このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

武夷山   

                大紅袍  da hong pao  2007.02.20
目次 一線天 天遊峰 水簾洞 大紅袍 虎嘯岩 九曲渓景区
武夷宮 度暇区 中国旅行 Home

武夷岩茶の中でも最高級「伝説のお茶」と言われているお茶の品種が「大紅袍」です。現在では、わずか6本の木がここに残っているそうです。 年間に1kg程度しか取れなく、最高では200gで300万円の値段がつくとの話。

大紅袍入り口
この先に何があるのか? というような山の中を歩いて行きます。 回りは武夷岩茶の茶畑、日本の茶の木に比べると葉っぱが大きく、まるで椿の木?と思われる形をしています。

大紅袍景区地図

大紅袍入り口

回りは茶畑
 

こんな道を進みます
大紅袍に到着
入り口から15分程度歩いて行くと休憩所がある場所に到着します。ここが有名な「大紅袍」のある所です。岩壁のわずかの土地にバラバラとした木がありますが、これが大紅袍です。

大紅袍に到着
 

ここで記念写真
 

これが有名な大紅袍
 
大紅袍の話
平野久美子さんの「中語茶 風雅の裏側 スーパーブランドのからくり」に大紅袍の事が詳しく書かれています。要約すると
・武夷山に皇帝直轄のお茶園ができたのは元代1302年の事。
・霧が多い気象条件、豊富な湧き水、花崗砂岩の土壌が幸いして質の高い茶のの産地になった。
・大紅袍は明代に植えられた。激動の中国近現代をかいくぐって生き残ったは奇跡に近い。
・収穫量は1kgで1/3は政府の中枢である中南海、1/3は福建省の人民政府、残りの1/3がオークションにかけられる。
という話ですが、武夷山では「なんでも大紅袍」という感じで1缶10元程度の大紅袍が堂々と売られています。

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