このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2007.02.12
No.IBA-003

大久保線■大子町 ■ピストン半ダート ■分岐→長草線 ■接続→大久保沢線
■県道28号線宮本付近から大久保沢線に接続する

 植林地帯を抜けると山岳ダートに変わるも、林道名が変わっていきなり終点に… 

 ↓序盤から中盤にかけては植林地帯を行くため、やや単調気味ですが、進むに
  したがって雰囲気も変わります。ピストンですが、距離はそこそこあり。


……こんな感じ……
■県道28号線から無数に左右に枝分かれしている林道の1本。宮本の集落から入線するとしばらくはコンクリ舗装が続き、途中で長草線を分岐してからダートとなる。無数の作業道を分岐するダート区間は基本的に砂利質だが、前半では車両のタイヤが掘りえぐった水溜まりやヌタ場も発生している模様。なお、その大半が植林地帯を抜けているため、眺望は全く望めずやや単調気味だが、植林地帯を抜けると勾配角度がきつくなり、やっと山岳ダートっぽくなってくるものの、少々ガレてきたなと感じ始めた途端に、大久保沢線の林道標が現れて終点となってしまう。 それでも事実上は1本道である大久保沢線に乗り継げばちょっとした距離になるので、そこそこ楽しめる。

■八溝山方面へと向かう県道28号線を走っていると、 時折左右に現れる林道標が目に付きますが、宮本集落付近から八溝川水系大久保沢に沿って高笹山 (921.5m)方面に延びている大久保線もその1本で、その入口はこちらになります。意外と住宅地っぽい場所にある曲がり角がそれですが、黄色い林道標があるので、注意しながら走っていれば見落とすこともないでしょう。
→付近を調べる!
■林道標の立つ県道28号線から折れ曲がり、八溝川を渡って宮本の集落を通り抜けると細いコンクリ簡易舗装路が山中に向かって杉山の斜面を延びています。八溝川の橋を過ぎると勾配区間が始まりますが、なだらかな感じで、急坂というほどではないようです。
■宮本の集落を過ぎると、今度は大久保沢に沿ってクネクネと杉林の中を進みます(最上段の写真参照)。しばらくするとコンクリ舗装が途切れてやや土質っぽいダートが始まりますが、ここから左手方面に大久保沢を渡って長草線が分岐しています。ここまでの区間、路面はコンクリ舗装となっていますが、土が路面一杯に堆積しており、わだち部分のみコンクリ面が現れている状態でした。誤って路面中央の土に乗り上げると、非常に軟らかく、グチョリとフロントが取られて転倒しそうになるので要注意です。
→長草線に突入!
■長草線の分岐を後に、やや薄暗い杉林の中をゆっくりと進みます。路面が湿っているため、泥跳ねと路肩のヌタに注意しながらしばらく進むと左折分岐が現れました。立ち入り禁止のロープが張られていますが、こちらは作業道といった感じで山の斜面を鬼坂で登坂しています。突入心を煽られましたが、わざわざロープを○○して侵入するのも面倒なので、ここは本道に沿って道なりに前進です。
→分岐先の様子を眺める!
■大久保沢の流れに沿ってダートは、時折右に左へと沢の流れを跨いで延びています。やや土質っぽくはありますが、基本的には砂利質ダートなので走りやすいのですが、所々で路面が陥没していて、そこに水溜まりが発生していました。路肩や中央部分は土が軟らかいため、避けることもできず、仕方がないので水溜まりの中央をソロリソロリとやり過ごします。ちなみに、ここには路肩の左手に小さな祠が祀られています。林業作業の安全祈願でしょうか?
■水溜まりをやり過ごしたその先に二股分岐が現れました。どう見ても本道は左側方面なので、こちらに進みますが、右側はどうやら作業道になっている様子です。こちらにも突入してみたかったのですが、あいにく軽トラが道を塞いでいます。脇をすり抜けることも可能でしたが、なんとなく気が引けたので、今回はこちらはパスしておきました。
■大久保沢の流れを挟んで、先ほど分岐した作業道と並行するように杉林の中を登坂していきます。周囲には枝打ちされた杉の小枝や葉が散乱しており、林業作業の現場の真っ直中といった感じです。ここでは小型重機も活躍するのか、ダートの路肩にででん、と置かれた給油用ドラム缶が現場の重厚な雰囲気を演出します。ポンプもあることですし、せっかくなのでセルフで給油させていただきたいところです! でも、これってやはり軽油なのでしょうか? それはさておき、しばらくはこんな感じの枝打ち現場を抜けていきます。
■セルフ給油を無事終えて(ウソ)、さらに傾斜角度を増してきた登坂路を進むと、植林地帯を抜けたのか、気が付くと周囲の様子も杉一色から広葉樹林の生い茂る森へと変わりました。それにともない、ダートの路面はややガレっぽい砂利ダートに変わってきます。所によっては砂利が深かったりするので、尻振りを繰り返しつつ進んだ先に、また分岐が現れました。こちらは一応、コンクリで簡易舗装がなされているようですが、物凄い鬼坂になっています。どうもピストンくさいですが、詳細は不明です。
■進むほどに砂利のつぶてが大きくなり、やや走りにくい砂利ダートの勾配をたどって進むと、前方のちょっとした広場の手前に林道標が現れました。「大久保線の林道標かな?」と思って眺めてみましたが、「大久保沢林道」と記されています。なぜだかよく分かりませんが、どうやら大久保線はここまでで、そのまま1本道でこれより先は大久保沢線となっているようでした。ということで、大久保線の探索はここまでです。
→探索終了!
→このまま大久保沢線に突入!

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