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探索日 2007.08.13
No.AK-004
手代線 | ■由利本荘市(秋田県旧鳥海町) ■全線ダート ■接続→手代奥山線・東山田線 ■由利本荘市百宅地区から手代奥山線、東山田線を結ぶ |
固く締まった快適ダートの続く鳥海山百宅口へのアクセス林道 |
……こんな感じ…… ■手代奥山線の終点のT字路と山裾の百宅地区を結ぶダート林道。鳥海山の百宅登山口へのアクセス林道としての役目もあるためか、砂利質の路面はよく整備されていて走りやすい。百宅地区から入線すると、これといった激坂や急カーブもなく緩やかな調子で淡々と登坂路が続く。ここはいわゆる林道的な険しさがないので若干の物足りなさは否めないが、数本のダート林道を乗り継げば山形県側に抜けられるので、その前哨戦的な意味では走り応えはあるだろう。ただし、観光シーズンには乗用車の通行も多いので追い抜きには要注意。なお、林道標はなぜか百宅地区からダートをしばらく進んだ名無し分岐地点にのみ設置されている。 |
■手代奥山線に接続する手代線の終点になっているT字路です。左が手代奥山線、手前が東山田線、前方が手代線で、山形県側から手代奥山線でやって来ると左手より前方へ進む形になっていますが、ここには手代線の林道標がないので少々分かり難くなっています。なお、手代線を反対側からやって来た場合には、路肩左手にある「→鳥海山 百宅口」の標識が目に付くので、それに従えば山形県側に抜けられます。また、ここは名無しダートの入口にもなっていて、前方斜め左に草むしたその入口が見えています。 →周囲を調べる! →名無しダートの様子をうかがう! | |||
■接続分岐地点から先に進むと、杉の点在する森の中を軽いアップダウンでダートがなだらかに延びています。路面は砂利質ですが、車の通行量も多いのか、しっかりと固く踏みしめられており、全く険しさはありません。ここはストレス無く快適に走行することができました。 | |||
■森に延びる快適ダートを進んでいくとコンクリ橋がありました。ここは赤沢川の支流に架かる橋ですが、この付近で有名な観光スポットの「法体の滝」はこの右手、2キロほど下流にあります。道すがら「法体の滝」の標識も見かけ、それならちょっと立ち寄ってみようか、とも思いますが、林道上からバイクで滝まで行ける道はなく、手代線を抜けた上でけっこうな距離を迂回しないとたどり着くことはできません。このダートの終点、百宅からの近道も今は(07年8月時点)は通行止めになっているし…。 | |||
■コンクリ橋を渡ると、それまで赤沢川の流れにに沿って(沿道からは眺められません)延びていたダートは、川筋から離れて山中を突っ切る形でカーブを繰り返して登坂していきます。といっても激坂や急カーブが連続するわけでもなく、なだらかな感じで全く険しさはありません。そんなダートをたどっていくと何やら草むした分岐地点に看板が立っています。 | |||
■でも、裏側からでは看板の文字は読めません…。反対側に回り込んでみると「手代林道」と記された林道標でした。ここが手代線の起点なのでしょうか? 確かにこの先ダートが途切れる地点にも林道標はなく、そうだと言われればそんな気もしますが、正確なところは不明です。すぐそばには藪だらけの分岐ダートがあるだけで何もありません。なお、ダートはまだ先に延びているので、取り敢えずダートの尽きる地点まで紹介しておきます。 →分岐ダートを眺める! | |||
■林道標を過ぎてさらに進むと、それまでやや平坦気味だったダートが今度は断続的な下りになりました。勾配傾斜が緩く、あまりそれと意識させないため、気が付くと下り坂になっていたようですようです。周囲は森に囲まれていて特にこれといったものはありません。進むに従って杉林が目立つようになった森の中を淡々と進みます。それと言い忘れましたが、手代線の紹介画像は探索の都合上、進行方向が全て逆(XRのリア方向が進行方向です)になっていますので、そのつもりで。 | |||
■下り坂をダラダラ下って進むと、ダート沿いの森が開けてきました。荒れ地みたいな草原の脇を緩く蛇行しながらダートが延びています。ここまで来ると、雰囲気的に何だか終点が近づいてきたような感じです。
| ■草原の脇に沿って進み、とあるカーブを曲がるといきなりダートが途切れて舗装が現れました。そこには「熊注意」の看板とと「←鳥海山 百宅口」の標識が立っているだけで林道標はありません。ややあっけない気もしますが、山形県の奥山線から乗り継いで来れる連続長距離ダートもここでようやく終わりです。なお、こちら側から山形県へ抜けるには「←鳥海山 百宅口」の標識に沿って手代奥山線に入ってしまえば、その後はほぼ1本道なのであまり迷うこともないでしょう。 | →探索終了! →引き返して手代奥山線に向かう! →引き返して東山田線に向かう! →周囲を見渡す! |