このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

冬 の 北 海 道 大 満 喫 (2/4)

この章で撮影した、鉄道写真「最果てから去るもの」はこちらです。

1(出発〜道南)   >2(道南〜道北)<  > 3(道東〜道央)    4(道央〜帰着)
 
恥ずかしながら、グリーン車に乗るのは初めて。

「北斗」のグリーン車はハイデッカー構造で眺めが良い。
「北斗」のグリーン車
初・グリーン席初・グリーン席

グリーン席では、おしぼりと飲料のサービスがある。

当たり前だが座席も大きく足も伸ばせて快適。

早々陽が暮れてしまって残念だが、きっといい眺めである。

グリーン席を堪能しているうち、札幌が近づいてきた。
札幌駅到着。→

外は思ったほど寒くなく、雪もあまり無かった。
札幌駅
駅前通り←札幌駅を背に、駅前通り

札幌はこれだけ栄えているのに、同じ道内でもさびれた地域も数多く、その差が何とも言えないといつも思う。
続いては今回のお目当てである「利尻」乗車。

ホームに上がるも、発車時刻を過ぎた「はまなす」がいた。→

稚内からの「スーパー宗谷」4号が車両故障で遅れており、その接続を図る為に待機中との事であった。
「はまなす」
「スーパー宗谷」のはずが…←そして「スーパー宗谷」4号が到着した。

