このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

     桧原マツ  2009年4月12日

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英彦山六峰の一つである桧原山の正平寺で開かれている桧原マツに行って来ました。英彦山六峰のほとんどは神仏分離で神社に替わり、お寺として残っているのは正平寺だけです。お寺に神輿・・・見事な神仏習合となっています。
 
桧原マツの始まり前
正平寺は駐車場が狭いので、遅くなると駐車場が満杯になります。このため、早めに行って周辺を一回りしました。正平寺の講堂前では神輿が出され、お下りの準備が進められていました。 

桧原マツのスケジュール  

正平寺講堂

神輿の準備
 

もうすぐお下りです
お下りの開始
いよいよお下りのスタート、7人の僧侶がやって来ましたが、このうち5人は国東の天念寺の鬼会に出ていた僧侶でした。話によると正平寺の近くに天台宗のお寺がないので、国東から手伝いに来るとの事です。

お下りの始まり

5人は国東から来た僧侶です

いよいよスタート

梵字鳥居をくぐって

下宮に向かう
 

下宮に安置
■法要
内部は写真を撮りにくい雰囲気だったので、写真が少ししかありません。分厚いお経をアコーデオンみたいにしながら読経し、最後にはぶ厚いお経で参拝者の背中をなでていましたが、どんなご利益があるのでしょうか?

法要が開かれる講堂

法要風景

お経で背中をなでるとご利益がある
 

正平寺住職の法話
お上り
お上りのメインは、白装束覆面姿をした僧兵の3人を先頭に進む僧侶と神輿です。どんな由来かは知りませんが、絵になる景色です。

白装束に覆面姿の僧兵が参上

いよいよスタート

まるで大名行列
 

ここで回ります
お田植式
求菩提山のお田植祭り、等覚寺の松会に似ていますが、それなりに特徴があります。桧原マツの良さは役者のノリと観客との対話、楽しさ・滑稽さでは桧原マツが一番だと思います。昔は等覚寺と同じように幣切りもやっていたらしい。

お田植式の始まり

観客も満員状態

あぜぬり登場

あぜぬり

しろかき

求菩提山に比べると小さい

はらみ女の出番
 

牛へハミやり
餅まき
最後は餅まきですが、国東の天念寺に比べると量が多いようにありました。餅まきに参加するのでなく、写真写し・・・・ 

餅まきのはじまり
 

みんな一生懸命です
千本桂
時間があるので、正平寺の裏側にある千本桂に行って来ました。千本桂の木を見るのは初めてですが、まばゆいような新緑を見る事ができました。

千本桂

千本桂の新緑

桂の幹
 

桂の葉っぱ
桧原山の花
地球温暖化のせいか、シャクナゲの開花も早くなっているような気がします。たしか以前は連休頃に開花と思っていましたが・・・ もう一週間で満開でしょう。

シャクナゲ

シャクナゲの蕾


 

桧原マツ情報
桧原マツ説明 中津市のHPの中に由来の説明がありました
桧原マツ写真集 中津市のHPに4年分の写真集がありました

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