そして１０回表・・・
しかしバッターは不運にもツィーダ！
ブタゴリラ「オスギの体力も限界だな・・・」
トンガリ「ここまでエースとしてがんばっていたのに・・・」
するとオスギはツィーダを敬遠！
だがボールはバットに引き寄せられた・・・
カキーーン！！
打球はライトスタンドへ・・・・
ホームラン！！ＰＳ学園勝ち越し！！
トンガリ「あらら・・・」
ブタゴリラ「どうなってんだ・・・あいつ・・・」
そう、(Ｓ)(Ｓ)(Ｋ)バットの３つ目とは、敬遠球をチャフのように捕らえ、バットに当てることだった・・・
さらに
続く５番ダッカにもホームランを打たれた・・・
ピッチャー交代！
ピッチャー、大杉君に代わりまして、石田国松君
センター、石田国松君に代わりまして、浦島君
観客「浦島キター！！」
浦島の登場で球場全体が歓呼にどよめいた・・・
国松「早く３アウトに抑えて浦島の打席を・・・」
すると国松は次のバッターから三者連続三振に抑えた！
１０回裏
しかしその差は２点、打順は８番からなので、６番にいる浦島に打順が回ってくることは難しい・・・
すると８番、９番が三振に倒れ、２アウト・・・
バッターは岡本・・・
突然、クロノアのピッチングが狂い始めた・・・
岡本、フォアボール！！
続く２番、３番もフォアボールで出塁
２アウト、ランナー満塁・・・
そしてバッターはブタゴリラ・・・
するとクロノアは・・・失投！
しかしブタゴリラもそれを打ち損じた！
カーン！！
ショートゴロだ・・・
「バックホーム！」
三塁の岡本は懸命にホームへ・・・
セーフ！
岡本「よっしゃぁ！１点とったぞ！」
しかしまだあと１点差・・・
続く５番トンガリで押し出しのフォアボール
そしてバッターは浦島・・・
ピッチャー交代！
ピッチャーはクロノアに代わって・・・なんと羽柴だ！
監督「なんとしてもあいつだけは抑えるんだぞ」
羽柴「了解」
羽柴は超豪球投手・・・ＭＡＸ１６０キロ／時の豪速球を投げれるＰＳ学園の最終兵器なのだ・・・・
すると浦島は(ミ)(ズ)(ノ)バットを構えた・・・
すると羽柴はいきなり速球を投げた！
ズドォーーーン！！
ストライク！！
浦島「ゴホッ！ゴホッ！ゴホッ！」
浦島からはまだ咳が出ていた・・・
ブタゴリラ「やはり完治していないな・・・」
トンガリ「どうしよう・・・」
ズドォーーーン！！
ストライク！！
２球目もど真ん中・・・
羽柴「浦島太郎！これで終わりだ！！！」
すると(ミ)(ズ)(ノ)バットが光った・・・
しかしボールにはかすりもせず・・・
ズドォーーーン！！
ストライーク！！バッターアウト！！
すると浦島の手から出血・・・・
浦島「痛い・・・・痛いよ・・・」
監督「浦島！しっかりしろ！」
トンガリ「浦島！」
ブタゴリラ「おい浦島！立ち上がれるか！」
すると浦島はすぐさま球場近くの病院に搬送された・・・
そう、この(ミ)(ズ)(ノ)バットの真の仕掛けとは・・・
使った者は二度と野球が出来なくなることだった・・・
続く
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