このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 湯岐前林道/ Yujimatamae林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2015.12.29 / No.F-158 
 [ 所在地 ]塙町 [ 状態 ]完抜舗装 [ 接続林道 ] 湯岐林道  [ 分岐林道 ] 志保ノ湯小木林道
 阿武隈山地の秘湯、志保の湯温泉を目当てとするならば訪れる価値の大きい舗装林道

岐林道から1本道状態でそのまま接続している湯岐前林道の入口です。湯岐温泉方向からやって来ると、そのまま自然と乗り継ぐことになり、林道標もそれぞれのものが設置されていまるのですが、ともすれば林道名が変わることに気がつかないかもしれません。なにぶんにも湯岐林道、湯岐前林道共に生活道路臭プンプンな舗装林道なので、それもムリのないことですが、ぼーっと通り過ぎてしまいがちなんですね。
→振り返る!
島県でもとくに鄙びた「湯岐温泉」や「志保の湯温泉」を訪れたことのある林道ライダーならば、おそらくこの湯岐前林道を通っているはずですが、現在はもうご覧の通り、全線舗装な林道となっています。山間部を通る一般道となんら変わりないですが、嬉しいことに途中で左折分岐する志保ノ湯小木林道だけは未だダート状態。この林道、特別に素晴らしくもないですが、そう悪くもなくて県111号線「湯岐前」地区へと抜けることが可能です。
→志保ノ湯小木林道に突入!
保の湯小木林道の分岐を後にして山間部を進んで行きますが、険しさはほとんどありません。「山岳」というよりは「高地」と言った方が適切な、阿武隈山地の穏やかな標高500mほどの尾根筋伝いのコースです。路面はアスファルトなので、特に述べることもないですが、やがて前方に「志保の湯温泉」の看板が見えてきます。
行方向右手に切り返す志保の湯温泉への入口です。一軒宿のこの温泉も、実は以前は阿武隈山地界隈の林道探索の定宿だったのですが、残念ながら現在は一人宿泊は受け付けなくなってしまいました。そしてこれもよくある話ですが、湯岐前林道がまだダートであった頃は、オフライダーがよく泊まりにきていたものの、林道が舗装化されるとパタリとそれが途絶えたと女将さんに聞いたことがあります。そんな志保の湯温泉ですが、立ち寄り湯だけは今も昔も変わらずにおすすめ。冷鉱泉を思わせるヒンヤリ低温なアルカリ性単純泉の湯は、とくに暑い夏場では格別に気持ちがいいですよ。
道とは言ってみても、ここは志保の湯温泉や湯岐温泉へのアプローチとなっており、途中の「吉沢」地区への生活道路も兼ねています。したがって道すがらにはライフラインである電柱が立ち、アスファルトの路面は一般道のそれとまったく変わりありません。一般四輪とはすれ違うことがあるものの、オフバイクと出会うシーンはほとんどないでしょう。
の後もなだらかに蛇行して続く湯岐前林道の舗装路。やがて下り坂となって行く手に「押立」地区の民家が見えてくると、県道に突き当たる終点はもう近いです。接続する湯岐林道からの距離はおそよ4キロほどでしょうか。
どなくして県111号線に突き当たる終点に到着しました。というわけで、湯岐前林道の探索はこれで終了ですが、それにしてもここを林道として意識する方がどれほどいることやら。終点の路肩には杭タイプの赤茶けた林道標が設置されてはいますが、やはり同時に掲げられている湯岐温泉や志保の湯温泉入口を示す看板の方が目立っています。もしも県道を通りがかることがあったならば、サビまみれの林道標をちらっと眺めて見てやってください。
→探索終了!
→引き返して湯岐林道に向かう!
→振り返る!
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