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星団 (star_cluster その1)                                 MENUへ戻る    


今まで、ポルタ経緯台しか持っていなかったので天体撮影する、と意気込んでも撮れるのは明るい月とか木星程度。 
少し暗い星を撮ろうとシャッタースピードを落とすと星像が流れてしまい、如何に無敵のポルタとはいえども経緯台では長時間露出は無理。
・・・と言う事で、スカイタワーからバンジージャンプするか、某国高速鉄道に乗る覚悟で赤道儀を入手。 これで当面(2.88年間)タバコは、”ワカバ”に格下げ。 
しかし赤道儀が入手できるとスローシャッター(注1)が使えるようになり、一気に遊べる範囲が増えた。 頑張ってくれよ、FS−60Q君! 

(注1) 極軸合わせをしないまま、およその見当で設置しても、10秒程度は許容範囲の点像で収まってくれる。 20秒以上は運次第・・・  (-。-)y-゜゜゜ 
 

M27 (NGC6853)  別名、亜鈴状星雲  こぎつね座の惑星状星雲、初めて撮った星雲
M57 (NGC6720)   こと座/惑星状星雲
アルビレオ (Albireo) 星団・星雲とは違うけど、はくちょう座 β、北天の宝石
M45 すばる  (Pleiades プレアデス星団)
M31 (NGC224) アンドロメダ銀河(Andromeda Galaxy)
M42(NGC1976 オリオン大星雲 
M34
M35
M36
M37
星団らしいのが撮れた事はいいけど、名前が分らない不遇の画像
おまけ 


 初めて撮った星団! (M27)
 赤道儀を入手してから半月、ようやく雲の隙間に星が見えた・・・ (2011.07.09~10)
使用した機材は、タカハシ FS−60Q に、赤道儀はVixen のSXD。 デジカメはD5100で直焦点。 
せっかくSXDを入手してもまだ梅雨も明けない今日この頃、なかなか天気に恵まれず取扱練習もままならない日々。 今日はどうかな、と外に出て見たら雲の切れ間が大きく広がっていた。 
もう月は沈みかけていたのでアライメントもしないまま上下左右と振りまわしてファインダーに収め、数枚撮ったところで雲、そして隣家の木の葉に掛かってしまった。
で、月はこれまで、と土星を探すのにお世話になった春の大三角を探すと、スピカもデネボラも既に隠れ、西の空に残ったひとつ、多分あれがアークトゥルスとやらだろうと、苦労してアライメント。
さて次は・・・と探したものの、素人の悲しさ自信を持って名前の分る星が無い・・・。 
ぐるぅっと見渡し、多分あれがアルタイルと目星をつけて導入しようとすると、望遠鏡はアクロバティクな動きで思わぬ方向へと動いていく。 そうか・・・子午線越えとやらか・・・
”く・・苦しい・・・・” 高度が高いのでファインダーを覗く姿勢が苦しい・・・多分あれだろうと四苦八苦しながらとにかくアライメント。 
 (モタモタしている間に薄雲が広がり、そして厚めの雲が近づいてくる。 いそげっ、っていっても焦れば焦るほど、初心者にナメられてたまるかっ、と言う事を聴かないSXD。) 
 
で、STAR BOOK に載っている星雲に向けて(ファインダーでは見えない・・・というより姿勢が苦しい・・・望遠鏡は・・・カメラ付けてるのでわからない・・・モニターでは・・・何にも見えてない・・)とにかくシャッターを切ってみた。
カメラは ISO3200 、シャッタースピードは D5100 の最長の30秒、画像サイズはLで、4928×3264ピクセル。 画像が赤い点で賑やかなのはノイズかも? 
背景が薄明るいのは薄雲が掛かっていた時。 市街の明かりが雲に反射しているのかな・・・? (街中で30秒も露出をかければこんなもんだろう・・・) 
ピントが甘いのは明るい星を大きく写すために甘くした・・・のではない。 単に技量不足。 
星が流れているのも同じ。 三脚が開ききっておらず、足にも床傷防止のゴム靴を履かせたままだった。 それにアライメントも別の星で合わせてしまったのかもしれない。
それ以前に極軸は、北極星が見えないので ”まあ、こんなもんだろう、” とおよそ北の方向に向けただけ。  とりあえずの収穫は、M27とM57。
今回は恥さらしとして、次こそリベンジ。 

撮影は 2011.07.10 00:04~:00:40 頃   
 
  M27 ・・・かな?

