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探索日 2007.08.13
No.AK-007
東山田線 | ■由利本荘市(秋田県旧鳥海町) ■全線ダート ■接続→手代奥山線・手代線・東山田沢線・手代沢線 ■分岐→田麦山田線 ■手代奥山線・手代線との三叉路から東山田沢線・手代沢線との三叉路を結ぶ |
平坦なフラットダートは枝分かれ式ピストン林道群へのアクセス林道 |
……こんな感じ…… ■手代線から手代奥山線へと接続する三又地点を起点としてその先にあるピストン林道群へと連絡する全線ダート林道。全線に渡ってほぼ直線的な平坦路が続き、固く踏みしめられたフラットダートはとても走りやすい。始終、深い森の中を行くため、ここは森林浴気分で気持ちよく走行できる。なお、途中には上玉田川の流れの岸辺を並行する区間もある。この東山田線をたどって進むと、終点になっている二股分岐地点で林道名が変わってしまうが、いづれの林道に進んでも最終的にはピストン状態で行き止まりになってしまう。東山田線の先で枝分かれに分岐していくピストン林道群に向かう場合、必ず通ることになるが、途中の湧水ポイントは見逃せない。 |
■手代奥山線と手代線が接続しているこの地点が東山田線の起点になります。手前が手代線、右手が手代奥山線、そして直進方向が東山田線となっていますが、初めてやって来ると少々迷うかもしれませんが、直進方向左手の路肩に東山田線の林道標が設置されているので、ここはさほど心配することもないでしょう。ちなみに、手代線から手代奥山線方面へは県越林道となるため、たまに車の通行もありますが、まれに支線である東山田線方面にも釣り師かなんかの乗用車が入っていくこともあるようで、進むべき道が分からないまま、手代奥山線と勘違いしてつられて入っていくと、この先は全てピストンなのでちと面倒です。 | |
■起点の三叉路から東山田線に入るとフラットダートが直線的に続きます。一応、路面は砂利質ですが、アスファルトのようにコチコチに固く踏みしめられており、若干、表面の砂利が浮き砂利っぽい箇所もありましたが、これはほとんど問題ないでしょう。真夏の暑ささえ気にしなければ、雑木の繁った森の中を森林浴気分で気持ち良く進めます。 | |
■深い森の中を直線的に延びるダートをたどって進むと、途中にこんな感じでちょっとした広場のような場所がありました。周囲は全くの森に囲まれており、特に眺望スポットになっているわけではないのですが、実はここ、真夏限定で林道探索者には嬉しいあるものがあります。しかも、これさえあれば、余計な出費も抑えられるという優れものです。何だか分かります? →周囲を調べる! | |
■先述した広場から少し進むと進行方向右手に分岐ダートがありました。行く手を眺めてみると、林越しに上玉田川の流れが見えています。「なあんだ…」どうやらここは林道から川岸へと降りるただの道で、残念ながら支線林道になっているわけではないようです。釣りはやらないので、突入はパスして東山田線をさらに前進します。 | |
■川岸へと降りる道をパスしてしばらく進むと上玉田川が寄り添ってきて、しばらくこんな感じで川岸と並行してダートは延びています。この区間は過去に路肩崩落があって、それがその痕跡なのかどうかはは知りませんが、やや路面がユルく、土質っぽくて荒れた感じになっていました。その後、例の台風9号の影響が心配されますが、果たして今現在はどうなっているのかは分かりません。ともあれ、東山田線のダート沿いに直接川が眺められるのはこの区間だけです。 | |
■その後さらに進むと、ほどなくしてダートは上玉田川の流れと離れてしまい、再び深い森の中を進みます。ふと気付いて路肩を眺めると、東山田線にはたまに手入れの車両が入っているのか、ブルが路面をならした痕跡が路肩に残っていました。おかげで路面の凹凸が無く、快適に走れましたが、手入れが入る前はここ、路面が荒れていたのでしょうか? | |
■ブルできれいにならされた直線区間を抜けると、その先の右カーブの途中に田麦山田線の左折分岐がありました。東山田線の本道は道なりの右折方向ですが、左折方向には田麦山田線の林道標が設置されているので迷うことはないでしょう。ちなみに田麦山田線は東山田線から分岐している唯一の名のある支線ピストン林道です。 →田麦山田線に突入! | |
■田麦山田線の分岐を過ぎてさらに進むと、今度は右手に下っていくダート分岐がありました。東山田線から始まるこの付近一帯のピストン林道群の分岐箇所にはそのほとんどに林道標が設置されていますが、この分岐にはなぜか林道標が設置されていません。鬱蒼とした森の中の名無し分岐に一瞬戸惑ってしまいますが、雰囲気的に見れば、東山田線の本道は道なりの直進方向であることはすぐに分かると思います。たぶんですけど…。 →名無しダートの様子をうかがう! | |
■名無しダートの分岐を過ぎてさらに前進します。相変わらず周囲は一面の深い森で周囲の視界は全くききませんが、よくある杉一色の貧弱な森ではないので、真夏の蒸し暑さをのぞけば、それでも気分良く進むことができました。ちなみに、起点からここまでには、もちろんカーブはありますが、勾配はほとんどありません。ほぼ平坦路の道のりです。 | |
■「さて、東山田線はどんな感じの終点になっているのかな…」と、終点はよくある広場型終点なのか、それとも唐突に途切れる尻切れ型終点、もしくは自然消滅型終点か…、などと考えつつ平坦ダートを進んでいくと前方に二股分岐が現れました。この分岐をよく眺めてみると、二方向の行く手にはそれぞれ林道標が設置されているようで、右折側は「手代沢林道」、左折側には「東山田沢林道」と記されていました。とすると、どうやら東山田線は手代奥山線と手代線との三又分岐地点からここまでになっているらしく、実質的には一本道ですが、この先は手代沢線、もしくは東山田線のいづれかにその名称を変えているようです。というわけで、東山田線は一応、完抜け型の林道になっていました。とりあえず東山田線の探索はここで終了です。 →探索終了! →東山田沢線に突入! →手代沢線に突入! →引き返して手代奥山線に向かう! →引き返して手代線に向かう! |