高森林道

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

　高森林道/ Takamori 林道探索の書　〜今日もどこかで林道ざんまい〜　
探索日 2013.04.28 / No.F-189　
　［所在地］いわき市　［状態］ピストンダート　［接続林道］広平林道　［分岐林道］-
　奥へと進むにつれて薮深く変化、廃れダートは楽しめるけどとくに何もないピストン

林道ライダーならば誰もが興味を惹かれてやまない三和町の林道密集地帯で広平林道を探索中に発見した高森林道の起点です。いわき市三和町中寺「山下」に端を発する広平林道の起点から僅かに進んだ地点に位置しており、山下地区の民家が立つ集落内に入口がありました。木杭ではなくて鉄管タイプの林道標が設置されています。ちなみに広平林道を永久保林道の分岐まで進んでしまったら行き過ぎですよ。
→ 林道標を眺める！

正面から眺めた高森林道入口の様子。嬉しいことに即ダート状態で開始しており、先の見えないその先の様子が気になって仕方ありません。タイミング的には広平林道の探索を開始した矢先でしたが、そちらはいったんお預けしておいて、これはもう薄暗い樹林の奥へと延びる高森林道のダートに進撃するしかなかったです。
ゲートも無くて自由立入り状態であった高森林道へとさっそく入線しますが、いざ乗り込むとそこは思った通りの雰囲気でした。よくある植林の中を行く薄暗い林道のそれであり、路面にはスギの小枝が大量に堆積。わさわさと踏みつけながらゆっくりと前進します。
するとその先にてあからさまな落石が・・・。しかしこれは大きいな。どこから転がり落ちてきたものかと斜面を見上げてしまいますが、おそらく地中に埋まっていたものが周囲の土が風雨で洗われて露出、ドスンと落ちてきたのですなぁ。運悪く直撃を喰らったら、それこそ路肩に弾き飛ばされてただでは済まないでしょう。1000kgはありそうな落石でした。
スギやヒノキの間伐材が路肩に放置で積まれた光景などを眺めながら高森林道を前進。きれいに枝打ちされた樹林が続くダートから察するに、この林道は間違いなく生粋の林業系だと思います。なので、ここには林業作業車がたまに立ち入っていそうです。
林道とも作業道とも思えるような、微妙な廃れ具合のダートが植林の中に続きます。放置というよりも、車両の通行頻度の少なさによる状態ですね。「林業専用道」という言葉がありますが、ここはまさにそれ。地元の一般車両はまず立ち入ってこないものと思われます。
しかし、進むにつれて路面が次第にフカフカとしてきましたよ。林業作業で発生した小枝や針のような枯葉が次第に量を増して路面に堆積。高森林道の路面は一応小砂質のようですが、ほとんど見えていない状態でした。しかしオフバイク的には特に問題はなし。
と思ったものの、それはしょっと考えが甘かったみたい。やがてカーブの連なる急坂が開始しますが、そこで路面がボロボロに！　すなわち、そのまま路肩がごっそりズリ落ちてしまうかと思うほどのクレバスが発生していたんですね。亀裂は見た目以上に深かったので、さすがにＸＲの進撃速度を落とさざるを得なかったですが、まったく味な真似を・・・。
ちなみにこれは帰路に同地点を通過した時のものですが、行きの登りよりも帰りの下りの方が走りにくかったです。クレバスによって陥没した右側を避けて左側を通りますが、ボコボコな起伏で斜めっているので気が抜けません。バランスを崩すと陥没部分にずり落ちてしまいそうな状態です。しかし、オフバイク的には致命的な荒れでもないので、これくらいあった方が逆に楽しいというものでしょう。ゆっくりと前進してやり過ごします。
→ 路面状況を確認！

クレバス区間を無事にやり過ごしてさらに登坂して進むと、予想通りだダートは一気に廃れた様相を見せてきます。路面がクレバスであのようにズタズタではそれも当然であり、ここはどうも車両の通行が遮断されているくさいな。おかげでダートは草ボーボー状態。その後は地面の土が見えない状態が続きます。
車両の通行の痕跡も完全に途絶えたダートそのまま進んでいくと、やがて行く手に立ち塞がるような薮の壁が見えてきます。手前からだと左カーブでさらに林道区間が続いているようにも見えましたが、残念、違いました。草ボーボーで地面が土塊だっていますが、近づいてみると、そこは僅かに路肩が膨らんだ回転場のような地点だったんですね。
わずかに路肩の膨らんで回転場のあった高森林道の終点です。その先にはなおも道筋らしきものが続いていますが、やはり林道としてはここが末端であったみたい。その先は植林関係の作業道だと思われ、前方斜面のスギの若木の方向へと登坂しているものの、繁茂しまくる酷い薮で手がつけられない状態に・・・。というわけで、これ以上進んでみても得られるものは皆無であると判断、高森林道の探索はこれで終了。
→ 探索終了！
→ その先の様子を眺める！
→ 振り返る！
→ 引き返して広平林道に向かう！
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このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

