このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


金星撮影の試行錯誤と七転八倒  Venus                            

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金星を撮ってみる
初めて撮る金星
リベンジのつもりが返り討ち?
三度目の挑戦!

 金星を撮ってみる
 今日(2010.12.29)現在で、一番まともな画像。 

 いつもボケボケで悔しいので、今回は無補正のこだわりを捨て シャープと、トーンカーブで屈辱の補正有り。 
  (初めて撮った、11/27 の方が、まだいいかもしれない・・・。 けど、一か月でこれだけ大きさが変わってしまうのかな・・・)  

 タカハシFS-60Q + ニコンD200
 ISO感度 200
 シャッタースピード 1/1000 秒
初めて撮る金星 (見事に失敗!) 
今日は土曜日、ゆっくりと朝寝しようと思ったものの、前夜呑んだビールの影響か、随分と早くに起こされてしまった。
お月さまの様子はどうか、と外に出て見ると東の空に金星と土星らしき星。 
で、撮ってはみたものの、目視ではキリッと見えているのに撮るたびカメラのモニターで確かめ、この程度かな、とパソコン・モニターで見て見ると、かなり酷い画像。
ピントの山が掴めないまま、デジタルならではの数打ちゃ当たるかも、と少しづつビントをずらしながら撮ってみた結果は、ピント以前に露出過剰。 
念のためにと撮った1枚のみが三日月の金星らしき姿。 
星を撮るって なかなか難しいもんだ・・・。 次こそリベンジだ! 

※ 使用した望遠鏡は タカハシFS−60Q (口径60mm、焦点距離600mm F=10)
撮影日: 2010/11/27 05:48:57.00
画質モード: Jpeg Fine (8-bit)
画像サイズ: L (3872 x 2592)
カメラ: Nikon D200
シャッタースピード: 1/100秒
露出モード: マニュアル
ISO感度設定: ISO 200
初めて撮った金星。

60Qの直焦点、D200のサイズL(3872 x 2592)から現寸で切出し。 
数射ちゃ当たるだろうの粗製乱造は全て失敗。 最後に念のためにとシャッタースピードを上げて撮った1枚がこれ。
まだ露出過剰気味だが、形としては悪くはないと思う。
 
12/12 に撮り直ししたものの、ISO感度が高すぎて過剰露出、更に悪くなってしまった。今のところ、これが最良の写真。

※画像は無加工のまま等倍切出し。

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リベンジのつもりが返り討ち
前夜、ゴロッと横になったらそのまま寝込んでしまい、目が覚めたら午前4時。 ふと思いついて外を見ると金星が出ていたので、適正露出はどの程度なのかと撮り直してみた。
しかしシャッタースピードを 1/1000 まで上げたら充分だろう、と思ったのが失敗。 ISO感度を 1600 として撮っていたので、結果として11/27とくらべて大差無い露出までしか試していなかった。
 
手抜きして失敗した罰として晒し物の掲載。 チャンスがあれば再挑戦。  
各写真共通データ 
撮影日: 2010/12/12 04:37 頃
画質モード: Jpeg Fine (8-bit)   画像サイズ: L (3872 x 2592)
カメラ情報  モデル名: Nikon D200
露出モード: マニュアル 
ISO感度設定: ISO 1600 
ホワイトバランス: オート, 0  色空間: sRGB
高感度ノイズ低減: 標準  長秒時ノイズ低減: しない  

※ 各画像は無加工のまま等倍切出し。
※ 使用した望遠鏡は タカハシFS−60Q
反省: 
①.金星がこれほど明るいとは思わなかったので、その他の星を撮ってみた時の設定のまま、ISO感度を1600のままで撮ってしまった。
 もっと感度を下げた方が良かったかもしれない。 
 11/27 に撮った時の1/100 と言うのが記憶に残っていたので、シャッタースピードを1/1000まで試せば充分だろう、と思ったのが大間違い。
 今度チャンスがあったら、ISO感度を落として再挑戦しか上げていなかった 
②.相変わらず、ピントの山が掴めず数撃ちゃ当たる、と少しづつずらし、多少なりともマシなものを掲載。

教訓!

