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鉄道ジオラマ

当工房オーナーが製作したジオラマの一部をご紹介しています。
こちらでも作品をご紹介しています

※掲載されている全ての作品および写真の著作権は、マジブラ工房オーナーの宗右衛門にあります。
許可なく転載・複製または使用することを禁じます。


 春の記憶シリーズ
 「静寂(夜桜の駅)」2002年作

 「春模様」 2004年作

「桜路(さくらみち)」  2004年作                                 ユタカ模型 様 蔵 (茨城県水戸市)


春の桜路電車区」  2006年作     「RM MODELS 130号 (2006年6月号)掲載

  

  

  

  

  

  



 夏の記憶シリーズ
 「昼下がり」2003年作                                                         Hide車両工場 様 蔵 (北海道札幌市)
 

 「線路脇」2003年作                                                     「ezoほたる」管理人 様 蔵 (北海道北見市)

 「幼き鉄道カメラマン」2004年作                                                NAK企画 様 蔵 (茨城県水戸市)
 

踏切を渡るとき、遠くにこちら
にやってくる気動車が見えた。
「あっ、急行だ! よぉ〜し!」と気合いを入れる。





   

「これはいいチャンス!」と、急いでカメラバックからカメ
ラを取り出し構えた。
「柵がちょと邪魔かな…」
こんな時、「望遠レンズがあ
ったらな…」と、いつも思う。

勾配区間なので、気動車の
エンジン音がゆっくりと近づ
いてきた。


 

「いや、縦ではなく横にしよう」
カメラを構え直し、ファインダーを覗いた瞬間、三輪トラックがトコトコと音を立てて割り込んできた…。





 

トコトコトコ…、トラックは何のためらいもなく接近してくる。 それと同時に気動車も接近してくる。
必死でアングルを調整する。
「うわぁ、かぶった!」




  

焦りつつカメラを縦に構え直し、気動車のフロントサイドだけでも!、と思ったが…。
「うがぁ、荷台が…」
願い通じず…、撃沈…。






   

「くっ!」と唇を噛んで、踏切
待ちする三輪トラックを睨み
つつも、仕方なく後追い撮影
に望みを繋ぐ。







 

踏切から先は勾配区間だし、
夏のこの時期は何て言って
も下草が邪魔…。
「うぅ、あまりよくないなぁ…」





  

「ありゃぁ〜」
リアはブラインドの中…。
しかも草が…。
水鏡にも写らず…。
やっぱり撃沈…。






 

いつもこんな失敗ばかり…。
それでも、夏休みには、線路
脇に立つ大きな木の太い枝
に腰を下ろして、目の前を通
過していく列車を眺めること
が、一番の楽しみだった。

            

                             

      幼い頃、線路脇にある祖父母の田んぼへよく連れられて行きました。
      祖母が田んぼ仕事をしている間、私は目の前を通過する列車を眺めて過ごしました。
      今度はどちから来るのか、どんな列車がくるのか、ワクワクした気持ちで待っていました。
      当時その路線は電化されていましたが、電車や電気機関車に混じって、蒸気機関車の牽く貨物列車や気動車の特急・急行列車なども
      頻繁にやってきました。
      その頃もしカメラがあったら、いったいどんな気持ちで、どんな写真を撮影したのでしょうか。
      ジオラマを作る手を休めて、ときどきそんなことをぼんやりと考えていました。


 「蛍(仮題)」製作中



 秋の記憶シリーズ

 「斜光・日の出」 2002年作




 冬の記憶シリーズ

 「たこ・たこ・あがれ!」 2003年作




 Bトレ用ジオラマ&レイアウトシリーズ      
 Bトレ&Nゲージ共通ミニレイアウト

  「モミの木鉄道」 
2004年製作

   このミニレイアウトはBトレ用専用レール(BANDAI 「Bトレインショーティー専用レールセット」)を使い製作したものです。
   当初はコンビニ限定発売されたEF58と20系寝台車のために製作を開始しました。
   専用レールセットには「通常のNゲージ車輌は走行できません」と注意書きがありますが、そこを何とかNゲージ車輌も走らせることも目的にしました。

             
                                                        ミニレイアウトにこの専用レールをチョイス
                 
             このミニレイアウトは本来はBトレ用だったのだが…。


田んぼの中に踏切があった

踏切はあまりにも簡素なつくり
 
 目指す木は線路の
   すぐ向こうに見えた
 
 その木は蒼い空に向かって
      のびるモミの木だった
 
  木の下には心地よい
     日陰ができていた
   
 遠くで汽笛が聞こえた
  やがて貨物列車が現れた
 
 モミの木の下へ
    ゆっくりと近づいてきた
 
 やがて木の下で待つ       私たちの前へ
   
 機関士は私たちに
     手を振りながら
       軽く汽笛を鳴らした

 
   このレイアウトでは、台車やカプラーなどを加工することで、マイクロエース社製「DD16」、貨車はTOMIX社製「タキ5450型」、KATO製「タキ1900」の
   Nゲージ車輌が走行させることができます。





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