このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 堰谷林道/ Sekiyatsu林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2015.03.29 / No.C-212 
 [ 所在地 ]長南町 [ 状態 ]完抜舗装 [ 接続林道 ] 中谷利根里林道  [ 分岐林道 ] 堰谷(支)林道
 林道標が残存して秘かに2本の林道に接続しているものの、林道らしさは極めて薄い

南町役場にほど近い「坂本」地区内に延びる中谷利根里林道(前方右手から手前)から分岐している堰谷林道の入口です。しかし、ご覧の通り標識の類はなにも無く、ここが林道同士の分岐地点であるとはとても思えません。それでありながら長南町において現在(2015.4)も林道標が残存する林道として貴重な存在であったりもしますが、ただし、それはここには設置されていません。
を遡ること数十年前の昭和45(1970)年に林道として開設され、平成元年(1986)に全線舗装された経歴を持つ堰谷林道。その後の目まぐるしい環境変化でもはや一般町道となんら変わりないです。「ここは林道である!」と言われても、にわかには納得できないかも。
谷利根里林道からの入口より100mほど進むと、溜め池のほとりで進路が二手に分れますが、堰谷林道は左折側。右折側は堰谷林道から分岐する堰谷(支)林道となっているので要注意。事前情報なしにやって来ると、必ずここで進むべき進路を間違えます。
→堰谷(支)林道の様子を眺める!
→堰谷(支)林道に突入!
→以前の様子を眺める!
いうわけで、分岐の左折側となるこちらが堰谷林道区間となるのですが、林道区間は緩い坂道となった舗装路側ですよ。すぐ脇の未舗装路は水田伝いに延びるただの農道なので悪しからず。下手に勘ぐり過ぎてそちらに進んでみてもなにもありません。
い坂道を登っていきますが、すぐに差しかかる登り坂の頂上にはこのような倒壊した木造建築物の残骸が目につきます。実はこれ農機具置き場なのですが、撤去するのも面倒なのか、倒壊したままでずっと放置され続けているんですね。
→以前の様子を眺める!
道を登り詰めてその後下っていきますが、中谷利根里林道からの分岐地点からここまであっという間の距離です。その所要時間は1分もかからないでしょう。延長距離488mという長南町で最短を誇る堰谷林道、さすがでした。
して終点となる町道への突き当たりが見えている下り坂の途中にひし形が! 現状はまだ「林道堰谷線」の文字が読める状態ですが、完全消滅は時間の問題。厳密にはすでに町道化されてしまっている堰谷林道を示す貴重な存在であるだけに、眺めておくのなら今しかありません。
→以前の様子を眺める!
終的には林道標設置地点から10mほどさらに下ると、そこで先で町道に突き当たって堰谷林道はエンド。延長距離は雀の涙で林道らしさも限りなく薄く、わざわざ訪れてもつまらんですよ。残存するひし形の存在は嬉しいですが、それもマニア林道愛好家にとっての話。まっとうな林道ライダーはまず近寄らない林道です。
道から林道出口を振り返るとこんな感じ。あの軽トラの後方数メートルの左路肩に林道標が存在しているのですが、普通に町道を走っていたらまず気がつきません。なお、ここで町道を左折すると500ほど先の左手に中谷利根里林道の入口があります。
→探索終了!
→引き返して中谷利根里林道に向かう!
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