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4日目あさまに揺られて善光寺編

吾妻線車窓
吾妻線車窓

電車は深い山間を縫うようにして走る。
途中、立派な橋桁を造っていたので高速道路でも
造っているのかと思い、後で調べてみると
同地区でダムの建設が予定されていて、
そのダムにより水没する道路の付け替え工事だとゆう。
吾妻線の一部区間も水没する予定で新線に付け替えられるらしい。
水没前の貴重な車窓になった。

高崎駅
高崎駅

高崎駅で長野行き新幹線に乗り換える。
高崎からは東京に向けて上越新幹線と長野新幹線が合流する為、
運転本数が通勤電車並みに増加する。

高崎駅11:40発あさま517号
高崎駅11:40発あさま517号

また新幹線だ〜…
なんて贅沢な事を言っていたら、自由席はなかなかの乗車率。
ホームで10分前から並んでいたので、なんとか座る事が出来た。

そして長野
そして長野

高崎から、たった54分で長野に到着。
長野県の県庁所在地で人口約38万人。
日本で3番目のオリンピック開催都市。
オリンピックとゆうのは、まだ記憶に新しい1998年の長野冬季オリンピックだ。
人口規模では北海道第二の都市旭川(人口約36万人)と近いが、
駅周辺の賑わいはケタ違いに長野の方が賑やかで、活気がみなぎっていた。
長野県の県庁所在地だとゆう事や、オリンピック開催都市だよゆう事もあるが、
やはり新幹線で東京との距離が縮まった事が大きいのであろう。

長野駅善光寺口
長野駅善光寺口

駅前にバスターミナルがあったが、
あまり広くないバスターミナルに引っ切り無しにバスが出入りしていた。
駅前から不規則に道路網が広がっていて、碁盤の目に整っている
札幌や旭川の駅前と比べると雑多で余計に賑やかに見えた。
札幌や旭川のように歴史が浅く計画的に造られた街は
‘道路が出来てから人が歩いた’で、
本州の歴史のある街は‘人が歩いたから道が出来た’ってな感覚だ。

長野電鉄
長野電鉄

駅前バスターミナルのすぐ横に長野電鉄の乗り場があり、
その長野電鉄長野駅は地下にある。
地元の人たちには‘長電(ナガデン)’と呼ばれているそうなので、
以下長電とする。
事前の調べによると、今日の目的地である善光寺の
最寄に善光寺下駅とゆう駅があるんだけど、
その駅から善光寺までは歩くと10分以上かかるらしい。
しかし多少歩いてでも長野電鉄で善光寺に向かうことにした。
ホントはバスで行けば安くて善光寺の目の前まで
行ける事も調べて分かっていたんだけど、
ただ単に長電に乗りたかったのだ。
もちろん嫁さんには内緒である。
嫁さんは降りる駅名が‘善光寺下’なので
電車で行くのが当然と思ってくれているようだ。

長電長野駅改札
長電長野駅改札

長電を地方都市の中小私鉄とあなどってはいけない。
長野〜善光寺下間(約2km)は地下化されていて地下鉄のようだし、
朝夕のラッシュ時には約10分間隔で普通電車が走り、
その合い間に特急電車も走っているのだ。

長電長野駅ホーム
長電長野駅ホーム

しかし、利用した時間がお昼を少し過ぎた時間だった為か、
ホームに客は誰もおらず、3両編成の電車にも
数名の乗客しか乗っていなかった。
札幌もそうだが地方都市の公共交通機関の経営はどこも厳しそうだ。
また、使用する車両は大手私鉄会社から買った中古車両が多い。
写真の車両は元東急電鉄の8500系とゆう車両だそうだ。
しかし古い車両が多い長電だが、見かけた車両は全て
ピカピカに磨き上げられていた。

善光寺に向かう道路
善光寺に向かう道路

善光寺下駅で降りて地上に出ると、
小さく善光寺と矢印の書いた看板が有ったので、それに従い道を進んだ。
しかし、その道は歩道の無い狭い道で、
ホントにこの道で合ってるのか?と不安を抱きながら黙々と歩く。

善光寺仲見世通り
善光寺仲見世通り

歩く事約10分、無事に善光寺の仲見世通りに出た。
石畳の参道の両側にお土産屋やお食事処が軒を並べる風情ある通りだ。
通りの突き当りが善光寺の山門(三門)。

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Last updated: 2008/5/4

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