このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 滑川林道/ Namerigawa林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2014.08.13 / No.AO-087 
  延長距離は短いものの、いわゆる「放置」もなくてのんびり走れる国有林ピストン


↑明るい雰囲気で蠣崎林道系支線の中では走りやすいといえる1本です。ここは道すがらの雰囲気をのんびりと楽しめるでしょう。
つ市の蠣崎林道から分岐する支線林道の一本。蠣崎林道を進むと3番目に現れる支線でコース的な険しさはない。ピストン支線林道特有の草深さはあるものの、走行の妨げるほどのことはない。基本的に固く締ったダートはあくまで走りやすく、快適でさえもあったりする。途中には切り立った迫力の岩肌区間もあるが、始終、国有林の鬱蒼とした緑一色な森林の中を行くコース。道すがらに国有林の奥深さを実感できるが、路面は荒れていないため、すぐに末端までたどり着いてしまう。

 [所在地]むつ市
 [路面状況]全線ダート / ピストン
 [接続林道]蠣崎林道
 [コース]蠣崎林道から分岐して山中に延びる

つ市(旧川内町)の国有林を行く長距離ピストンの蠣崎林道から右折分岐する滑川林道の入口です。その林道名の通り、男川水系の滑川沿いに山中深く分け入る林道で、入口の林道標によれば、延長距離は2486m。ゲートの類は存在していませんでした。
線である蠣崎林道からの分岐地点は、このように山肌を豪快に切り崩した地形となっており、そのむき出しな岩壁がいやでも目につきます。ぱっと見したかぎりでは、そこから見えていた滑川林道のダートに「放置臭」は感じられず、無数に存在する蠣崎林道系の支線の中でもまともな支線林道かもしれません。そんな予感がしました。
草によるワダチが形成されて若干の草深さはあったものの、固く締ってまともな状態にあった滑川林道のダート。この様子ではたまに業関係の車両が立ち入っていそうな感じですね。鼻歌も飛び出すような走りやすい状態が続きます。
の滑川林道、開設するにあたってそこかしこで斜面をけっこう切り崩したみたい。ダートの路肩は密集した雑草の薮にカムフラージュされて確認しずらかったですが、それを思わせる険しい岩壁区間が連続しましたよ。
れ、数日前の雨の影響ですね。途中には大量の雨水が路面を横断して右手へと流れ下った痕跡がありました。一面に軟泥が溜まってヌタヌタとなっていましたよ。ただし、そこに四輪のタイヤ跡が刻まれていなかったことから、ここ数日に滑川林道へと立ち入ったのは当方だけだったみたい。
くらまともな路面状況とはいっても、さすがに下北の人跡希な山深い国有林のピストンではそれなりの草深さはあります。車両の通行が2、3日も途絶えると、早くもワダチ部分にぽつぽつと繁殖力旺盛な雑草の芽吹きが見られてくるみたい。
→路肩を調べる!
→路肩を調べる!
がて滑川へと注ぎ込む支流の沢を跨ぐコンクリ橋が現れます。これが林道名の滑川であると思ってしまいましたが、違ったようです。滑川の流れは林道の右手に位置しており、地図上では岸沿いのコースとして記載されていましたが、実際には鬱蒼とした樹林に遮られてまったく眺められなかったです。まあ、沢沿いの林道ではよくあることですね。
→沢を眺める!
流の沢を渡ってさらに進みますが、小さな木材集積場を通りかかりました。土場というにはささやか過ぎた感じですが、これって、下北特産のヒバ材でしょうか? 切り出されて間もないと思われる新鮮な木材がうず高く積み上げられていました。
れだけの山中ということで多少の草深さは否めませんが、当初の予想通り走りやすい路面状況が続いた滑川林道。でもその延長距離2486mです。ここまでダートを味わうべくゆっくり進んできましたが、距離的にみて末端地点はもう近いかもしれません。
→左手を眺める!
いうわけで何事もなく無事に滑川林道の末端地点に到達。そこは幅員が大きく広がった回転場のような広場となっていましたよ。その先は鬱蒼たるジャングルのような濃密な森であり、徒歩ででも立ち入れないような状況でした。人里遠く離れた山中のまっただ中で、視界に映るのは樹木の濃密な緑のみでしたが、ここはポッカリ開けているので暗さはなく、雰囲気的にも明るく気持ちの良い場所となっていたんだっけ。誰にも邪魔されることなく静寂さに包まれたその雰囲気をしばし味わい、そして今来た道を戻って滑川林道の探索は終了となりました。
→探索終了!
→引き返して蠣崎線に向かう!
→その先の様子をうかがう!
→振り返る!
→地面を調べる!
→トップへもどる林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 

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