	林道ライダーならば誰もが興味を惹かれてやまない三和町の林道密集地帯で広平林道を探索中に発見した高森林道の起点です。いわき市三和町中寺「山下」に端を発する広平林道の起点から僅かに進んだ地点に位置しており、山下地区の民家が立つ集落内に入口がありました。木杭ではなくて鉄管タイプの林道標が設置されています。ちなみに広平林道を永久保林道の分岐まで進んでしまったら行き過ぎですよ。 → 林道標を眺める！
	正面から眺めた高森林道入口の様子。嬉しいことに即ダート状態で開始しており、先の見えないその先の様子が気になって仕方ありません。タイミング的には広平林道の探索を開始した矢先でしたが、そちらはいったんお預けしておいて、これはもう薄暗い樹林の奥へと延びる高森林道のダートに進撃するしかなかったです。
	ゲートも無くて自由立入り状態であった高森林道へとさっそく入線しますが、いざ乗り込むとそこは思った通りの雰囲気でした。よくある植林の中を行く薄暗い林道のそれであり、路面にはスギの小枝が大量に堆積。わさわさと踏みつけながらゆっくりと前進します。
	するとその先にてあからさまな落石が・・・。しかしこれは大きいな。どこから転がり落ちてきたものかと斜面を見上げてしまいますが、おそらく地中に埋まっていたものが周囲の土が風雨で洗われて露出、ドスンと落ちてきたのですなぁ。運悪く直撃を喰らったら、それこそ路肩に弾き飛ばされてただでは済まないでしょう。1000kgはありそうな落石でした。
	スギやヒノキの間伐材が路肩に放置で積まれた光景などを眺めながら高森林道を前進。きれいに枝打ちされた樹林が続くダートから察するに、この林道は間違いなく生粋の林業系だと思います。なので、ここには林業作業車がたまに立ち入っていそうです。
	林道とも作業道とも思えるような、微妙な廃れ具合のダートが植林の中に続きます。放置というよりも、車両の通行頻度の少なさによる状態ですね。「林業専用道」という言葉がありますが、ここはまさにそれ。地元の一般車両はまず立ち入ってこないものと思われます。
	しかし、進むにつれて路面が次第にフカフカとしてきましたよ。林業作業で発生した小枝や針のような枯葉が次第に量を増して路面に堆積。高森林道の路面は一応小砂質のようですが、ほとんど見えていない状態でした。しかしオフバイク的には特に問題はなし。
	と思ったものの、それはしょっと考えが甘かったみたい。やがてカーブの連なる急坂が開始しますが、そこで路面がボロボロに！　すなわち、そのまま路肩がごっそりズリ落ちてしまうかと思うほどのクレバスが発生していたんですね。亀裂は見た目以上に深かったので、さすがにＸＲの進撃速度を落とさざるを得なかったですが、まったく味な真似を・・・。
	ちなみにこれは帰路に同地点を通過した時のものですが、行きの登りよりも帰りの下りの方が走りにくかったです。クレバスによって陥没した右側を避けて左側を通りますが、ボコボコな起伏で斜めっているので気が抜けません。バランスを崩すと陥没部分にずり落ちてしまいそうな状態です。しかし、オフバイク的には致命的な荒れでもないので、これくらいあった方が逆に楽しいというものでしょう。ゆっくりと前進してやり過ごします。 → 路面状況を確認！
	クレバス区間を無事にやり過ごしてさらに登坂して進むと、予想通りだダートは一気に廃れた様相を見せてきます。路面がクレバスであのようにズタズタではそれも当然であり、ここはどうも車両の通行が遮断されているくさいな。おかげでダートは草ボーボー状態。その後は地面の土が見えない状態が続きます。
	車両の通行の痕跡も完全に途絶えたダートそのまま進んでいくと、やがて行く手に立ち塞がるような薮の壁が見えてきます。手前からだと左カーブでさらに林道区間が続いているようにも見えましたが、残念、違いました。草ボーボーで地面が土塊だっていますが、近づいてみると、そこは僅かに路肩が膨らんだ回転場のような地点だったんですね。
	わずかに路肩の膨らんで回転場のあった高森林道の終点です。その先にはなおも道筋らしきものが続いていますが、やはり林道としてはここが末端であったみたい。その先は植林関係の作業道だと思われ、前方斜面のスギの若木の方向へと登坂しているものの、繁茂しまくる酷い薮で手がつけられない状態に・・・。というわけで、これ以上進んでみても得られるものは皆無であると判断、高森林道の探索はこれで終了。 → 探索終了！ → その先の様子を眺める！ → 振り返る！ → 引き返して広平林道に向かう！