このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 永久保林道/ Nagakubo林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2013.04.28 / No.F-190 
 [ 所在地 ]いわき市 [ 状態 ]ピストンダート [ 接続林道 ] 広平林道  [ 分岐林道 ]-
 森林浴気分で走れるダートの走り心地の良さは逸品なれど、延長距離の短さが玉に傷

わき市三和町中寺の山林内に延びる広平林道から分岐する永久保林道の起点にやって来ました。広平林道を起点の位置する三和町中寺「山下」地区側から進むと2本目の支線林道ですが、隣接するもう1本の支線林道である 高森林道 の起点から離れること僅か100mと少し。つい今しがた隣接する高森林道を1ピストンしてきたばかりでしたが、そこに林道標を発見したからには見過ごすことができるはずもなかったなぁ。
→ 林道標を眺める!
してこれが林道標の立つ起点から眺めた永久保林道の様子ですが、しめしめ、なんと入線早々から走り心地の良さそうなフラットなダートが開始しているじゃないですか! こいつはなんとも期待できそうですが、850mという延長距離の極短さは気になりますね。
点から嬉しいフラットダートで開始していた永久保林道にいざ進撃開始! するとすぐに周囲を蒼々たるスギの樹林に囲まれます。林道の雰囲気は明るいものではなかったですが、僅かな登りコースとなったダートは予想外の抜群な走り心地の良さをみせてくれました。
乱するスギの小枝や細かな葉っぱが、植林地帯を行く生粋の林業系ダートであることを物語る永久保林道。踏みしめる小砂利の感触も心地良く、誰もいない林道のシンと静まり返った静寂さをXRともども味わいかみしめながら、林道の奥へと進みます。
だ真新しさの残るダートにまぶされた小砂利。林業系車両の立入りもたまにあるのか、これは路面維持で林道に手入れが行き届いている状態ですね。右手の森の2〜300m離れた場所には隣接する高森林道が平行して延びていますが、そちらはどこか廃れて作業道っぽくもあったのですが、永久保林道ではそのような雰囲気はなかったです。林業作業の最前線の現場が隣接する高森林道から永久保林道へと移ったのでしょうか?
すがらに景観的なものは望めない植林の樹林のまっただ中を進んでいきます。植林地帯の林道、それも行き止まりなピストンともなれば、どこか陰鬱っぽい暗さが漂いがちなものですが、手入れが行き届いた植林ではそれが感じられませんね。きれいに枝打ちされたスギやヒノキの樹林の中をのんびり進むのは、ちょっとした森林浴気分で爽やかなものです。
かし、永久保林道の延長距離はやはり短いです。いい感じで樹林の中をトコトコ進んでいくと、すぐに終点にたどり着いてしまいました。路肩が膨らんで車両が回転可能な幅員が設けられていたのはピストンならではのお約束でしょう。そして右の路肩には1本の木杭がぽつんと立っていましたが、それは眺めてみるまでもなく終点を示す林道標だったんですね。そして回転場の左手にはとある仕掛けがあったのですが、それってなんだか分かります?
→ 回転場の左手を調べる!
してここが回転場の再奥の林道末端地点。その先には植林の斜面が広がっていて、もう道のない完全な行き止まりです。ピストンの末端は土塊に荒れて草ボーボーとなっていることが多いですが、しかし永久保林道ではそういうことはありませんでした。林道末端ということでさすがに地面は一面草に覆われていましたが、なんだかまるで芝生敷みたいです。という感じで永久保林道の探索はあっという間に終了ですが、ここはすぐに引き返したくなるような雰囲気でもなかったので、エンジンを止めてまったりと過ごしてしまったんだっけなぁ。
→ 探索終了!
→ 振り返る!
→ 引き返して広平林道に向かう!
トップへもどる林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください