大小川林道（迂回ルート区間）/ Ogogawa

林道探索の書　〜今日もどこかで林道ざんまい〜　 大小川林道　 ［１］ ［２］ ［３］

	大小川林道の本道が藪荒れしていたため、心ならずも急遽コース変更して雷山林道、原石山林道との三叉路方面へと向かいます。この区間は正確には大小川林道ではなく周回ルートをつなぐ名無し「連絡道」ではありますが、大小川林道本線が通行困難なため、事実上の大小川線林道と化している模様。したがって当サイトでは仮に大小川林道として紹介しておきました。路面状態については大小川林道本線と比較すれば格段に良好でしたが、降雨の影響で出現した水溜まりの前後にはちょっとしたヌタ場もあってちゅるちゅると・・・。
	連絡ダートをさらに進むと路肩左手に廃屋状態のトタン小屋がありました。これは何かの資材置き場か、飯場の詰め所跡なのでしょうか？　人気の希薄な山中では、廃屋とはいえ人工物を見ると心なしかホッとします。探索時には付近のルートは分かっていたので気は楽でしたが、もしもルートもよく分からない目暗状態で、しかも雨の中を予定外の分岐ダートを進む状況であったなら、かなり焦ってしまうかもしれません。
	この連絡ダート区間は断続的な下り坂になっています。周囲が視界のきかない密林状態の森に囲まれている状況はこれまでと変わりはないですが、坂道を下ってとあるカーブを曲がると、いきなり開けた山腹の展望地点が！　路肩に茂った藪は深いですが、藪越しに雨煙る山々が望めました。 →景色を眺める！
	展望区間を過ぎると、再び視界のきかない樹林の中を急カーブでの切り返しを交えつつ下り坂が続きます。ダートは幅員もあって、路面への雑草の侵入もほとんどないため、一見するとフラットで走りやすそうですが、進むにつれて思った以上のゴツゴツとした路面になっていました。
	閉塞的な森の中をダラダラと下っていくので、どれくらい進んだのかよく分からなくなった頃、いきなり前方が開けて三叉路に行き着きました。名無し「連絡道」はここまでで、左折すると青荷沢林道に接続している原石山線に、右折すれば途中に青荷温泉への入口のある雷山林道となっています。しかし、原石山林道の林道標があるのみで、この三叉路も事前情報がないと進むべき方向に迷ってしまうかもしれません。大小川林道を終点の青荷沢林道との接続地点まで走破できなかったのは残念ですが、大小川林道を走るまともなルートは以上です。 →原石山林道に突入！ →三叉路を振り返る！ →現在地を確認する！ →探索終了！

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