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花図鑑　ブタナ(豚菜)

ブタナはヨーロッパからの帰化植物でこれを発見した植物学者の人が、
豚が好んでこの根を食べる事からフランスではSalade de pore「ブタのサラダ」と言われていたので
ブタナ(豚菜)という日本名（和名）に・・・
　別名を、その姿かたちからタンポポモドキ（タンポポのにせもの）とも呼びます。

花の時期はタンポポの花が終わった頃から夏までの比較的長い期間、タンポポと間違うほどよく似た花を咲かせます。
タンポポ属は1つの花茎に1つの頭花がつくきますが、ブタナは花茎が分岐して複数の頭花をつけます。
成長すると、花径が以上に長くなるので、タンポポとの区別は容易に出来ると思いますよ。

　花茎には葉が付かず、地表面に葉を円形に展開してロゼットを形成しています。
春以降においても他の草本が生い茂らないほどの荒地でも綺麗に花を咲かせる生命力の持ち主です。
荒地や造成法面などで繁茂していることが多いような気がします。

花言葉
「最後の恋」

ブタナ【豚菜】キク科エゾコウゾリナ属
学名：Hypochaeris radicata L.
別名：タンポポモドキ
花期：５〜１０月　　
花径：３〜４cm　　
草丈：３０〜５０㎝の多年草
生育地：草地、荒れ地など
分布：北、本、四、九（帰化植物）　　　

写真はまめとの花紀行で撮りためた写真集です。