キハ183系トップナンバー、国鉄色であった。

しかしグリーン席を取っていた人には残念な事だったと思う。

なお、行先は「サロベツ・札幌」となっていた。
そしていよいよ「利尻」が入線。→

乗り込むB寝台は結構な盛況で、お別れ乗車が多いかと思ったが、どちらかと言えばそうでもない様に感じ取れた。

「利尻」が実質廃止される事で、稚内への日帰り出張が不可能になると、ビジネス客からは嘆きの声も上がっているそうである。

乗客のほとんどは、早々に床に就いた様であった。

自身も、真似る様に就寝体制に。
「利尻」入線
稚内到着南稚内駅到着前の放送で目覚める。外はすでに明るい。

どうやら今日は天気が良さそうだった。

南稚内を出ると、すぐに稚内駅である。すばやく降りる準備をする。

←そして稚内駅到着
駅構内では、早朝から「そば処宗谷」が営業中。→

日本最北端の立ち食いそばである。

ここで月見うどんを食す。

レンタカーを借りるまで時間があるので、普通列車で少し南下。
そば処宗谷
勇知駅勇知駅で下車

列車は次の兜沼駅で交換するが、単線路線でありがちな、到着と同時に対向列車出発の懸念があった為、勇知駅で下車。

北海道では、旧型客車を再利用した駅待合室が多い。
稚内駅へ戻り、レンタカーを借りる。

この日の車は、マツダのデミオ。→

スイフトよりは良いかと思ったが、タイヤのホイールバランスは崩れているし、左側に強力に寄っていくし、シガソケットは故障と、ハズレだった。

基本的に前輪駆動であるが、発進時はモーターで後輪をアシストするタイプだったがやけに滑る。これはタイヤの影響もありそう。

気をつけながら、最北のドライブが始まった。
マツダ・デミオ
凍る天塩川まずは北海道道・稚内天塩線を南下し、道の駅「てしお」へ。

施設内は観光バスツアー客で賑わっていた。

転回し再出発。

←天塩河口大橋から望む、全面凍結の天塩川
風力発電機が整列。→

この道路の名物のひとつである。
風力発電機が並ぶ
荒れる海それにしてもものすごい突風が吹く。

←それ故に海は大荒れ

冬の日本海が白い牙を立てており、春の兆しなど無い。
雪は降ったり止んだりしている。

少し内陸側へ入ってみると、猛烈な地吹雪。→

一見すると雪原に見えるが、画面中央は道路である。

周囲の雪と区別がつかない程に雪が舞っている。

午後には札幌からの「スーパー宗谷」1号がやって来る。

適当な場所を見つけ撮影する。
地吹雪
「スーパー宗谷」1号

「なは」以来、またJPEG最低画質・最小サイズで撮影してしまった。

シャッタータイミングも早く、幌がバラバラしている。

撮影出来るのは実質2本しかないだけに残念無念。
少し休憩した後、宗谷岬へ行ってみる。→

最果ての地へやって来たという到達感以外はこれといったものが無いが、やはり稚内まで着たからには来てしまう場所である。

天気は良かったものの空気は霞んでおり、残念ながらサハリンを見る事は出来なかった。
宗谷岬
国道238号線今回楽しみにしていた、宗谷岬より東側へ少しだけ足を伸ばす

国道238号線は稚内と網走を結ぶ。

オホーツク海と宗谷丘陵に挟まれた素晴らしい景観。

放っておくと間違いなく網走まで走ってしまう。

泣く泣く転回する。
内陸側は、宗谷丘陵が永遠と広がる。→

何となく歩いて行けそうにも見えるがただただ広い。

右上にかすかに見えているのが風力発電機である。

おびただしい本数が建っている。

緑の宗谷丘陵も良いが、白い宗谷丘陵もいいものだ。
雪の宗谷丘陵
サハリン見えず…この光景も撮りたかった1枚

本来ならば海の向こうにサハリンが見えるはずである。

道路はやや急勾配となっており、まるでオホーツク海へ吸い込まれるかの様な錯覚を覚える、私にとって本道路のハイライトである。

再び宗谷岬を通過し、ノシャップ岬を経由して再び稚内天塩線へ向かう。
夕日が、ちょうど日本海へ落ちるところであった。→

左に少し出っ張っているのが、雲をかぶった利尻富士 。→

風は相変わらず強く寒いが、盛大なる風景に思わず見入ってしまう。

陽が完全に暮れると、思い出したかのように寒い。

レンタカーを返却し、今度はバスに乗り込む。
盛大なる夕日
稚内温泉・童夢稚内温泉・童夢

最北の旅を堪能した後は、ここ稚内温泉に浸かるに限る。

冷えた体も塩化物系の泉質でよく温まる。

体が温まった後は食事を済ませのんびりと過ごす。

稚内駅行きの最後のバスは21:17発。

それに乗り込み駅へ戻る。今夜は最後の「利尻」乗車。
最後の乗車となる「利尻」が稚内駅へ入線。→

下り列車と比べると乗車率は低く、自由席も空席が目立つ。どうやら、下りは「利尻」で、帰りは「スーパー宗谷」4号で帰るパターンが多い模様。

最北端へ達する特急列車には、「スーパー宗谷」「サロベツ」「利尻」の3つがあり、どれも"果て"を連想させる愛称であった。そのうちの1つが実質消えてしまうのは惜しいものである。
稚内駅で出発を待つ「利尻」
B寝台(上段)B寝台

運賃、特急料金の他、6,300円もの寝台料金が掛かる。

その割には狭いベッドで、浴衣と電灯があるのみ。

これで6,300円とはいささか納得し難い。

「出雲」他もそうだが、よく乗車率の低下故の廃止が話題になる。

乗車率を低下させているのは、何も対策をしないJRなのである。
上り列車は、下り列車よりも1時間所要時間が多い。

この日の夜もぼちぼちして就寝した。

翌朝、また放送によって目が覚める。

いよいよ乗り収め、札幌駅に到着した。

何枚か撮影しているうち、車両は札幌運転所へ向け回送された。→
札幌駅を去る「利尻」
「利尻」の乗車案内続いて道東へ向かうべく、「スーパーおおぞら」1号に乗る。

←ホームへ上がると、「利尻」の乗車案内札があった。

この案内札も翌日には撤去される。

利尻富士やサロベツ原生花園のイラストまで描かれた、大変凝った案内札である。見ての通りいかにも"夏"であり、きっと6月には「はなたび」が加筆されて再登場する事と思う。
そんな事を考えているうち、「スーパーおおぞら」1号が入線。→

車両そのものは「スーパー宗谷」や「スーパー白鳥」の方が新しいが、JR北海道としてはこのキハ283系をナンバーワン的位置付けにしている様で、駅のポスターを初めとする広告は皆キハ283系が起用されている。

早速車内へと乗り込む。
「スーパーおおぞら」入線

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