このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 8代目クラウン130型 Tomix 1/150





久々に登場したNゲージレイアウトの救世主?

永らく鉄道模型界の国産車には、330セドリックと5代目クラウンという70年代のものしかなかったので、やっと現行車が登場したと当時は喜んだものです。

製品のバリエーションとしては、タクシー(デカールと行灯つき)とワゴンがある。 しかしタクシーでハードトップ車はちょっと珍しい部類に入るうえ、デカールが 安易に“タクシー”とだけしか書かれていないのはちょっと…。ねぇ。当時の流儀で「富井タクシー」にでもしてもらえれば良かった。


[キロポスト23] 1989年12月 より
プラスチックの素材感、巨大で粗いグリル、太すぎるサイドステップ、ナローなトレッドなどが印象を悪くしていますが、プロポーションはクラウンの特徴をよく捉えています。
小加工と塗装で、こんな感じです。


ちょっとした加工でY31セド/グロに。

詳しくは こちら
トミカ改造品(右)との比較。

写真ではスケール感がよくわからず、混乱します。

トミカは1/65、トミックスは1/150。

ディテールアップ
1) トレッド拡大
2) フルスモークの表現
3) リップスポイラー装着

トレッドを広げる作業は 330セドリック も同様。ホイルは セドリックやエルフと共通ながら、偶然にもこのクラウンの純正アルミにそっくり。フィン状の部分も含めて銀色に塗ればカンペキ。
印のところでシャフトを切ってます。接着は瞬間接着剤かゴム系で強引に。
スモークの表現はお好みで。ガラス上下とボディ内側を艶消し黒に塗ればOK。
ガラス面をスモークブラックに塗るよりも、楽で綺麗に仕上がります。
リップスポイラーはバンパー下部にt0.3プラ板を貼り表現。簡単ながら効果大。前期でリップ付きだと、グレードはロイヤルサルーンGらしいです。

塗 装

モールの黒帯は筆塗りよりも、適当な黒いデカールを細切りにして貼りつけた方が シャープに仕上がるハズ。この時は筆で塗っていたが、前後バンパーのモールをまっすぐ塗るのは大変でした。

一連の加工アイデアは、hatt-aさんによるもの。

プロトタイプ
トヨタ クラウン・4ドアハードトップ


ボディのプレスラインやバンパーのサイズから見るに、当時売れに売れた3ナンバーの4ドアハードトップ。ロイヤルサルーンGとかそういうの。さすがに、細かいグレードが判るようなディテール表現はありません…。

何度かマイナーチェンジを行っているが、テールライトの塗り分け変更なんかで対応できるはず。

以上二点は90年8月のマイナーチェンジ版カタログより。

エアダム風バンパー、下半分が赤いテール、黒色のドアミラー、銀色のサイドモールなどが後期型の特徴。
Tomixのものはバンパーがシンプルな初期モデル。モールは黒、テールランプは上が赤、下がオレンジ。

この写真のクルマは純正オプションのマットガード装着で、モデルに近いシルエット。
リップスポイラーの無い、ロイヤルサルーン。

さすがに昭和生まれの前期型は最近見なくなってきました。


いい車高の落ちっぷり. エアサス壊れか?
参考までに、こちらは5ナンバーモデル(前期型)です。
グレードはスーパーサルーンエクストラあたりか?

3ナンバーのワイドボディ車に比べると平板なドアと、少々押し出しの弱い顔。
ワイドボディが人気なので、将来はレアな存在になる予感。

Tomixのクラウンは、ワゴンとシャシー(=グリル、ヘッドライト、バンパー)が共用なので、顔はこちらに似た雰囲気も感じられます。

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