このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

郵便車&荷物車のページ  

  1. スユ44
  2. スニ40
  3. マニ44
  4. マニ31
  5. マユ31
  6. マユ33
  7. マニ36
  8. オユ10
  9. オユ12
  10. マニ60
  11. マニ50

スユ44: 貨車然とした外観が好きです

国鉄時代には、EF58の牽く長大な郵便列車・荷物列車が存在しました。
新旧様々な車両が組み込まれていることが多く、とても興味深い存在でした。
このスユ44も、そんな列車を再現したくて、
まず1両をネットオークションで、もう1両を中古模型ショップで手に入れました。
しばらくはその2両しかない状態だったのですが、2007年になって、最新ロットも試しに増備してみました。
すると・・・おや、最近のロットは車輪が黒染めになっているんですね。
って、それ以外は何十年もの間、何も変わっていないようですが。。。
まるで貨車のような外観ですが、れっきとした客車で、
同系のスニ40ともども、マニ50やマニ60、オユ10やオユ12などとの混結で、
EF58やEF61などに牽かせたらお似合いです。

スニ40: スユ44とほぼ同じ外観の荷物車



上記スユ44との違いは、形式番号と郵便マークぐらいのものです。
しかしこちらは、KATOが関水金属ブランドだった頃から生産している古い車両で、
当時のパンフレットには、貨車のところに載っていました。
確かに車体構造も台車も貨車と同じではありますが、これもれっきとした客車です。
まず上段左の2両を中古模型ショップで手に入れた後、
上段右の2両を、別の中古模型ショップで手に入れています。
こういったたくさん欲しい車輌は、中古車で充分ですよね。。。

そして下段の1両は・・・最近では珍しい初期ロットです。
やはり中古模型ショップで発見しました。
ボディ側板裾にブルーの塗装がなく、番号がスニ40 1となっているのが、その後のロットとの違いです。
(最近の車番はスニ40 16)
このような製品でも、初期ロットだ!と興奮してしまうのが私です。。。

マニ44: これぞ貨車と客車の合いの子のような形態

スユ44とスニ40が、「人の乗るところのない」貨車然とした姿に徹しているのに対し、
ちゃんと乗務員が乗れるようになっているのが、このマニ44です。
リブが並んだ側板や屋根はいかにも貨車なのに、
全長20mにも達する堂々とした青1色の車体と乗務員扉が、客車であることを主張し、異質さを強調しています。
これはGMのキットを組み立て品、それを安く売っていたので、つい買ってしまったものです。
工作や塗装は丁寧で、KATOのスユ、スニと並べてもひけをとりません。
しかしそこはGMキットの悲しさ・・・かなり腰高なのが残念です。
そのうち腰高を改善する加工をしてあげることにしましょう。
KATOのスニ40と並べると、腰高がよくわかります

マニ31: 郵便/荷物車セットから・・・ダブルルーフとシングルルーフのある、スハ32系の荷物車

2006年、MODEMOが発売したセットの中の1両です。
このセット、出来がすばらしいので発売と同時に手に入れたかったのですが、
価格がネックになっていて(どうも動力ナシで10000円以上というのはためらう。。。)、
やっと中古模型ショップで新古品を見つけたため、購入したのです。
マニ31は窓配置が同じで屋根の違う2種が入っていました。
出来はよいのですが、リベットの多いダブルルーフ車体は・・・ナンバーの貼り付けが困難なのには参りました。
また、屋根は黒い方が実感的だと思います。
どちらも蒸機や旧型電機の牽引がお似合いでしょうね。

マユ31: :郵便/荷物セットから、ダブルルーフの古風な郵便車

郵便/荷物車セットからの1両です。
中村精密の定評あるディテールはさすが、MODEMOの組立もきれいにできています。
ナンバーの貼り付けが難しいのが難点ですが。。。
このセットを何セットも買う人はさほどいないと思うので、ナンバー印刷済みでもいいように思います。
ダブルルーフの郵便車など、どんな場面で使えばいいのか、私にはよくわかりませんが、
蒸機の牽く客車列車に混ぜるか、旧型電機の郵便/荷物列車編成で使用すればいいのかな。。。

マユ33: 郵便/荷物車セットの1両は、ウィンドヘッダー上の小さな窓が個性的

これも郵便/荷物車セットからの1両です。
元々は中村精密の金型ですから、ディテールの出来は申し分ないし、細かい印刷も綺麗です。
旧い郵便車特有の小さな窓も、見事に再現しています。台車の表現も見事です。
しかし・・・難を言うなら、やはりナンバーのインレタでしょう。
リベットのある車体にナンバーを綺麗に貼るのはかなり難しいし、
窓ガラスに貼り付ける・・・窓ぴったりサイズの〒マークなど、私にはどうやっても無理でした。
思い切り改善をしていただきたい部分です。

マニ36: TOMIXのスハ32系の一員。素晴らしい出来に感動

郵便・荷物車の類は普通車からの改造が多く、実にバラエティに富んでいます。
模型の世界でも、1種類でも多く持っていて、決して損はありません。
特に・・・このような旧型の荷物車は、たまんないですね。
TOMIXがスハ32系を発売したとき、スハ32を改造したマニ36をラインナップしてくれました。
素晴らしい出来なのは言うまでもないし、今まで完成品はなかった(と思う)形式なので、
とても嬉しいです。
もう2、3両持っていてもいいかな・・・

