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<デイン王城>
アシュナード「くそぉーっ!ガロインを落とせなかった!」
ガロインに敗れ、腹を立てるアシュナード
アシュナード「こら!アンダーソン!なぜ援軍が来なかった!?」
どうやら三枢軸のトップ会談らしい
アンダーソン「あのバカがまた・・・」
乙女「それより国王、私にいい考えがある」
アシュナード「どういう考えだ」
乙女「軍事力のない親米国、すなわちF.S.(ファイヤーランド=アイススクウェア)を攻めればいい」
アシュナード「それはいい考えだ、アメリカを脅せるぞ」
<ファイヤーランド=アイススクウェア共和国 首都アイスシオン>
F.S.大統領 ペリカーン「いつかは我が国もデイン軍の餌食になるかもしれない」
F.S.幹部「そろそろ軍拡でもしたい」
ペリカーン「軍拡したいところだが・・・」
F.S.幹部全員「はぁ・・・」
<ガロイン王城>
ガロイン兵「国王、F.S.から訪問者が」
ベリドット「訪問者とは」
ガロイン兵「F.S.軍将校のミミリです」
F.S.軍将校 ミミリ「兵力を貸してください」
ベリドット「へ、兵力じゃと?」
ミミリ「我が国はデインにねらわれているのです。」
ベリドット「なに!?」
ミミリ「はい」
ベリドット「これは一大事だ・・・・よし、1000人貸してやろう」
ミミリ「ありがとうございます」
こうしてF.S.はガロインから1000人の兵力を借りることができた。
<大津>
デイン帝国軍第6工作師団による基地建設が急ピッチで進められていた。
デイン帝国軍第6工作師団長「よーし!もう来月には第10師団が移転できるようにするぞ!さあ急げ!」
<デイン>
アシュナード「よし!タクマ!まずはF.S.のどこかに原爆を落とせ!」
デイン空軍中将 タクマ・マモル「了解」
<F.S. ピョンチャン市>
市民「あれは何だ!?」
市民「B-209だ!」
<B-209機内>
タクマ「B-209に乗るのは初めてだが、国王様のためにはやるしかない!ポチッとな!!」
タクマは原子爆弾の投下スイッチを押した。
ヒューーーッ!!
ドカァァァァァァァーーーーーン!!
短時間でピョンチャン市一帯は壊滅した・・・
アシュナード「どうだ!ざまあみろ!米穀ども!」
グロー「そろそろ本軍進撃だ」
そしてついにデイン軍10万人がF.S.に派遣された・・・・
戦いはデインの圧倒的有利でF.S.をわずか5日で降伏させていった・・・・
<F.S. ペーギー邸>
ペーギー「とうとう赤紙が届いてしまったか・・・・」
ペーギーには臨時政府から赤紙が届いていた・・・・
ペニー「ついに行ってしまうのね・・・・」
ペーギー「しかたがない」
<札幌>
瀬名「やっと帰れた・・・はぁ・・・・」
瀬名の母「瀬名!どこいってたの!?みんな心配してたんだよ」
瀬名「母さん・・・・あれ?父さんは?」
瀬名の母「それが・・・戦争で死んじゃったの・・・」
瀬名「そうか・・・・」
瀬名の母「あ、メール預かってるわよ」
瀬名「誰から?」
瀬名の母「島田という人から」
瀬名「し、島田!?」
そう、マキタは瀬名にメールを送ったのだ。
瀬名「ふむふむ・・・
俺と一緒にパルチザン部隊を結成して祖国をデイン帝国主義から解放させよう 島田マキタ
俺は今、大津の堅田らへんでテント暮らしをしている。
・・・・よし、父さんや仲間の恨みを俺が返してやる・・・・」
<大津・堅田>
マキタ「さてそろそろ瀬名がくるはずだが・・・・」
瀬名「すいませーん」
マキタ「おっ、来たな」
瀬名「あら、どうもっす」
マキタ「それにしても久しぶりだなぁ・・・」
瀬名「うん、そうだね」
マキタ「さてパルチザンのほうだが・・・・まだ10人くらいしか集まってないんだ・・・」
瀬名「みんな危険だから避けたんだね・・・・」
マキタ「しかも元自衛隊員がたったの2人だし・・・」
瀬名「じゃあ俺も入っていい!?」
マキタ「でもお前まだ17だよ」
瀬名「別に構わない、俺ん家がデイン軍の爆撃によって破壊されるよりも祖国のために戦って死ぬ方がマシだ」
マキタ「よし、いよいよ明日は密林で出兵式だ」
翌日・・・
<大津郊外・朽木の密林>
マキタ「いよいよ我がパルチザン部隊、いや、日本人民軍は、本日からデイン帝国主義と抗戦することになった。」
民衆「ウオォォォォ!!!」
瀬名「我が日本人民軍は祖国の忠誠のため、解放を約束することを決意した」
民衆「ウオォォォォ!!!」
マキタ「では行くぞ!独立!」
民衆「万歳!」
瀬名「民主!」
民衆「万歳!」
マキタ「反帝!」
民衆「万歳!」
瀬名「抗戦!」
民衆「万歳!」
2人「日本人民軍!」
民衆「万歳!万歳!万歳!」
こうして、日本人民軍の死闘が始まる。
続く
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