このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

2人の新メンバーの加入で戦力アップが期待されている朝日学園クィディッチ部、6月のある日の放課後・・・

あいにくこの日は雨で、練習中止。浦島も風邪のため欠席。

すると・・・・

バリーーン!!

「大変だ!」
「どうした!?」
「猿山が事故ったらしいぞ!」
学校全体がパニックになった・・・
ミド「嘘!?ソラオ君が交通事故だなんて・・・」
石田国松「事故現場はどこだ!?」
ファド「校門のすぐそこだ!」

浦島家

浦島の部屋のテレビからあのニュースが流れた・・・
アナ「今日、朝日学園高校の校門で男子生徒が車にはねられる事故が発生しました。
   この事故で、朝日学園高校3年、猿山ソラオさんが全治2ヶ月の重傷を負いました。
   乗用車に乗っていた19歳の少年が逮捕されました。」
浦島「ソ、、、ソラオ!!」
キャスター「猿山さんは、市内の西中学の出身で、少年は東中学の出身であることから、東西中学の対立が原因とみられています。」

そう・・・この事故、いや事件こそが一度は回復した東中と西中の関係が悪化することになるのである・・・

翌日、浦島が登校すると、顔に傷を負った広池の姿が・・・

広池「浦島くん・・・・助けて!!!」
浦島「広池!」
浦島はあわてて広池のもとへ・・・
浦島「どうしたんだ!?」
広池「実は・・・校内で紛争が起きてるの・・・」
浦島「紛争!?」
広池「東中派と西中派の争い・・・・」
浦島「またか・・・」
5年前、西中との紛争を経験した浦島・・・・
そしてソラオの事故がきっかけで再び対立した東西中学・・・
広池「実は私・・・西中出身なの・・・」
浦島「えっ!?ホ、ホントに!?」
広池「うん・・・さっきも東中出身の人にボコボコにされたわ・・・そして
今日の授業は急きょ中止になったの・・・」
浦島「それはそうだろな・・・・こんな紛争が起きてしまったら授業どころじゃないぜ。」
浦島は繰り返された紛争を重く受け止めていた・・・

続く

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