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栄光の国鉄急行列車 |
2009年1月1日新設
2010年5月23日更新
ゆのくに〔YUNOKUNI〕 DC急行 EC急行
大阪から北陸本線で、金沢まで運転してい急行列車。運転区間は大阪〜金沢間、北陸本線の金沢電化が完成した1963年4月20日改正で、 加賀 と共に電車急行として誕生しました。車両は当時最新鋭の交直流急行形電車471系が使用されました。その後1965年10月改正では、加賀に列車名が統合され一旦廃止されてしまいます。
そして、1968年3月10日改正では、急行加賀と急行奥能登が同じ北陸の温泉町へ向かう列車であったため、統合され急行ゆのくにとして再スタートしました。4往復中、金沢行3往復はEC急行であり、七尾線直通の1往復はキハ58系のDC急行として運転されました。
写真は、大阪駅で出発を待つの電車急行ゆのくにです。車両は471系、473系、475系のいずれかで、冷房工事前の姿で、屋根上には、分散式冷房装置は、見られません。先頭車は、クハ451又はクハ455で、60HZ専用識別用の、クリームの細帯が、塗装されています。1968年頃に、TAKEMASU様が撮影された貴重な写真を掲載しています。
急行<ゆのくに> 大阪駅にて 1968年頃 TAKAMASU様撮影
写真は、大阪駅、11番ホームで出発を待つゆのくにです。先頭車はクハ455、当時、471系、473系、475系編成には、車体側面下部に60HZ識別用の、クリーム細帯が巻かれていました。ヘッドマークは大型です。このヘッドマークは、1978年10月改正で小型化されましたが、北陸本線の電車急行列車は廃止される晩年までヘッドマークが取り付けられていました。
急行<ゆのくに>クハ455 大阪駅にて 1974年10月撮影
写真は、大阪駅で撮影した11番ホームで出発を待つキハ58系ゆのくに2号(右)です。七尾線経由の和倉行きで、当時非電化であったため、この1往復のみが、DC急行として運転されました。この列車には新潟行きの 越後 も並結されていました。左の列車は大阪駅に到着したキハ58系但馬1号+みまさか1号です。
DC急行<ゆのくに>右キハ58系 大阪駅にて 1971年撮影
その後、急行ゆのくには、1978年10月の改正では、七尾線直通のDC急行が廃止、電車急行も1往復に減便され、1982年11月15日の改正では、特急 雷鳥 に吸収される形で、廃止されました。
急行<ゆのくに> 山崎付近にて 1975年3月撮影
下の写真は京都駅に停車する大型ヘッドマーク時代のゆのくにです。1978年8月16日、デジアナ様が撮影された貴重な写真を掲載しています。
急行<ゆのくに>457系 京都駅にて 1978年8月16日 デジアナ様撮影
下の写真は晩年のゆのくにです。1981年頃、山崎駅付近にて撮影、ヘッドマークは小型化されています。車両は50、60HZ共用の制御電動車クモハ457−19です。
急行<ゆのくに>457系 山崎付近にて 1981年頃撮影
この写真もヘッドマークが小型なって以降のゆのくにです。デジアナ様が1981年頃、山崎カーブにて撮影された写真を掲載しています。
急行<ゆのくに>457系 山崎にて 1981年頃 デジアナ様撮影
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