイベントの準備中? 駅事務室は歯医者さんが入居予定(2007/01/28) | ↓置戸工務区に留置されていたモーターカーの姿は ない。どこかに譲渡されたのか(2007/01/28) |
↓線路に投げられていたこともあり、この時期に なってもまだ多くの雪が残っていた(2007/04/22) | ↓駅事務室はすっかり姿を変え歯医者さんが 入居、すでに営業を始めている(2007/04/22) |
↓構内の踏切から北見方は線路が 見事に剥がされてしまった(2007/11/17) | ↓置戸工務区のモーターカーはすでにないが、 車庫も撤去が始まっていた(2007/11/17) |
↓構内の北見方の線路は全て撤去された(2008/04/27) | ↓駅前は特に変わったところはない(2008/04/27) |
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