このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
探索日 2009.05.03
No.F-058
魔ヶ倉線 | ■浪江町 ■全線ダート ■分岐→魔ヶ倉支線 ■接続→三程線 ■三程線から分岐して山中に延びる |
やや作業道じみた趣の土質ダートで鬱蒼とした山中を連続登坂する |
……こんな感じ…… ■三程線から分岐、連続した登坂路で山中に延びるピストンダート。山深い鬱蒼とした森の中を進むため、周囲への視界は全くきかず、始終、薄暗い山中を進むことになる。路面は全線ほぼ土質。探索時には路面が乾ききっていたため、霜降には何ら支障はなかったが、所々において土砂崩れ跡や作業車両の残したキャタピラ跡やタイヤが掘り下げたワダチの溝などが見られ、梅雨時にはこれらが泥濘と化してしまうかも。ただし、致命的な荒れやガレはないので、天候や時季を選べば特に走行困難なダートではない。なお、延長距離は大して長くもない魔ヶ倉線だが、途中で右手に魔ヶ倉支線(林道標あり)を分岐しており、そちらの方が路面状態は良い。 |
■三程線から分岐している魔ヶ倉線の入口です。三程線の舗装路沿いの杉林の奥へとダートが延びており、入口から行く手を眺めてみるとモコモコと少々土質っぽい感じもしましたが、特に問題はなさそうでした。お約束のゲートも見えなかったので、ならばと早速入線してみます。 →!! | |
■入線直後に始まる登り坂を駆け上がると、入口からは見えていなかった遮断バータイプのゲートがありました。ゲートには南京錠も取り付けられてはおらず、ここは自由開閉式となっているのか、探索時には嬉しいオープン状態に! よって躊躇することなく前進させていただきましたが、何ともさい先の良いスタートです。 →入口を振り返る! | |
■作業車両のタイヤで堀えぐられたような大きなワダチのある土質ダートが続きます。雨天直後や梅雨時にはいかにもヌタヌタとしていそうな感じですが、幸いなことにここ最近の晴天続きで完全に乾ききっていました。 | |
■周囲は密林状態の濃い樹木の森に囲まれて全く視界のきかないダートをしばらく進むと、前方にT字路が現れました。ピストンでよくある枝分かれ式の作業道分岐かな? とも思いましたが、ここで右手を眺めてみると、すぐ先の路肩に魔ヶ倉支線の林道標を見つけることができました。どうやら左手が魔ヶ倉線本道で、右手はその支線になっているようです。 →魔ヶ倉支線の様子をうかがう! →魔ヶ倉支線に突入! | |
■魔ヶ倉支線とのT字路分岐を支線側から眺めてみるとこんな感じです。作業道じみた魔ヶ倉線本道のダートが急坂で薄暗い森の奥へと延びていました。雰囲気的には手前の支線側の方が明るくまともな感じが漂っており、林道標が無かったならば、こちらが本道だとは気が付かなかったかも。 | |
■T字路分岐を後にして坂道をさらに登って前進します。「ここ、大丈夫かな…」起伏のある不安定なダートの路面状態に若干の心細さを感じますが、まだしばらくは途切れることなくその先へと続いていそうです。 | |
■これは路面崩落でも起こした地面を均した跡でしょうか? キャタピラ跡が残る、やけに砂地っぽい箇所が現れました。路面は完全に乾燥していたので、走りにくいといったことはありませんでしたが、ダートはその先でどのような状態になっているのか、全く様子がつかめない状態です。 | |
■一抹の不安を感じると同時に、この先は一体どのようになっているのかと未知のピストン探索を味わいつつ進みますが、魔ヶ倉線の終点はいきなり現れました。とある登坂を登り切った地点にて、何の前触れもなくプツリとダートが途切れています。ここから先には山道すら存在せず全くの行き止まり状態であり、周囲には鬱蒼とした森の木々しか目に入りません。ここは閉鎖的で長居をするような場所でもないので、すぐに反転して魔ヶ倉線の探索は終了です。 →探索終了! →引き返して三程線に向かう! →振り返る! |