このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

1/150&1/160&1/144 (N scale)     2001-08-10 (2005-01-16改訂)



セドリック 330 セダン Tomix 1/150


記念すべき、初の日本車のNスケールミニカー。再販などではなく、当時からず〜っと生産が続いているのは凄いことだと思います。

鉄道模型のアクセサリーでよくあるパターンとして、レイアウトのアクセサリーやNゲージの貨車(車運車)に積むための車として登場。

成型色は紺、アズキ色、白の三台。
塗装と小加工で見違えるほどリアルに!

           (右:加工前 左:加工後)

細密で的を得たディテール表現なので、ボディを塗って細部に色を入れるとかなり良い雰囲気です。
スタンダード仕様

バンパーのオーバーライダーを削り取り、ホイルキャップの中央だけ塗ってハーフキャップを再現。西武警察のスタント車でもおなじみの安グレードに仕立ててます。
(左)トミックス
(右)トミカ →詳しくは こちら


タイヤのナロー具合とか、ドアノブの処理とか、作風が似てますね。

プロトタイプ


ニッサンセドリック 330型 前期モデル(1975〜77)

グレードは2800SGL

後期型はライト回りの形が違います。
Nミニカーを接写。さすがに実車の写真と並べると苦しい。
うしろは10円玉。

出来のいいナンバープレートが沢山欲しいです。

(GREENMAXの「35-1舗道セット」付属ステッカーには白ナンバー・緑ナンバー・教習車など何枚か入っています)
テールランプ配色参考

前期型のセドリックは逆L型のストップランプが特徴です。写真の車は2000ccなので、バンパーにオーバーライダーが付いていません。(グレードはSGL-E)

ミニカーのテールライトは、厳密に見ると後期型のモールドになってます。塗りでごまかしてください。

加工など


130クラウン のページでもふれたように、Tomixのミニカーは全般的にトレッドが狭くタイヤが奥まっているので、車軸を切ってタイヤを手前に出すとプロポーションが良くなります。車軸、シャシーともに接着剤の効きにくい材質なので、瞬間接着剤やゴム系ボンドなどで接着します。ゴム系の方が調整が楽。もちろんシャコタンにもできます。

塗装について


実車は茶系のメタリックや紺色、白、黒、銀などが多く見られました。また、タクシーやパトカーなどにも多く採用された車種なので、カラーリングの幅が広いです。( 参考: トミカの330セドリック個人タクシー

模型は小さいので、筆塗りよりもエアブラシでの吹き付けをお薦めします。モノが小さいので、クリアー掛けて塗装面を研ぎ出ししても大した手間ではありませんが、効果は大きいです。




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