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 櫛ヶ峯林道/ Kushigamine林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2008.08.14 ・ 2010.08.13 / No.AO-035 
 [ 所在地 ]平川市(旧平賀村) [ 状態 ]完抜ダート [ 接続林道 ]青荷沢林道 [ 分岐林道 ]滝ノ股林道
 雨で水没&沢状態と化したダートは最悪だが、それさえもまた楽しくて・・・

102、R454(国道番号重複区間)号線沿いの「温川温泉」付近から藤沢森(814.5m)方面に向かって曲がりくねった舗装路を登っていくと、高原地帯の開拓地のような「善光寺平」に行き着きます。そして道沿いに点在する民家に沿って進むと、左折する細いダートがありますが、ここが櫛ヶ峯林道の入口となっています。国道からかなりの距離があるものの、道なりに進めば迷うこともないでしょう。
→林道標を眺める!
装路からの分岐地点に立って櫛ヶ峯林道の行く手を眺めます。荒涼とした淋しい雰囲気の漂う畑地の中を真っ直ぐに農道じみたダートが延びており、折からの激しい雨の中ではいかにも寒々とした光景でした。肝心のダートも入線直後にいきなり水没状態となり、入口からこんな有様では先が思いやられます。はぁ・・・。
ャブジャブと起点直後の水没区間を抜けると、その先端がスパッと切り取られたようなアスファルト舗装の左曲がり角が現れます。これは善光寺平のメインストリート舗装路への農道を兼ねた僅かなショートカットになっており、ここを経由すれば入線直後の水没区間はパスできますが、あまり利用価値はないでしょう。
→起点を振り返る!
線早々、なんとも素敵な光景が続きました。前方に見えている森の木立が山への入口で、ここはまだそのアプローチに過ぎません。「止めておくのなら早い方がいい・・・」などと思いつつも、あと少しだけ・・・と先延ばしの繰り返しで、その先の状況は不明ながらもズルズルと前方に控えるあの森に向かって進みます。
光寺平の開墾地の畑や荒れ地を横切って森の入口地点までやって来ました。ここには新たに設置されたと思われる林道標があり、「櫛ヶ峯林道  延長15.873m」と記されています。なかなか距離もあってダートは走り応えありそうですが、朝から降り続くこの雨は全く止む気配は無し! 櫛ヶ峯林道経由でそのまま青荷沢林道もしくは砂子又林道へと抜けられればよし、ダメならば戻るのみ、と覚悟を決めてここは前進あるのみです。
に入ったからといってすぐに勾配区間となるわけではなく、しばらくは平坦路が続きました。おかげで路面に集まった雨水が流れずに巨大な水溜まりを発生させています。通常ならば、こういう場所での足付きは何が難でも避けたいところですが、すでにブーツの中は冠水状態で全滅済み。この先でどんなに水を被っても、もはや気になることはありません。それでいて膝上は全く濡れていないので、多少は気が楽といえば楽ではありますが・・・。
肩に鬱蒼と茂る深い山中にダートが延びています。道自体には今のところ荒れはないようで、降雨を別にすれば特に問題なく進めました。見通しは良いですが、草木が邪魔をして左右の視界はほとんどゼロ状態です。
裾から山中へと向かっているので、断続的に登り区間が続くと思われがちですが、部分的には下り区間もあります。櫛ヶ峯林道はコース的に沢などに沿って延びているのではなく、全くの山中を切り開いて道を通しているので、その関係上、地形によっては難所の迂回としていったん下るということもあるようです。
中に延びる林道なので、小さな沢なども横切ります。ここには橋が架かっていないことから、通常は涸れ沢か微々たる流れの沢なのでしょうが、この雨の影響で増水中・・・。でもまだ致命的ではないので、もちろん前進させていただきます!
→沢地点を振り返る!
を渡ると軽い感じの登り坂が連続して続くようになりました。雨は相変わらずザーザーと降っていますが、幸いにして風はほとんど吹いていませんでした。全身ズブ濡れでこんな雨の中、強風に吹き晒されては、体温を奪われてかなりの寒さになるでしょう。
の後、登り坂の途中で路肩の藪越しに少し展望のきく地点がありました。特別大した眺めではないですが、ここまでの区間では濃い樹木に遮られて何も視界がきかなかったので、ここはとりあえず眺めておきました。雨に打たれながらですけど・・・。
→展望を眺める!
→さらに櫛ヶ峯林道を進む!
→こ探索中止・・・
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