このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

東武8000系

◆私鉄の103系型最多数車両

 東武8000系は昭和38年に登場した中空カルダン駆動の通勤型電車で、当時としては空気バネ台車を採用するなどして最新の技術を

取り入れた新型車両だった。その後20年に渡り増備が続けられたため、私鉄としては同一型式での最多両数の712両が製造された。

野州大塚ー壬生

 既に製造初期車は50年を経過しようとしており、更新改造がなされたものの半数近くが廃車になっている状況の中で、この形式に敬意を表しつつ、残りの全廃に至るまでの期間の活躍とこの形式のガイドを作りました。

 管理人としては西武101系の方が思い入れは強いですが、かの形式はもう残りわずかとなっていて、これからの撮り鉄活動を紹介するのはやや難があるので、東武8000系を大々的に紹介したいと考えます。

◇現状では、本線系統ではすでに浅草ー南栗橋での運用はなくなり、東上線でも残り3編成と第一線の活躍は終了近くなっている。野田線ではつい最近まで8000系の独占場だったが、後継車の60000系が登場、順次新型車両に置き換えられる運命にある。

逆にワンマン改造された2R、3R、4R車が登場し栃木・群馬の各ローカル線や東上線小川町以北と越生線では8000系の独占場となっている。

○まずは1984年頃の写真。この頃は8000系の増備がようやく終了した時期だった。まだ、7300・7800系の旧型車も多く残っていたので、同じ4扉通勤車として東武各線を走っていた。

小菅にて

本線系統には2R、4R、6R編成が配置されていて各停と準急(今の区間急行に相当)に使われていた。

上板橋にて

東上線系統では8R固定編成もあった。その後10両編成でも運転されるようになり、2R、4R、6R、8R車を繋いで10連としていた。

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