ファインダーでは皆目確認できず、望遠鏡もカメラを付けていたので眼視できず、赤道儀のSTEAR BOOK 任せでとりあえず撮影。
デジカメモニターに何やらぼんやりと映っていたので、結果見ながら導入位置を微調整。

撮影は 2011.07.10 00:04~:00:40 頃 
ISO3200、30秒
背景はオリジナルから 800x530 に縮小
他加工無し。

左上は 50% 縮小をレベル調整し貼付。

 再トライ
お師匠さまに前回の写真の判定をお願いしたところ、M27でほぼ間違いないであろう、とのご宣託。 
よかった、よかった。 雲や、デジカメのセンサーの汚れじゃなく、本物の星団だった。

M27(NGC6853) こぎつね座/惑星状星雲(IIIa) 赤経 19h59.6m 赤緯 +22゜43' 
光度 7.6等 視直径 8'×4' 距離 975光年 という事らしい。

よし、それならもう一度、と再挑戦。
撮影は 2011.09.22.22:55 、FS−60QとD5100コンビの直焦点
4928 x 3264、 ISO-3200、 8秒 
 
Photoshop のコントラスト、トーンカーブで根性補正。 現寸から50%縮小し切出し。

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 M57
STARBOOKからM57(だったと思うけど、記憶は曖昧・・・)を呼び出して撮ってみた。
撮るには撮ったけど、ただでさえ薄明るい空に月まで出ているので我ながら不本意な出来栄えだけど、まあ、初めのうちはこんなもんでしょう、って事で・・・  (-。-)y-゜゜゜
たぶん、M57
自信は無いけど、多分、M57? 
リベンジのつもりが、あっさりと返り討ち。
月齢14.2の月明かり。
空が明るくて、露出時間が稼げない・・・。 

2011‎年‎7‎月‎15‎日、‏‎23:25:18
FS−60Q + D5100 の直焦点
ISO3200 6秒 
背景はオリジナルから 800x530 に縮小
他加工無し。

左下は 現寸、レベル調整、目一杯。 

 これも再トライ!
やはりこれも前回の写真で お師匠様に判定していただき、M57で間違いないだろうとのご宣託。

M57(NGC6720) こと座/惑星状星雲(IV)
赤経 18h53.6m 赤緯 +33゜02' 光度 9.3等 視直径 80"×60" 距離 1,410光年

気を良くして再度トライする。
撮影は 2011.09.22 22:03 、やはりこれもFS−60QとD5100コンビの直焦点
4928 x 3264 ISO-3200 8秒  
Photoshop のコントラスト、トーンカーブで根性補正。 現寸から50%縮小し切出し。 

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 アルビレオ (Albireo、はくちょう座 β)
 アルビレオ(Albireo、はくちょう座 β) 赤経19h30.7m 赤緯+27゜58′
  「北天の宝石」、サファイアとトパーズ!

撮影は 2011.09.22 23:37-39
やはりこれもFS−60QとD5100コンビの直焦点
4928 x 3264 ISO-1600

背景は露出 4秒から星の位置関係がわかるように、コントラストを落として背景の星々を浮き上がらせ、ノートリミングのままて830x530に縮小した画像、

小窓の画像は露出 1/4秒の画像から無加工のまま現寸で切出して貼り付けた。 

星団・星雲とは違うけど、薄いながらも何とか色が出たので、とりあえずここに掲載。


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 すばる  (Pleiades プレアデス星団 M45)
 和名 すばる ことプレアデス星団 (Pleiades M45)  赤経 03h47.0m 赤緯+24°07'

 やはり、”星はすばる”  星団編には欠かせない、と他のページとダブるのを承知でUP。


撮影は、2011.09.23 00:24
機材は今回もFS−60QとD5100コンビの直焦点
元サイズは 4928 x 3264

今回は明るい星を浮かび上がらせてみたいと、ISO-1600 で10秒の露出をかけてみた。

Photoshop でコントラスト調整し、薄明るくなってしまった背景を暗くしてトーンカーブで微調整し、ノートリミングのままで、830x530に縮小。

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 M31 アンドロメダ銀河(Andromeda Galaxy)
 見たい見たいと思っていても、なかなか見られなかった、かの有名なアンドロメダ星雲。
 しかし望遠鏡の眼視ではまだ見た事が無い。 双眼鏡では見られたし、眼視でも”あれかな?”とぼんやり見えたような気がするし、写真にも撮れたのに・・・

2011.09.24 01:56

エクステンダーを外してFS−60CB相当としてフラットナー装着。 焦点距離=374mm として直焦点で撮影。
ISO-3200 で露出は20秒。

かなり明るくなった背景を Photoshop にてレベルおよびトーンカーブで根性補正。 
これ以上背景を暗くすると星雲が縮んでしまうし、星雲を広げようとすると背景が締まらない、妥協の産物。 

機材はこれでも十分と思えるので、もっと暗い空で充分に露出をかけてみたい。

やや右下に写っているのがM32なのかな・・・? 

