このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

           国東六郷満山めぐり  2011年2月13日

丸小野子供修正鬼会
2013年2月10日 2011年2月13日 国東六郷満山 山登り目次 Home

国東市の丸小野にある子供修正鬼会に行ってきました。天念寺などの鬼会に比べると観客も少なく静かですが、可愛い鬼達が頑張っているのを見ていると、思わず頑張れ・・・と応援したくなるような鬼会です。
 
鬼会の準備
丸小野寺で開催されるのかと思ってお寺に行ってみましたが、鬼会が開かれる気配がありません。地元の人に聞いたら、鬼会はお寺で開催するのでなく、持ち回りの座元が会場になるとの事でした。

座元の納屋で鬼会の準備中

木彫りの鬼面とリュウノヒゲ
 

各種の鬼面
鬼会会場
時間があるので、鬼会の会場となる稲荷権現まで行って来ました。稲荷権現は座元から少し登った山の中にありますが、途中の道は大松明を持って登れるのか? というような狭くて急な山道でした。

松明の準備中

完成したオオダイ
 

会場への急な登り
鬼役の準備
夕方の6時から、座元の納屋で鬼の衣装作り(鬼絡げ)が始まります。昔は子供が多くて鬼役は長男しかなれなったそうですが、今は子供の数が減り鬼役の子供が足りないと言っていました。

鬼役の準備が始まる

かずらを巻きつけていきます
 
垢離取り
垢離取りはどうするのか?と聞いてみたら、川に飛び込むのでなく川の水で顔を洗うだけとの事でした。子供だから、あまり荒行は無理ですね~

座元の前の川へ
 

座元へ引き上げ
盃の儀
天念寺などの鬼会に比べると家族的というかかわいい盃の儀です。ストーリは普通の鬼会と同じようです。住職は一人ですが、引き立つのが隣の可愛い女の子、パンフレットによると小僧役との事です。

盃の儀が始まる

小僧役は可愛い女の子 左が如意 右が幣を持っています

最後に塩水をかける
 
タイアゲ
大松明は1本と少し寂しいタイアゲですが、少ない人数でよく頑張っていると思います。手ぶらでも大変な急坂を登る姿は壮観です。今回は雪が降って湿っているので問題ありませんが、乾燥していたら山火事になりそうです。

タイアゲの開始

大松明を担いで急坂を登る

山道を運ぶ

法庭に立った大松明の前で読経する僧侶
 
鬼の面をかぶる
二匹の鬼による米華が終わると、次は残る鬼面の準備です。手作りの鬼面とリュウノヒゲで作った髪 なかなか立派な鬼が出来上がりました。

鬼の面をかぶり

鬼作りの完成
 
香水
山の中での香水・・・ 板間で下駄の音がする香水に比べると、少し物足りない気がしますが、可愛い鬼達が一生懸命頑張っているのを見ると、ガンバレ!! と応援したくなるような鬼会です。

香水の始まり

3人で香水

またまた二人で香水
 
災払い鬼
災払い鬼は他の鬼会と同じようにタイレシに背負われて参上します。三三九度の法と災払い、悪魔祓いが執り行われますが面白いのは悪魔払い。 鬼達が参拝者を取り囲み、足元に松明を付けて無病息災を祈りますが、ズボンが焼けそうです。

タイレシに背負われて災払い鬼の参上

悪魔払い   ズボンに火が着きそうです

最後に鬼達が松明も持って引上げます
 
丸小野子供修正鬼会情報
丸小野子供修正鬼会 国東かぜ発信さんのHP 詳しい説明書きがあります
丸小野子ども修正鬼会 川組後援会さんのHP 素晴しい写真が満載 

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