このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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* <1> 嵐山の謎の電車?

  嵐山の謎の電車解決編

 嵐山の謎の電車について、以下の謎に対して、電車は京都市電の200形の廃車体、場所は愛宕山鉄道、釈迦堂駅跡の児童公園と考えていましたが、釈迦堂駅跡の横に住んでおられる方より、“写真の電車は、釈迦堂駅跡の児童公園に有ったものでは無く、近くの別の公園にあった別の京都市電200形の廃車体では?”という貴重な情報をいただき、この電車の謎が再び深まりました。

  1. この電車の正体?
  2. この電車を撮影した場所?
  3. この電車が今もあるのか?

 <結果> 釈迦堂駅付近に在住されているOHSHIMA様の情報を元に再度、置いてあった場所を探索いたしまた。

  1.  電車は京都市電の200形の廃車体、車番は不明です。
  2.  電車が置かれていた場所は門前裏柳町の児童公園です。(住所:右京区嵯峨釈迦堂門前裏柳町)
  3.  現在は存在しません。

探索内容詳細

 2003年7月某日に電車が置いてあったと言われる門前裏柳町の児童公園をまず探しました。
 場所は観光客が普通通らない、住宅街の中です。
 OHSHIMA様の情報の通り、確かに、道の行き止まりに小さな児童公園がありましたが、私が電車を撮影した時の面影は全くありませんでした。
 廃車体のバックに写っている山影をたよりに置いてあった場所を探しましたが、家が立てこんでおり、難航し、児童公園の桜の木と、山影から、今は民家の物置や庭先になっている場所が、怪しいと思いましたが、確信を得られませんでした。
 横の民家の人が出てこられたので、聞いてみると、確かにここに電車が置いてあったそうです。その場所が以下の写真です。
周辺の状態は全く変わっていますが、バックの山影は一致しています。
これで、長年の疑問であった廃車体が置いてあった場所が確定出来ました。

電車 撮影当時1976年頃

0389-18P.jpg (48598 バイト) 現在の様子 2003年7月撮影

以上で、謎の電車の探索は一旦終了したいと思います。

又、次のページでは、最近の愛宕山鉄道、平坦線の路線跡の様子を紹介します。

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