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熊の沢林道/ Kumanosawa | 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 熊の沢林道 [1] [2] |
というわけで分岐箇所は左折して引き続き熊の沢林道本線を進みます。ちなみに直進側の名無し系ですが、国土地理院の地図やの県別地図では山道を表す破線で記されており、それによればピストンであるとのこと。最終的には薮に埋没して自然消滅でもしているのでしょう。 | |
夏の陽射しが差し込んで相変わらず雰囲気はとても明るいですが、その後も人の気配というものが全く感じられない静寂さに支配されたダートを登坂しながら進みます。うざい四輪にも邪魔されることなく、ここはマイペースで無人境を行くがごとくで楽しめたな! | |
そして再びここで予期せぬ最高なビューポイントが出現! 1ケ所目のビューポイントでは広大な山中に展開する牧野の雄大な光景が楽しめましたが、ここでは遥か遠方に位置する十和田市街地までの大パノラマを見渡すことができました。もちろん、それは視界を遮るようなものはなに一つない状態でですよ! ここは誰もが「熊の沢林道に来て良かった!」と痛感してしまうことでしょう。 → 景色を眺める! | |
素晴らしいビューポイントとを過ぎてさらに前進しますが、ふと気が付けば連続した登坂区間はいつの間にか終了。その後は軽いアップダウンはあるもの、基本的には水平コースが続く模様。路面状態もフラットで引き締まった走りやすい部類の状態に落ち着いています。 | |
「支線林道発見!」緩いアップダウンを繰り返すダートをたどることしばし、やがて左折で一気に下って行くダート分岐が出現! そして左手路肩の脇には熊の沢林道のものと隣接して「軽石沢林道」と記された、樹木の幹に括られた立札タイプの林道標を発見! というわけで軽石沢林道は分岐する支線の中で唯一林道標を備えた林道となっています。 → 軽石沢林道の様子を眺める! | |
末知なる軽石沢林道との分岐を直線、その後も引き続き熊の沢林道の探索を続行しますが、またしても土場が出現。土場の存在はこれで4箇所目となりますが、なぜかここでは1本の木材も見かけなかったな。すでに搬出済みらしく、再び少しずつ集積されていくのでしょう。 | |
そしてその直後に現れた5箇所目の土場では、木材のストック量がそろそろ限界に近い状態にありました。近いうちにトラックによる搬出作業が実施されることでしょうが、それに支障をきたさぬように、路面には泥ワダチ対策としてバラストが蒔かれていたものの、度重なるトラックの通行によってすでにコチコチに圧縮。ここは酷くガタガタになっていましたよ。 | |
木材搬出トラックの通行によってによって圧縮状態とされていたダートの様子です。タイヤの通過するワダチ部分は路面が固く引き締まっているものの、中央部分と路肩部分はタイヤによって押し出された土でフカフカ状態でした。なのでフラフラと右に左へと不必要にライン移動したりするとワダチの段差でタイヤを取られます。 | |
地面が柔らかな砂地っぽい箇所では木材を満載したトラックの重量によって路肩が陥没している箇所も目立ちました。幅員が狭いのか、タイヤが路肩をスパッと削り取った痕跡もあり。こういう箇所が雨天後にヌタヌタな泥アンコ状態となるんだな。 | |
ですが、大部分は真夏の強烈な陽射しに照らされてコチコチなコンクリート状態に。両脇から壁のように迫ってくる緑塊の中をストレートに貫く舗装路といった感じです。まあ、雨で地面が濡れていない限りは走りやすい状態といえるでしょう。 | |
そしてたどり着くのが黒森山林道への接続地点。なにもない森のまっただ中の場所であり、形の上ではそのまま道なりに熊の沢林道が続いているように見えますが、正確には熊の沢林道はここで終点となっています。左手の熊笹の薮に埋もれて木杭タイプの熊の沢林道の林道標も存在しています。ここは紛らわしいですが、前方から左手方向が黒森山林道となっており、道なりに右折すればR349号線(谷地湿原付近)に、左折すればR102号線(十和田湖温泉付近)へと黒森山林道経由でそれぞれ抜けることができます。というわけで、ビューポイントが特に素晴らしかった熊の沢林道の探索はここまで! → 探索終了! → 林道標を眺める! → 右折側(黒森山線R349号線方向)を眺める! → 左折側(黒森山線R102号線方向)を眺める! → 黒森山林道に突入! |
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