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 六本木林道/ Roppongi林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2006.02.15 / No.C-018 
 [ 所在地 ]君津市 [ 状態 ]ピストンダート [ 接続林道 ]- [ 分岐林道 ] 東粟倉支線林道
 最大の難所は倒木の激しい竹林地帯、ヤレた路面は走り応え十分!

465号線から分岐する六本木林道の入口です。入口付近は、山中でよく見かける工事関係車輌などが放置されている資材置き場のような雰囲気ですが、よく見てみると奥へと道は続いています。起点からすでに路面はダートとなっていました。ちなみに、ここを訪れた時にはタイミングの悪いことに、入口の路面を電気工事中の大型車輌が塞いでいました。しかし、こちらは平日の真っ昼間からバイク遊び、相手は仕事です。すたすたと近づいて「あの〜、そこどけてくれませんか?」とは頼み難い雰囲気でした。仕方がないので、しばらく経ってから再び来てみると車輌は消えていたので、改めての進入開始となりました。
点から進んで行くと次々と素堀隧道が現れます。隧道入口付近はジメジメとしていて、困難というほどではありませんでしたが、路面はそれなりにヌタっているようです。進むほどに、跳ねる泥で足がどんどん汚れていくのが分かります。
道の周囲は竹林と杉林が混ざり合ったような感じで、鬱蒼とした暗い雰囲気です。まるでアーチのような、こんな短い素堀隧道なんかもありました。
中で現れた短い直線ストレートです。落ち葉と、その下に隠れたホクホクとした軟らかい土で覆われている路面には少々、走りにくさが感じられました。相変わらずジメジメとした雰囲気の中、先へとジェベルを進ませます。
ンクリ隧道手前に現れた東粟倉支線林道との二股分岐地点です。ここからいずれに進むにしても、鬱蒼としたハードそうな雰囲気には変わりありません。こんな所で分岐林道を見つけるとなんだかわくわくしますね。で、こちらは帰りの楽しみとして、ここはまず隧道に向かって六本木林道を進むことにしておきます。それと、この付近はやたらと落ちているゴミが目に付ました。「ゴミ捨て禁止」の看板が立てられていることからみても、どうやらコソコソと不法投棄が行われているようです。
→付近の路面状態を眺める!
→2007年1月13日時点での路面状況を眺める!
→2007年11月23日時点での路面状況を眺める!
→東粟倉支線林道に突入!
らに進むと、また素堀隧道が現れました。入口からすでに大きな水溜まりが見えており、いかにもヌタっていそうな雰囲気です。
んと、土砂崩れが隧道出口の先を塞いでいるようです! 一瞬、舌打ちしつつ、元来た道を戻ろうかとも思いましたが、それでもこういう場所は案外と楽に通れてしまうことがあるので、とりあえずそばまで進むことにしておきます。しかし、この隧道、出口付近の土砂崩れよりも内部のヌタが酷かったです。写真で見ると、路面は一見、固く締まっているようにも見えますが、その全てがヌタでした。タイヤを踏み込ませるとズボボ…と10センチ程めり込んでしまいました。塗り立て直後のセメント、といったら分かりやすいでしょうか。ともすればタイヤをとられて転倒しがちになるのを、両脚で踏ん張りつつ慎重に進みます。足は泥だらけですが、こんな場所で転ぶよりかはマシです。で、前方の水溜まりですが、深さが分からないのが恐かったので、端の壁側にラインをとりつつ、ヌタの中でエンストしないよう一気に勢いづけてやり過ごしました。
タ隧道&土砂崩れを越えて進むと、路面はガレ気味ではありますが、多少走りやすくなってきました。竹林地帯に入ったせいか、沿道はこれまでの陰鬱とした雰囲気から明るい雰囲気へと変わったようです。途中には小さな沢を跨ぐコンクリ橋がありました。今ではこんなに荒れていますが、六本木線も開設されたての頃はそれなりに整備されていたのでしょうか? そんなことを考えつつ、ここでとりあえず一服しておきました。
→沢を眺める!
の後は落石が目立ち始め、登山道のような雰囲気の中を進みます。ここからは細かくカーブしながら勾配を登坂していきますが、路面に散らばる落石にさえ気を付けていれば、まあ、大丈夫です。
面が走りやすくなったのは良いのですが、今度は竹藪が酷くなってきてしまいました。冬季の風雪でなぎ倒された竹を跨ぎ、あるいはくぐって進みます。一見すると軽そうな竹の倒木も、持ち上げてジェベルをくぐらすとなると重労働です。しかも、倒木の先にはまた倒木があり、幾重にも行く手を阻んでいるようでした。どこまでこんな作業をすればよいのか見当が付きません。ふと、「こういう努力は他にもっと向けるべきことがあるのでは…?」と思い始めると、急激にアホらしくなってここで前進を挫折…。ここまで来て残念ですが、今回は引き返すことにしておきました。
→挫折する…
→引き返して東粟倉支線林道に向かう!
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