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 M42 
 オリオン大星雲 (M42、NGC1976)
 やっとオリオンのシーズンが戻ってきた!
 赤経 05h 35.4m、 赤緯 -05゜27’、 等級 +2.9等、 角直径 66' x 60 そして'距離は 1,600 光年の彼方。
 夜空の条件に恵まれているとは言えない自宅での口径6cmで、大した準備もしないままの一発勝負でこの程度は撮れた。 もっといい空で、大口径で撮ってみたい、危ない誘惑が湧いてくる。

 このM42だけに限った訳ではないけど、デジカメで撮ってみると眼視だけでは見えなかったところまで見えてくるし、また露出を変えれば新しい発見もあるので何度トライしても飽きない。 
 しかし、平日の夜に晴れたりすると夜遊び?できないので悔しい! ・・・ 誰だ! 夜の覗き趣味なんていうのはっ!  まあ、そうだけど、誤解されそうだな・・・  (-_-;) 

2011.09.24 03:44

機材はエクステンダーを外したFS−60Qにフラットナーを装着、D5100で直焦点。
ISO-3200、露出10秒、ノートリミングで 800x530 に縮小。

星雲が良く見えるように、コントラストおよびトーンカープで調整。  

2011.09.24 03:40

こちらはISO−3200、露出4秒から
50%に縮小して切出し。


この露出でも潰れているが、星雲の中のトラベジウムの位置だけでもと、コントラストおよびトーンカープで調整してみた。

2012.10.08 4:21

FSQ-85ED + MC7 2x (光害カットフィルター LPS-P2 使用)
D5100 ISO-6400 20秒
月齢 21.7 の月明かりの中、ダメ元で撮影。
D5100 の ISO-6400 ではかなりノイズが乗るので トーンカーブで強引に補正。
露出30秒の方がもう少し星雲は広く写っているが、極軸は適当なので流れが目立ってしまったので妥協して 20秒を掲載。

画像サイズノートリミング。
色の違いは光害カットフィルターの影響か?

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 M34~M37 (M35は欠)
  M34~M37
いずれもSTARBOOKでの自動導入したものの、デジカメのモニターでは確認できないままでシャッターを切り、出来上がった画像で確認できた星団たち。
しかしいずれも薄明るくなってしまった画像からコントラスト調整してここまで。  ・・・ もっと暗い空で充分に露出をかけて撮り直したい ・・・ 
 

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 M34 

2011.09.24 01:48

使用機材は機材はエクステンダーを外したFS−60Qにフラットナーを装着し、デジカメはD5100で直焦点。

露出は ISO-3200 で、6 秒
コントラストおよびトーンカープで調整するも、この程度までしかできなかった。  要、再挑戦。

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 M35

ははは・・・
手前に写っているのは隣家の軒先。
(電灯線引き込みの碍子)

高度があがってから撮り直すつもりで忘れてた。
余分なものに隠されているし、星像も流れてしまった恥晒しの画像だけど、欠落のままだと気分が悪いので、撮り直すまでの暫定掲載。
(サイトが消滅するまで入替えできなかったりして・・・)

使用機材は機材はエクステンダーを外したFS−60Qにフラットナーを装着し、デジカメはD5100で直焦点。

2011.09.24 01:44
露出は ISO-3200 で、4 秒
コントラストおよびトーンカープで調整するも、この程度まで。  要、再挑戦。  

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 M36

2011.09.24 01:32

使用機材は機材はエクステンダーを外したFS−60Qにフラットナーを装着し、デジカメはD5100で直焦点。

露出は ISO-3200 で、6 秒
コントラストおよびトーンカープで調整するも、この程度まで。 要、再挑戦。

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 M37

2011.09.24 01:43

使用機材は機材はエクステンダーを外したFS−60Qにフラットナーを装着し、デジカメはD5100で直焦点。

露出は ISO-3200 で、4 秒
コントラストおよびトーンカープで調整するも、この程度まで。 これも、要、再挑戦。
 

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 星団・星雲らしいけど、名前が分らない不遇の画像たち
身元不明の不遇な画像たち
撮ったのはいいけど記録が残っていないので、何を狙ったのか不明身元不明な画像ストック。
不明 その1

 M?? ・・・?
背景はオリジナルから800x530 に縮小
他加工無し。

右上は 等倍、レベル調整。

I撮影は 2011.07.10 00:04~:00:40 頃 
SO3200、30秒

不明 その2

M?? ・・・?
背景はオリジナルから 800x530 に縮小
他加工無し。

右下は 現寸、レベル調整有り。

撮影は 2011.07.10 00:04~:00:40 頃 
ISO3200、30秒

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おまけ
おまけ
撮影中のハプニング、意図せず撮れてしまったものなどのストック。
 
人工衛星?

人工衛星 ・・・?
よく見ると点線の連続になっている・・・

左上の帯状の薄い影は・・・
 そう、電線です! ・・・多分。

背景はオリジナルから 800x530 に縮小
他加工無し。

左下は 現寸、レベル調整有り。

撮影は 2011.07.10 00:04~:00:40 頃 
ISO3200、30秒

TOP
 おまけ (ポルタの威力?)
2011.07.10 19:03 頃
まだ明るいけど、また雲が掛からないうちに、とポルタを担ぎだして月を撮っていた時、ふと気付いたら飛行機。 慌てて撮ってみた。
シャッタースピード1/350秒。  逆光気味の薄雲越しなので見栄えは今ひとつだけど、逃げられる前にフリーストップの威力で何とか追いついたかな。
 
 
飛行機 ・・・
背景はオリジナルから 800x530 に縮小
他加工無し。

左下はレベル調整し、 50%縮小。

ISO400、1/350秒

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