オユ10: 客車急行に組み込みたい車両、貴重なCAB製とマイクロエース製は、非冷房車

     KATO製                            KATO製

      CAB製                            マイクロエース製


KATOのオユ10は比較的新しい製品なので、ディテール表現が実感的、窓の〒マークも鮮やかです。
1両目は2003年に中古模型ショップで買い求めたもので・・・ほとんど新品に近い状態でした。
2両目はマイテ49が欲しくて入札したネットオークションで、ついでに手に入れてしまったもの。。。
屋根にはパステルのウェザリング、貫通ドアとテールライトには汚い色差しがありました。
テールランプを点灯式にしたいと思っているので、色差しのある方は改造しようと思います。

ただ、冷房化改造される前の姿も模型化してほしいな〜と思っていたら、
なんと!1970年代に鉄道模型社がCABというブランドで販売していた貴重なオユ10を、
ナハフ10 と一緒に、中古模型ショップで格安ゲットできました!
ボディは真鍮製で、製造時からあると思われる塗装の乱れもありますが、全体的にはきれいです。
なにしろ貴重な製品なので、KATOカプラー化しただけで、大事に使うつもりです。
販売されていた当時、台車には関水のTR50が指定されていたはずですが、
この個体には、GMのTR50がついています。

そして3社目のオユ10は、マイクロエース製です。
中古模型ショップでジャンク扱いのものを買い求めました。
ディテールは細かいし、塗装はきれいだし、状態もよく・・・なぜこれが数百円だったのか、わかりません。
何しろ、両妻面のテールライトが点灯するのですから!
(KATO製品などは、たいていの場合、片妻面だけの点灯)
側面窓が、KATOやCAB製に比べると低い位置にあるのも、マイクロエースらしいところです。

これは何かの車両セットに入っているものをばらしたのでしょうが、どうして屋根が灰色なんですかね。


上からCAB、マイクロエース、KATO


左写真:この色差しはどうにかしなきゃ。。。
中写真:CAB製のこのテールライトも、色差しだぁ・・・
右写真:マイクロエース製は両妻面のテールライトが点灯します

オユ12: 深い屋根が好き。青と茶、両方買いました

2005年に発売された、KATOの製品です。
上のオユ10が冷房改造後の姿なのに対し、こちらはオリジナルの深い屋根で、
しかも今回からテールライト点灯化されたというのが、嬉しい製品です。
そのぶん、お値段は高くなってしまいましたけど。。。
私の抱く「郵便客車」のイメージは、まさにこれで、青も茶も捨てがたい魅力を持っています。
まだまだ揃えたいと思っています。



マニ60: 蒸機や旧型電機の牽く客車列車にお似合い

      KATO製初回ロット(屋根塗装)              マイクロエース製
KATO製最新ロット

KATOのマニ60の1両目は、記憶によれば、新発売された当時(80年代初頭?)、すぐに買ったはず。
当時、ケーディーカプラー取り付けを標準化しようとしていて、これもその1両です。
ケーディーカプラーは高価だったため、すぐに挫折してしまいましたが。。。。
しかし、その後登場した、安価なKATOカプラーと互換性があり、連結可能なのは嬉しいですね。
尚、屋根は、当時製作に凝っていた中村精密キットと同じように、艶消し黒スプレーを吹いています。
2両目は、2005年に最新ロットを中古模型ショップで手に入れたものです。
この2両の間には20年以上の年月が流れているのに、ほとんど差がわかりませんでした。

一方、マイクロエース製のマニ60は、急行「彗星」セットに含まれて入るものです。
本来単体売りはしていませんが、ネットオークションに出品されたものを手に入れました。
屋根は、元から黒くしてありました。
テールランプが点灯式なのが嬉しいです。


左写真:上がKATO製、下がマイクロエース製
右写真:左が初回ロット(屋根塗装)、右が最新ロット。違いはわかりません

KATO製とマイクロエース製では、プロトタイプが異なるのでしょうか、
窓配置、色調、車体表記などに差異があり、
また「カチッとした」KATO製、「ぽてっとした」マイクロエース製という、雰囲気の違いもあります。
KATO製は初回ロットも最新ロットも違いがわからず・・・20年以上も同じ品質を保つとは、さすがです。


マニ50: 今となっては貴重なプラ車輪製2両と最近のロット1両

      初回ロット                             最近のロット
国鉄末期の新鋭客車、赤い50系の一員として登場した荷物車で、すぐに荷物列車の主役になりました。
TOMIXが実車の登場後間もなく普通車ともども製品化しました。
理由はもう忘れましたが、私はなぜだかマニ50だけ購入したのです。
最初期のロットは、当時のTOMIXのトレーラーの標準である、プラ車輪を履いています。

そして四半世紀後にようやく2両を増備しました。
どちらも中古模型ショップで見つけたもので、1両はプラ車輪の初期ロット、
もう1両は金属車輪の最近のロットでした。
どちらもその後KATOカプラー化しています。

3両とも、車体の色合い、艶がかなり違います。


左が初回ロット、右が最近のロット。初回ロットはプラ車輪が特徴。車体の色合いと艶も違います。






このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください