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最終兵器はタカハシ FSQ−85ED                         MENUへ戻る    

Takahashi FS−85ED
タカハシ FS−85ED のご来臨
外 観
試し撮り
お月さまを撮ってみる。 (直焦点とテレプラス2倍拡大の比較)
まずまずの夜空、それも休日。 撮らん訳にはいかんでしょ。


 タカハシ FSQ−85ED

タカハシ FSQ−85EDのご来臨

FSQ−85ED。
今までメインの鏡筒はFS−60Q。  コンパクトで扱い易く、性能も私には充分なものの、やはり僅か6cmの口径では力不足を感じる時が多くなってきた。
特に星雲・星団などを相手にしようとすると、口径10cmのSE102と比べ、シャープさやキレでは勝るものの、見える星の数では半分ほどの印象。
元々、現在主力のFS−60Qも、将来もっと本格的なものを購入するまでの間、望遠鏡・架台の使い方、星の見方などを実戦経験するための練習用、兼、将来もサブとして使えるものとして選択した鏡筒だ。

そこでついに口径アップ。  そして最終機材のターゲットはタカハシFSQ。 私の望遠鏡の最終機材はFSQと心に決めてはいた。  ただし宝くじに当たった時・・・。
なぜFSQって? そりゃぁ、カッコいいからにきまってるでしょうが。 優れた機械は長い間使っても性能を維持できる強度、無駄のない機能的なデザインで例外なく格好いい。 よって、カッコいいFSQは性能もいいはず。 
しかし口径85mmのこのFS−85にするか、106mmのFSQ−106にするか・・・。  宝くじに当たるのが前提の検討なら、実にお気楽。

あーだ、こーだ、迷っている間が楽しい期間。  枯野を駆け巡る夢の中で、85mmに決定した決め手は架台。 
現在使っているSXD、重量8.8kg、搭載重量15kg。
まあモーメントとか難しい事を考えず、単純に実力8kgとして考えると、FS−106だと7kgあるのでカメラを載せたら余裕は無いが、FS−85EDなら3.6kgなのでカメラを載せても多少は余力ありそう。
架台をグレードアップする?
上位機種のSXPで重量11kg。 SXDより2.2kgのアップだが、この歳になると余裕をもって持ち出せる重量を越え、気合を入れて担ぎ出す重量域になり、つい赤道儀を持ち出すのがおっくうになるのは予想できる。
タカハシのEM−200にしたら? 重量、三脚別で16.5kg? ・・・問題外。 それに買い替えるような資金も、当然ない。
結果、現在、そして10年後の体力で気楽に扱える限界として、架台は現在使っているSXDが上限、架台がSXDなら鏡筒はFSQ−85EDが無難・・・かな。  (まあ、106が買えない本当の理由は価格だけど・・・。)

性能は より良くとも稼働率は下がるだろう機材より、必要十分の性能さえあれば高稼働で使える機材の方がいい、というのは私の経験則。
しかし85mmにしてもいずれは”106mmにしてた方か良かったかな”と思う事があるだろうし、逆に106mmにしたなら、”やはり85mmしておいた方が扱い易かったかな”と思うのも予想できる。
迷った時はKYOEI神様連のご意見・お導きを仰ぐ。 
ご指導は、”架台がSXDなら鏡筒は85mmに抑えておく方が安定性の面からも無難”と、相手の実力・経験を考慮して 高価な機材より確実に使えるであろう機材を推していだける神様連。
これでもう迷いなく85mmに決断。   まだ宝くじにも当っていないのに・・・

※ 翌土曜日(2012.06.16)、納品予定>   ・・・予定通り納品。 しかし空は厚い雲、台風も近付いており、ファーストライトは当面お預けか・・・

      FSQ−85EDさまのご来臨まで  


 FSQ−85ED の主な仕様とキャッチコピー
スペック
形式 4群4枚 改良型ペッツバール アポクロマート 
有効口径 85mm
焦点距離 450mm
口径比 1:5.3
イメージサークル φ44mm
分解能 1.36"
極限等級 11.4等
集光力 147倍
鏡筒径 95mm
鏡筒全長 615mm(フード収納時は525mm)
質量 約 3.6kg (ファイダー含む)
ファインダー 6倍30mm(実視界 8°)

レデューサー QE0.73×[KA36580] 併用 
焦点距離 327mm
口径比 1:3.8
イメージサークル φ44mm(光量60%)

エクステンダー ED1.5×[KA37595] 併用
焦点距離 680mm
口径比 1:8.0
イメージサークル φ44mm(光量60%)
FSQ-85ED
Flatfield Super QuadrupletFSQ-85ED

●現代仕様の光学系
コンパクト機にふさわしい光学系を念頭に置いて企画・設計をおこなった結果、改良型ペッツバールとでも呼べる、中心から35mmフルサイズのイメージサークルであるφ44mmまでを重視した製品が誕生しました。
画面中心からφ20mmほどまでは兄貴分のFSQ-106EDを上回る高性能です。φ44mm(35mmの四隅)では約30ミクロンと平坦性はやや劣りますが、APSサイズの撮像素子が主流のデジタル一眼レフカメラや冷却CCDでの撮影が主体の現在の環境には、必要にして十分な光学系だと考えました。 眼視性能は、f/5.3の基本状態で眼視ストレール比が95%、EDガラスを使用した新設計のエクステンダーED1.5xを使用したf/8の時で98%以上と、FSQ-106EDを上回る高性能な望遠鏡です。

●対象に応じて選べる焦点距離
FSQ-106ED用として設計したレデューサーQE0.73Xを使用すれば、327mm f/3.8 というカメラレンズ並みの焦点距離と明るさで、収差性能では高性能望遠レンズを上回ります。φ44mmあたりで30ミクロン以下の星像です。もちろん、エクステンダー ED1.5xを使用しても、基本状態やレデューサー使用時と同等のフラットフィールドな性能は維持しています。このようにFSQ-85EDは、327mm f/3.8、450mm f/5.3、680mm f/8.0と3種類の焦点距離を使い分けることができます。それぞれの焦点距離において、眼視、撮影ともに光学性能に妥協はなく、最高水準のフォトビジュアル コンパクトテレスコープに仕上がっています。

●減速微動装置を標準装備
FSQ-106EDで好評の新型減速微動装置を標準装備しています。1:7の減速比により、細かいピント調整が可能です。
●周辺減光の減少
FSQシリーズ以外の機種は、光量が60%以上ある範囲をイメージサークルとして表示していますが、FSQ-85EDの場合、ペッツバールタイプの性格上光量60%のところではやや星像が肥大してしまします。よって、RMS-SPOTサイズが30ミクロンまでの範囲をイメージサークルとしました。この位置の光量は70%以上あるので、デジタルデバイスでの撮影でも周辺減光が目立ちにくくなります。


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 FSQ−85ED の各部外観

まずは納品直後のお姿。
FS−60Q、μ−210の時と同じく 「精密機器取扱注意」のほか、「ガラス・ビン・セトモノ」が6枚、「下積厳禁」6枚、「この面を上に」2枚総枚数15枚の物々しさ!

注意表示がベタベタと貼られた段ボール箱を慎重に抱えて運んでくる配送員さん。 まあ、悪い気分ではない。


とりあえず梱包を解いて、その神々しいお姿を拝観する。

 ペコッ、ペコッ、 パンッ、パンッ、ペコッ   ・・・二礼二拍手、一礼・・・。


 

これは K−ASTEC の鏡筒マウント。

総アルミの筺体は、いかにも頑強そうで加工精度も充分。
 取説は・・・無い。 (-_-;)   KYOEIで見てきた記憶を頼りに組立てる。
 (左画像は、まだ上部のプレートを付けていない状態。 )

しかしベースプレートに鏡筒バンド環を取り付けるキャップボルトの頭が僅かに高く、ベースプレートとアリガタプレートが密着できず、ガタが出てしまった。
付属のボルトは諦め、ホームセンターで探したステンのMM5x20のナベ小ねじで取り付ければ、頭も露出せず、ベースプレートとアリガタプレートがピッタリと密着。
まあ、一件落着。


