このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2006.11.24
No.F-045

盤木沢線■いわき市 ■全線ダート ■接続→官沢線・硯石線
■県20号線から官沢線・硯石線とのT字路を結ぶ

 ダートの延長距離はやや短めだが森林浴気分で雰囲気的には良い感じ 

 ↓路面はいたって走りやすく、かつ沿道には広葉樹の雑木林が広がり、ここは
 ストレス無くしっとりと落ち着いたダートランが楽しめるでしょう。


……こんな感じ……
■県20号線から官沢線および、 硯石線に接続する全線ダートで、 鶴石山方面の林道群へのアプローチ林道の役割が大きい。山の斜面を巻くようにカーブを繰り返しつつ、なだらかなアップダウンで1本道が続くコースで険しさは見られず落ち着いた感じ。全線に渡って森の中を行くため展望や眺望などは望めないが、沿道には広葉樹の雑木林が広がり、雰囲気的にもいたって明るい感じになっている。天候にさえ恵まれれば森林浴気分でとても気持ちが良いだろう。路面は基本的には砂利質でフラット。とても走りやすくなっているが延長距離はさほどない。ちなみに、途中には名無しガレダートの分岐が存在する。

■県20号線上にある盤木沢線の入口です。県道をいわき方面からやって来ると、遠野トンネルの少し手前の左手に位置しています。ちなみに林道名にもなっている「盤木」とは、現在のように林道が整備される以前、木材搬出のために設けられていた橇道に、橇(キンマ)が土にめり込まないように敷かれた横木のことだと何かの本で読んだ覚えがありますが、ここは何かそれに由来しているのかもしれませんね。
■県道から入線すると、山肌の雑木林の斜面に沿ってダートは延びています。路面はしっとりと落ち着いた感じのフラットな砂利質で、タイヤを取られることもなく、とても走りやすい状態でした。厚く降り積もった落ち葉をカサコソと踏み付けながら前進します。
■僅かに傾斜がかった緩いアップダウンのダートを進むと、左手の斜面を登坂していく分岐が現れます。その先は見るからにガレて荒れている様子で、わざわざ突入する酔狂人もあまりいないとは思いますが、半ば朽ちかけた遮断バーが一応の形だけで行く手を塞いでいました。
→分岐先の様子をうかがう!
■雨風で一荒れ来たら、路面ごとずり落ちてしまいそうな山肌にダートは延びています。たまに落石でも発生するのか、「落ちてくる石に注意!」の看板もありましたが、ま、その時はどうしようもないでしょう。それでも地形的には険しくても路面的にはいたって良好でした。
■道端で見かけた紅葉です。辺り一面真っ赤な紅葉とまではいかないまでも、所々で紅く色付いたモミジを楽しむことができました。そんな雑木林の明るい雰囲気の中、ダートは緩くカーブを描きつつ延びています。
■また紅葉です。ひときわ鮮やかな紅色が目に付くたびに立ち止まってしまうので、なかなか先へと進むことができません。盤木沢線は全線に渡って眺望のきかない森の中を抜けているため、景観的にはやや単調かもしれませんが、秋の紅葉時だけは話は別なようです。
■秋も深まり、木々の枝も冬枯れして見通しの良くなったダートをゆっくりと進みます。XRのエンジンを止めてふと立ち止まってみると、辺りはシンと静まりかえって物音一つ聞こえません。すれ違うオフバイクや車もなく、じっとしていると何だか心が落ち着きます。
■ジャリジャリと踏み付ける路面の砂利の感触が心地よいダートを進むと、途中の左手に小ぎれいな木造家屋がありました。民家ではないと思われますが、よく見かける資材置き場にしては立派です。林業関係の方の休憩小屋なのでしょうか?
■家屋を過ぎてしばらく進むと、盤木沢線の終点になっているY字路に突き当たります。ここより先は右手が硯石線、左手が官沢線ですが、どちらに進んでも引き続きダートが楽しめるので、ここは気の向くままに進路をとれば良いでしょう。というわけで、盤木沢線の探索はここまでです。
→探索終了!
→硯石線に突入!
→官沢線に突入!

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