このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

日山源田線

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■その後しばらくは白い残雪の姿を目にすることもなく進みますが、やがて右折するダート分岐が現れました。入口には林道標らしき看板も設置されているようで、ここは名のある支線林道かと思ったのですが、残念ながらその正体は作業道であった模様。林道標だと思ったのは作業道標だったのですが、ちょっとだけ残念な状態となっていたんだっけ。
→作業道標を眺める!
→作業道の様子を眺める!
■「あちゃ〜」作業道分岐地点から少し進んだ地点でついに路面全体を覆う積雪が! 雰囲気的には雪の存在などまったく皆無に思える春うらら状態の日山源田線であったのに…。まあ、一見したところ致命的な積雪量ではないようですが、とりあえずは様子を見てみましょうか。
→積雪具合を見る!
■というわけで、ここは路肩を迂回することによって難無くやり過ごせました。それにしてもこれだけの量の残雪が存在していたということは、降雪の時季には恐ろしい雪の吹き溜まり場にでもなっているのでしょうか? 仮にもう少し雪解けが遅かったならば、ここで無念の撤退となっていた可能性も大いにあったことでしょう。
■その後もカーブを曲がるたびに大量の残雪が現れました。ただし、その都度これも幸いにして地面の露出した通行スペースができていたので問題なく前進することができましたよ。ただし、春先の林道ではいつでもどこでもこのように上手く事が進むとは限りません。たいていはそのうち乗り越えることのできない残雪が現れてしまいます。日山源田線ではそのような面倒臭い事態は免れましたが、春時の山越え林道の探索では通行不可に備えて迂回コースを考えておく必要がありますね。また、それを想定しておくと気分的にも焦らずに気が楽です。
■路肩にちらほらと雪塊が点在する日山源田線のダートを進みますが、路面はとても安定していました。雪解け直後の林道では落石などで多少の荒れが見られるケースがよくありますが、ここではそのような様子はなかったな。それとも、すでに路面補修の手入れでも入ったのでしょうか?
■その後も山側の斜面に沿ってかなりの量で残雪が残存している地点もありましたが、やはり路面を完全に覆い尽している箇所はなかったです。よって今回の探索では難儀な雪漕ぎをしなくて済みましたが、そうなると今度は少し物足りなさを感じてしまうもの。「少し雪と遊んでみたかったな」などと思ってみたりもします。
■そんなこんなで日山源田線の最高地点と思われる地点に到達しました。以降はなだらかな下り坂になっているのですが、ここは明瞭な形の峠にはなっていないようで、気が付くと下りに転じていたといった感じです。というわけで、この林道ではコース的な険しさはほとんど感じられません。
■林道最高地点を過ぎたのでその後は降路となりましたが、そこには先行するオフバイクのタイヤ跡が刻み付けられていました。いや、ひょっとしてこれは対向してきたオフバイクかもしれませんが、とにかく今日のこの日に日山源田線をどなたがかが走行したということだけは事実ですね。そう思うとなんだか無性に嬉しくなってきます。
■なだらかな下りを進んで行くと、またしてもちょっとした残雪箇所がありました。もちろん、脇にスペースがあるのでそこを通過しますが、せっかくの積雪です。天気も晴れて気分も良いことだし、XRを降りてその上を歩いてちょっと遊んでみたりします。
→積雪で遊んでみる!
■その必要性は全くなかったですが、あえて残雪部分を乗り越えてみたりもします。この時は一気にそこを通過できなくて雪上でストップしてしまいました。この直後、デジカメをしまう際にバランスを崩して転倒しそうになりましたが、でも楽しい。
■その後、日山源田線では積雪を見ることはなくなり、残雪区間は何事もなく終了しました。再び春うららかなダート区間を爽快に進みますが、その先では雪解けの影響である小規模な崖崩れを見かけたな。これが日山源田線で最も荒れていたといえる地点です。といっても全く問題とならないこの程度なので、いかにこの林道が穏やかであるかが分かるでしょう。
■なのに、さらに下って行くと「通行止め」の看板です。これは先述の微細な崖崩れの処置だと思われましたが、ちと過保護すぎるような気も。責任問題が絡むだけあって、「危ないから通るな」ではなくて、本音は「なにか起きたら面倒だから通るな」ってやつだったりして…。
■それにしてもここは気分が良いなぁ。天気は快晴で暖かいし、路面状態もフラットな荒れ知らずで良好、見通しも良くて言うことないですね。密かに危惧された残雪も大したことなかったし。うむ、理想的な春の林道探索だな。これならば良い形で日山源田線の林道探索が終われそうですよ。
■ですが、またしても前方に現れてしまいました。そう、アスファルトの虫食い舗装ってやつが…。どうやら、峠を越えたこちら側にもそれは存在していたみたい。う〜ん、完全ダートで完璧な美しい林道探索はなかなか難しいなぁ。
■という次第で、せっかくの夢見心地をぶち壊す舗装区間が始まります。結果から述べるとこの舗装区間も虫食いなので、しばらく進めばダートは復活しますが、この時はもう、てっきり終点まで舗装なのかと思ってしまいました。やれやれ…。
→林道標を眺める!
→さらに日山源田線を進む!
→もう飽きた…

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