FSQ−85EDに鏡筒マウントを取り付けると、かなり物々しく精悍なお姿になる。 上部のプレートを掴んで持ち上げても強度に問題は無さそう。

ファインダーは左の画像ではまだ取付ていないが、このFSQは写真中心で使う事になる予定なので、カメラのLCDモニターと上下左右が一致するように、国際光器の8x50正立ファインダーを載せる予定。(載せた。)
しかし付属の6x30ファインダーの実視界8度と比べ、実視界7度と狭くなる。

ところでこのFSQ、ドローチューブを出し入れしてピントを合わせる”合焦ハンドル”の減速微動ツマミを、通常と反対の左側にした仕様。
カメラを載せると、カメラ操作する右手でそのままピント合わせするので右手が忙しくなり、暗い中でツマミはどこかと探っているうち、触りたくないところを動かしてしまう。 また、右手でピント合わせしたあとドローチューブロックネジでロックする時も、左手で操作すると締めるつもりが逆に回して緩めたり・・・とか。
FS−60Qを使っている時、これらが使いにくかったので、微動を左側につけ直したら、自分なりには操作し易くなった経験を活かし、FSQでは最初から左側に付けてもらった。
まあ、普通にカメラを使う時もピント合わせは左手なので違和感はないけど、赤道儀に載せると子午線反転で望遠鏡が上になったり逆さになったりするので、このピント合わせ左手仕様が吉と出るか、凶と出るか・・・。 まあ、使いにくかったら付け直せばいいか。

眼視とカメラ(直焦点)は、ゴッソリと取り換えられるシステム構成。

上、眼視用
  (50.8スリーブ(付属)、アイピースアダプタ接続環(付属)、31.7アイピースアダブタ(付属)、天頂プリズム31.7)
  ※これを書いていて気付いたけど、μ−210の眼視と同じ構成だった!

下、直焦点撮影用
  (エクステンダーED1.5X、 CA−35(50.8)、 ワイドマウント) 
  ※1.CA−35のカメラ側端に貼られた白いものは、恒例の不気味に光る蓄光テープによる カメラ接続指標。
  ※2.光害カットフィルター LPS-P2 は、カメラ用ワイドマウント内に内蔵させる構造。 

エクステンダーED1.5X実装による、SXDへの実装状態。 

(エクステンダーを実装するとカメラ側の黒いチューブ類が長くなりすぎ、スタイルを損ねている
 ”インテリアにする時は、外した方が精悍に見えるかな・・・”
  コラッ! FSQ様をインテリアなどと、何考えてやがんだっ!) 

ファインダーはFS−60Qに載せていた、国際光器 8倍50mm 正立ファインダー 「EF-508」 に装換。


カメラ(D5100)を実装した状態で、バランスは、ほぼこの辺り。 
タカハシ製の赤道儀でなく、アリミゾで実装するSXDなので、K−ASTECの鏡筒マウントを選んだのは正解だった。
赤道儀に載せる時も上部プレートが取っ手代わりに使え、かなり便利でもある。 

現在(2013.02) の実装
現在、架台はPM−1 (Takahashi) に実装。 
やはり寒い冬は手軽に使える方がいいので、面倒な事は嫌いなおじさんとしてはPM−1の出番が圧倒的に多い。
搭載質量 5kgに対して、鏡筒質量は 3.6kg 。 だが、カメラ、鏡筒マウント等含めると実測 6.22kg。 少々過積載だが、今のところ順調に動いている。
(カメラを実装した状態でピントを合わせてくると、重心がかなり後方に寄ってくるのでバランスが大きく崩れてくる。 あらかじめバランスの取れる位置をマーキングして合わせておくのが吉。
 また、クラッチは少し強めに締めないと滑り気味になる。) 

