”みゅーろんちゃん” ことタカハシμ−210 でのお月見
やめておけばいいのに、ついに手を出してしまった反射望遠鏡。 それも口径210mmはいいにしても、焦点距離 2,415mm タカハシのμ−210。
これがまた気分屋でかなりのじゃじゃ馬。
部屋から出してすぐ使おうとしても、”まだ眠いのにぃっ!” と、寝ぼけまなこでゆらゆら・・・外気に順応してお目覚めを待つのに 30分〜1時間。
やっとお目覚めされてもシーイングが良くないと、”いゃっ、こんな空。 私のお気に入りじゃないわっ”と、ご機嫌ななめで、欠伸しながら ゆらゆらと転寝の心地。
まあ、星が瞬いて見える空での直焦点撮影は、最初からあきらめるのが吉。
それでも お月さまならなんとかなるだろう、と根性で挑む、”みゅーろんちゃん”のお月見。
※ 画像は例によって悪戦苦闘の記録のため、極力”補正なし”を目指しはしたものの、一部、トーンカーブ補正と、グレースケールに変換した。
また「シャープ」については補正すれば見栄えは随分と良くなるものの芸術性より記録性の優先にこだわり、特に明記していない限り施していない。
※ 撮影地は特に明記のないものはすべて自宅。 神戸市内。 しかし都会の田舎。 とは言え光害は「かなり」のレベル。
南側のみ空が見えるものの電線のすだれ越し。 みゅーろんちゃんのプライドのため、少々悪条件でも最低この程度までは見えるという参考記録。
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とりあえず全景を・・・ |
まずはお月さま全景から・・・μ−210で東西南北および中央の5枚から合成した全景。 ( 2012.06.03 :23:30 前後 高度 33.4 度、方位 186.9 度、視半径 1009.7” 月齢は13.6 )
※東西南北および中央の5枚から合成したのでところどころ繋ぎ目が見えるのは御愛嬌。
合成写真なので、当然コントラスト、明度調整有り。
私のバイブルである「月の地形ウォッチングガイト」(白尾元理氏著 成文堂新光社刊) の、「07.満月」の写真を強く意識してにコントラストを強めに補正。
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月齢 8.6 |
元画像 (2012.05.29 22:22)
月齢 8.6、高度 26.2度 方位249.5度 視半径 960.5”
カメラは、D5100 露出 1/350 ISO-1600 (各部分画像は 4928 x 3264 を 50%縮小して切出し)
※シーイングは今一つ良くない。 眼視では良く見えるが、直焦点で撮ってみるとかなり眠い画像。 ISO感度、シャッター速度を上げてみたが、まだ眠い。
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元画像 (2012.05.29 22:22) 月齢 8.6
黄色枠の①と②は部分拡大の範囲。
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①雲の海 北東部
※50%縮小から 1200 x 795 に切出し
グレースケールに変換し、トーンカープ補正。 |
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②雨の海 東部、晴れの海 西部
※50%縮小から 1200 x 795 に切出し
グレースケールに変換し、トーンカープ補正。 |
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月齢 12.2 |
元画像 (2012.05.03 22:02)
月齢 12.2、高度 45.2度 方位 198.6度 視半径 999.0”
カメラは、D5100 露出 1/250 ISO-400 (各部分画像は 4928 x 3264 を 50%縮小して切出し)
※シーイングは相変わらず良くない。 ISO感度、シャッター速度を変えながら試行錯誤の世界。 |
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元画像 (2012.05.29 22:22) 月齢 8.6
黄色枠の①と②は部分拡大の範囲。
※画像は撮りっぱなしのまま無加工で重ねて縮小。
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①ティコと、その西部付近
※50%縮小から 1200 x 795 に切出し
グレースケールに変換し、トーンカープ補正。 | | |
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