露出アンダーはレタッチソフトで何とかなる場合もあるけど、露出オーバーは救えない! (以下の画像はその教訓を次に活かすための晒し物として掲載。) 
 

 悪戦苦闘の残骸! 

 ピントを少しずつずらしながら撮った画像の (ごく) 一部

 やっぱり、下手な鉄砲は数撃っても、なかなか当らない・・・か。 
 それに問題はピントだけじゃなかった。
 ここの画像は後で見れば全部露出オーバー。
 次のチャンスには必ずリベンジを!   
(共通)

各画像の、画角イメージ  (3872 x 2592)
画質モード: Jpeg Fine (8-bit)
画像サイズ:  L (3872 x 2592)
ISO感度設定:
ISO 1600 (←そもそも この設定が間違いだった!) 

これでは比較のしようも無いので、以下の画像は等倍で切出しした。


撮影日: 2010/12/12 04:37:09.32
シャッタースピード: 1/4秒

撮影日: 2010/12/12 04:41:51.13
シャッタースピード: 1/125秒

撮影日: 2010/12/12 04:42:04.78
シャッタースピード: 1/250秒

撮影日: 2010/12/12 04:46:02.21
シャッタースピード: 1/500秒

撮影日: 2010/12/12 04:47:24.09
ISO感度設定: ISO 1600

 シャッタースピードを変えての金星画像

 しかしISO1600なので、露出過剰だった前回より露出を落とせていない・・・失敗記録の晒し物。

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 三度目の挑戦!
12/29の早朝、今度こそはと、ISO200に設定し、露出適正値を探ろうと、ピントは適当に合わせて、シャッタースピードを変えながら撮ってみた。
共通条件
撮影日: 2010/12/29 06:41:35.81 〜 2010/12/29 06:47:05.70
カメラ モデル名: Nikon D200 焦点距離: 600mm 画質モード: Jpeg Fine (8-bit) 画像サイズ: L (3872 x 2592)
露出モード: マニュアル
ISO感度設定:
ISO 200
高感度ノイズ低減: しない  長秒時ノイズ低減: しない

※望遠鏡はタカハシFS−60Q (口径60mm、焦点距離600mm) の直焦点撮影。
 

①シャッタースピード 1/2

②シャッタースピード 1/4

③シャッタースピード 1/8

④シャッタースピード 1/15

④シャッタースピード 1/30

⑤a シャッタースピード  1/60
ここまで撮ってピントがずれているのに
気付き、もう一度合わせ直して再チャレンジ。

(ピントがずれていると、露出オーバーと
 ともに星像が肥大化していく!)

⑤b 以降、シャッタースピード以外、同条件

⑤b シャッタースピード 1/60

⑥シャッタースピード 1/100

⑦シャッタースピード 1/125

⑧シャッタースピード 1/250

⑨シャッタースピード 1/320

⑩シャッタースピード 1/400

⑪シャッタースピード 1/500

⑫シャッタースピード 1/640

⑬シャッタースピード 1/800

⑭シャッタースピード 1/1000
→       1/1000 を、
シャープ+トーンカープで
補正してみた。     →

1/000 → シャープ+トーンカープ補正
 結果
ピントがシャッキリと合っていないし、ブレの影響もかなりありそうなのでるように思われるが、露出が短くなるに従って三日月状の幅が薄くなっていく。
どうやらこの日の条件ではISO200なら⑩の1/400程度以上でないと、半月状の角が丸くなり、⑫の1/600程度からようやく三日月状になっている。 

しかし、初めて撮った11/27 のものより出来がいいとは思えず、かなり悔しい。
まだピントが出ていない影響かな・・・次のチャレンジには・・・と密かに誓うのであった!

また①〜⑤b のようにピントがずれていると、露出過剰と共に星像が肥大化してしまう事を結果として再確認。

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