やはりSXDなど通常のドイツ式赤道儀と比べて軽く小さいので取扱いやセッティングは全然楽だ。
しかし脚が低いので天頂方向の星を導入するにはアクロバティクな体勢をとる必要があるのは難点。
(先っぽについているスポットファインダーもその対策だったが、時々は役に立つ程度で、マットを地面に敷き、寝転がって導入するのが早いので取っ払った。
 しかしこの体勢は老化の著しい身体には少々(かなり)辛い。 ) 
架台からぶら下がっている黄色の袋は、コントローラーを蹴飛ばさないように入れている袋。 
もっと大きなものにしてドイツ式のバランスウェイトなんかを入れたら安定に役に立つかもしれないけど・・・面倒くさいので当面却下。

しかし過積載なのが原因なのか、取扱いが手荒いのが原因なのか、各部のネジがよく緩む。 定期的な増し締めが必要。

北極星が自宅の背後になるロケーションなので、北極星による極軸合わせは不可能、まあ、”大体この辺りかな?”って程度でセッティング。
南天は、まあまあ開けてはいるが、写真でも一部写っているように電線のすだれ。
(さそり座は前の家の屋根に大半隠れ、オリオンの下にあるウサギ座は、下半分は屋根に隠れ、耳も電線のすだれ越し、と理想とはほど遠い環境にもめげず、今夜も望遠鏡を抱え出す、けなげなおじさんなのであった。)
まあ、思い立って5分でセッティング、お月さま、すばる、木星、ヒアデス星団、オリオン星雲・・程度をテレプラスを付けたい外したりしながらセットで撮って20分、撤収に5分、総計30分もあれば片が付く。
ASA6400、20秒以上の露出では背景が真っ白になってしまうので時間をかけても・・・ まあ、こんな環境に感謝?しなければいけないのかなぁ。  

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直焦点での試し撮り
焦点距離はFS-60Qの600mmより更に短く 450mm 、エクステンダー ED1.5X を装着しても 680mm なので月や惑星を大きく拡大して撮影するのには向いていないが、まあ、見えたものを手当たりしだい撮ってみる。
シーイングに大きく左右される、と言うか、見えるも見えないもシーイング次第という反射のμと比べ、少々の揺らぎなら構わず突き抜けるような見え味は、やはり屈折の魅力。
まずは土星のお姿拝観・・・

台風は過ぎたもののまだ曇り空。 雲の隙間の薄雲越しに御尊顔を覗かせ賜ったのを見つけ、バタバタとセットしとりあえず撮った土星さま。 架台はSXD。

エクステンダー ED1.5x を実装した 680mm (1020mm 相当) の直焦点から等倍に伸ばして この位の大きさ。
4928x3264 から 480x318 に等倍で切出し。 他、無加工。

(2012.06.22 21:06)
D5100 ISO-1600  露出 1/20 秒 (光害カットフィルター LPS-P2 使用)  

お月さま 2012.06.26 20:36 月齢 6.9

空はかなり薄曇りで湿っぽく、条件は良くないが、とりあえず撮ってみた。 
画像はかなり眠いが、初めてのお月さまなので一応掲載。 
エクステンダー実装し f=680 mm  (光害カットフィルター LPS-P2 使用)
カメラはD5100 ISO-800 1/60 秒、
4928x3264 から等倍のまま 1500x1500 に切出し、グレースケールに変換後、トーンカーブで補正。


680mmノートリミングで縮小
空は、このぐらいの霞み具合。



試し撮り
空の具合は良くないので星団・星雲は無理。 土星と月を試し撮りしてみたが、 こんな空では・・・さほど期待していなかったが、現寸まで拡大してもかなりの解像感はある。 
ピントの調節は減速微動が滑らかでゴリゴリ感はほとんどなく、かなり使い易い。 
困ったな・・・。 これから、上手く撮れなくても、望遠鏡のせいにできなくなってしまった・・・。 

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お月さまを撮ってみる。 (直焦点とテレプラス2倍拡大の比較)
 ようやく晴れた空にお月さまが出ていたので撮ってみる。 ( 2011.06.28 )
テレプラス(Kenko MC7 2x)、知っている人は知っている、知らない人は知らないだろう、カメラ用の焦点距離を2倍にするアダプターだけど、FS−60Qで試した限りでは、周辺部が多少甘くはなるものの、まあ、充分使えるんじゃない? って印象だったが、 FSQ−85EDとの相性はどうなんだろうか・・・、とお月さまをFSQ−85EDの直焦点と、テレプラスを使っての2倍拡大で撮ってみる。

