| 久去岩谷林道の起点であり、久吉林道との接続地点にもなっている無名峠です。林道名こそ違えども実質的には1本道であり、ここはかつての碇ヶ関村と平賀町との境界。峠を境に自治体が異なる関係上、久去岩谷林道および久吉林道という林道名がそれぞれに付けられたのかもしれません。ちなみに久吉林道と登戸沢林道は、各種林道系サイトでは直接接続しているように紹介されていることが多いですが、正確には両林道の間にこの久去岩谷林道がショートながらも存在しています。ただし、残念ながら久去岩谷林道には林道標は存在せず、終点に掲げられた付近の簡易地図にてその名を確認できるのみ・・・。 |
| 峠が起点になっているので全線ほぼ下り坂が続きます。巨大なフキやクマザサがびっしりと生い茂るワダチダートが延びており、景観的には接続元である久吉林道となんら変わるところはありません。周囲はどこを見ても視界はきかず、ただただ深い森と藪が広がるのみです。 |
| ストレートと軽いカーブを繰り返してダートは延びています。周囲の草深さは相当なものですが、それでも砂利質の路面はいたって走りやすくなっていました。なお、路面のワダチがツルツルに光って見えるのは、降雨によってそこが水流と化しているためです。 |
| 周囲の視界は全くきかず、深い藪の中にひょろりと延びるダートをたどって前進すると、やがて前方にY字分岐が現れました。周囲は藪に囲まれた全くの山中で何もありませんが、ここが久去岩谷林道の終点になっています。パッと見しただけでは迷うこと必須ですが、Y字の右折側路肩に付近の林道地図が設置されているので、ここで迷うことはありません。掲げられた林道地図によると、ここより左折方面が登戸沢林道、右折側は大木平林道となり、どちらに進んでも最終的には十和田道(R102、R454の重複区間)に抜けられるみたいです。ちなみに登戸沢林道を進むと葛川地区に、大木平林道を進めば温川温泉付近に行き着きます。
→探索終了!
→登戸沢林道に突入!
→引き返して久吉林道に向かう!
→林道地図を眺める!
→登戸沢林道方面を眺める!
→大木平林道方面を眺める!
→登戸沢林道側から振り返る!
→大木平林道側から振り返る! |