このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2007.09.17
No.C-077

前山線■南房総市(旧富山町) ■ピストン半ダート
■県道89号線平群付近から大谷川ダム湖に沿って山中に延びる

 かつての湖岸ダートはもはや廃道状態、ここは恐れ知らずの剛の者のみ突入可能!

 ↓一応、ガードレールも設置された道なんですけどね、ここ。路面状態も分か
  らず、暗く雰囲気も悪いので、徒歩ででも遠慮しておきたいところです。


……こんな感じ……
■県道89号線沿いの大谷川ダムの湖岸に沿って山中に延びるピストン林道。かつては存在したのかもしれないが、当林道には林道標が設置されておらす、林道大崎線に設置されている「地すべり防止区域地図」によってのみ、その名を知ることができる。なお、起点は県道から少し山中へと進んだ地点にそれらしき場所があるが、正確なところは不明。起点からダムほとりまでは簡易的な舗装がなされているが、その先の湖岸区間はダートになっている。ただし、このダート区間はすでに廃道状態。路肩に設置されているガードレールによって道が続いていることが分かるものの、すでにまともに入っていける状態ではなく、暗く陰鬱としていて雰囲気もよくない。

■前山線は県道89号線沿いの大谷川ダム付近に起点がありますが、 溜池のような大谷川ダムは県道からは見えず、その存在に気が付きにくくなっています。加えて、前山線の起点にも林道標は設置されておらず、とても見つけにくいので、とりあえず県道からのアプローチを記しておきます。まずは県道89号線を富津館山道路の鋸南保田IC方面から進み、県道88号線と交差する平久里地区(地図によっては「平群」と記されているかもしれませんが、共に「へぐり」と読みます)を目指します。そのまま直進して89号線を進むとGSがありますが、そこから道路右手に数えて4つ目の分岐がこの画像の大谷川ダムの入口(ここでの進行方向は右から左手になります)です。ちなみに3つ目の分岐を右折すると、林道標の設置された大崎線の起点があります。
■県道から細い舗装路に入って進むと途中に分岐がありますが、ここは右に進み、そのまま道なりに前進するとたどり着くのがこのY字分岐(進行方向は手前から左前方になります)です。前山線を進むにはここを下る左手側ですが、 ちなみに右手方面に進むと細い登坂路が続き、地図上では付近の大崎線につながっているようですが、竹の倒木が酷く、完抜けすることは困難です。なお、前山線には林道標が設置されていないので正確なところは不明ですが、おそらくこの分岐地点が前山線の起点のような気がします。多分ですけど…。
■先述したY字分岐を下って少し進むと、淀んだ暗い雰囲気のする大谷川ダムのほとりにたどり着きました。いよいよここから、沼というか、溜池のような大谷川ガム湖に沿って延びる前山線のダートが始まります! 
→今来た道を振り返る!
■「うげぇ…!!」なんてこった。そこに待ちかまえていたのは、既に廃道と化した酷い鬼藪ダートでした。 六本木線東粟倉支線 のように荒れた藪道ダートにも踏み跡程度の痕跡はあるものですが、ここは沼のような陰鬱としたダム湖畔というその場所柄か、訪れるも者は皆無らしく、人の立ち入った痕跡がありません。人の通わなくなった廃道の行く先の状態は全く不明で、ダートはダム湖に沿って延びているため、その状態によっては運が悪いとダム落ちしてしまうかも…。ゲートやチェーンの類はありませんが、ここは立ち入らない方がいいでしょう。でもそれ以前にここにはジメジメとした暗さがあって、雰囲気がとても悪いので、言われるまでもなくその気は急速に衰えますが…。
→遠慮する…
→深部の様子を調べる!

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