2012.06.28 21:15 月齢8.9 高度 31.8度、方位 220.3 度、視半径 980.5 ”
カメラはD5100直焦点 ISO−400 1/250秒
オリジナルの4928 x 3264 を 2400 x 1590 に現寸切出し (2400x1590 に現寸コピー) その他無加工。

 
2012.06.28 21:36 月齢8.9 高度 28.9度、方位 225.0 度、視半径 979.9 ”
カメラは同じD5100にケンコーのテレプラス( MC7 2X )を挟み2倍に拡大してみた。 
ISO−800 1/125秒
画像は、上の直焦点写真に合わせて縮小(55%)  その他、無加工。

※テレプラスで2倍に撮影し、画像処理で1/2にしたものだが、直焦点の現寸と比べてもさほどの劣化は感じられない。 
(等倍に拡大して2枚の画像をじっくりと見比べれば、周辺部ではシャープ感がやや失われたかな、という程度の差。 星野写真など視野の隅々までシャープ感が欲しい用途には若干の不満はあるかもしれない(未テスト)が月・惑星などの撮影でなら充分使える・・・と結論!) 

こちらは、中段のテレプラスによる2倍拡大写真を等倍で切出したもの。 その他、無加工。

現寸で見ても、”テレプラスも意外と使えるじゃないですか。” と言うのが実感。
 テレプラス、結構いいんじゃないですか・・・
天体望遠鏡とは言え、カメラからみれば無限遠に特化した超望遠レンズ。 
エクステンダーのように収差を改善したりするような機能は無いが、取り付け取り外しが簡単だし、ピントも大きくはズレないのもメリットのひとつ。 
FSQ−85EDで使う場合、月面や惑星とか、星雲(オリオンなど)や小さな星団などの拡大撮影する場合、アイピースを使った拡大撮影よりはるかに手軽だし、私の場合、結果もいいようだ。
今のシーズン(冬)、月面、惑星(木星の衛星の位置変化など)、オリオン星雲などはテレプラスを常用、すばるとかアルデバランの近くにあるヒアデス星団などを撮る時には外さないと画角に収まらない。

左画像、テレプラス実装状態。 
   テレプラスやドローチューブに貼りつけてある怪しげなテープは、暗い場所で取り付ける時の、マウント合いマーク。 
   もちろん暗い中でも怪しく不気味に発光する蓄光テープ。 これが無いと暗い中では取り付けに少々手こずる。


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 まずまずの夜空、それも休日。 撮らん訳にはいかんでしょ。

2012.07.08 04:16
月齢18.2  高度 49.2度、方位 199.5度、視半径 942.0"
D5100 ISO-200 1/180
 (光害カットフィルター LPS-P2 使用  ・・・月にゃいらんとは思うけど、外すのが面倒なので・・・)
4928x3264 から、1500x1500 へ現寸で切出し。 若干トーンカーブ補正。 その他加工無し。

雨と厚い雲の続いた合間、それも勤務に支障ない土曜の深夜、雲より晴れ間のほうが多い、まずまずの夜空。
これは撮らん訳にはいかんでしょう、と、頑張ってみた。

ベテランの方々からは、”何じゃ、この程度ならいつでも撮れるわい” と言われそうだけど、私にとっては久々の努力作。 
(オリジナルではややコントラストが浅いので、トーンカーブ補正有り。) 

※ 西の空に出ていた今年初のベガさまに気付き、さっそく向けて見た。 目標は ダブルダブルスター
  12mm アイビースではε1とε2 のダブルスターには分離して見える(5cm双眼鏡でも分離できるから当然か。)ものの、残念ながらダブルダブルスターにまでは分離できなかったが、5mmアイピース (136倍) に替えて見れば、ε1とε2 それぞれがくっきりはっきり縦と横にふたつづつの二重星に分離
  FS-60Q では密着状態にまでしか分離できなかったのが、FSQ-85ED と 5mmアイピースで完全に分離し、二つ並んだ星に見える! ひとり密かに感激!

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