| オフロードばりばりな林道探索も良いけど、ふと行きたくなるのがマニアな林道探索。それも正統派の林道ライダーならば絶対に近づかないようなやつがいいですね。というわけで長南町蔵持地区に存在する蔵持林道へとやって来ました。具体的な入口は「アバイディングクラブゴルフソサエティ」なる長ったらしい名前のゴルフ場の脇にある「蔵持ダム」へと至るこの地点。もちろん林道標なんて存在していないのは言うまでもありません。
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| そしてこれが入口から眺めた蔵持林道の様子ですが、これはもう一般道にしか見えません。しかしそれも当然。昭和29(1954)年に開設された蔵持林道ですが、残念ながら、厳密にはすでに町道化されているという現実があります。でもそれでは話が終わってしまうので、当サイトでは「林道」として紹介しておきますが、おそらく近在の方でも「蔵持林道」という存在を知っておられる方はまずいないと思います。 |
| いざ林道区間に入線して民家の脇を抜けていくと、すぐに幅員がぐっと狭まります。そしてそこからお待ちかねのダートに・・・という展開にはなりませんが、雰囲気としては農道っぽいです。春のうららかな陽気で近所のおばあさんが散歩していました。
→付近を眺める! |
| その後すぐに民家は途絶え、蔵持林道のか細い舗装路は薮とも雑木林ともいえないような荒れ地の中を進みます。ここは僅かに林道らしくもありましたが、まあ、まともな林道ライダーが訪れるような林道ではないです。 |
| そしてあっという間にたどり着いてしまった終点。前方の坂道を登った地点が蔵持ダムで、林道入口からここまで813m。そして林道の終点となっているダムの駐車場ですが、ご覧の通り思いっきり寂れまくっていましたよ。あっけなく蔵持林道の探索は終了ですが、ちなみにこの林道の資料をネットで探しても無駄に終わります。付近に
蔵持2号林道
が存在しているので、カンのいい林道マニアならば「1号的存在の林道もあるはず」と思ってしまうのですが、これが見つからないんですね。というわけで今回も
こいつ
のお世話になりました。
→振り返る!
→付近を眺める! |
| おそらく、もう二度と訪れることがないと思われる蔵持林道。帰りがけの駄賃で蔵持ダムを訪れてみました。林道終点の駐車場から坂道を数10mほど進むと、この地点で左手にダムの湖面が見えてきます。
→蔵持ダムを眺める! |
| ちなみにダムから先にも舗装路が続いています。この先が「関東ふれあいの道」らしく、そのまま進むと「野見金公園」へと至ってそのまま一般道へと退出できるので、帰りはそちら経由としておきました。付近にある
蔵持水沼林道
および
山田谷林道
へと向かう場合は、その方が近道でもあるしね。
→探索終了! |