このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2007.02.11
No.IBA-007

高帽山線■北茨木市 ■全線ダート ■分岐→高帽山支線 ■接続→阿吹線
■阿吹線と県道27号線を結ぶ

 険しさは皆無、なだらかに峠越えをする極上フラットダートで楽しめる! 

 ↓路面はどこまで行ってもこんな感じのフラットダート。いたって走行しやす
 く、勾配区間も大したことはありません。じっくりとダートを楽しめますよ。


……こんな感じ……
■県道10号線と27号線をショートカットする形で高帽山の脇に延びるダート林道。 阿吹線経由で入線すると、前半はやや急カーブの連続する登坂路が、峠を境にその後は終点までダラダラとした下り坂が続く。路面は全線を通してフラットな砂利ダートで走りやすい。なお、山腹に沿って進むため、眺望はあまり望めないが、途中の峠付近でのみ視界が開けている。また、コース的にも穏やかなので、ここはハイスピード巡航するか、ゆっくり走行するか、ライダーの好みでダートランをじっくり楽しめるだろう。いづれにしても荒れやガレがなくテンポ良く進めるのが好印象。ただし、県道27号線側の入口はチェーンで封鎖されていることを付け加えておきたい。

■阿吹線から分岐している高帽山線の起点です。本林道へは阿吹線経由でアプローチすることになりますが、途中で鋭角に切り返す形で登坂していく高帽山線を分岐しており、この地点の路肩に杭状の林道標が設置されていました。路面はややラフな砂利ダートで走りやすくなっています。
→起点を振り返る
■起点から入線して進むと、ヒノキ、もしくは杉林の中を細かく切り返しながら一気に標高を稼いでいきます。で、意外と明るい雰囲気のダートをゆっくり登坂していくと、進行方向左手にこんなダート分岐がありました。 特に林道標もなく、名無し系作業道といった感じでした。
→分岐ダートを眺める!
■さらに登坂路をたどって進みます。区間的に路肩の山側の斜面にはブロック壁も施されており、意外と整備がなされている感じでした。ここは路面状態も良好、幅員もゆったりとしているので、初心者でも何のストレス無く快適に走行することができるでしょう。冷や汗と緊張を強いられる荒れダートも良いですが、神経を遣わずにのんびり走れるダートも良いものですね。
■ウネウネと蛇行するダートを進みます。高帽山線はこの先にある高帽山支線との分岐地点が無名峠になっていますが、ここはまだ山の中腹に位置しているので、木々が邪魔して周囲の視界はききませんが、それでも雰囲気的にはよい感じです。ダートをじっくり味わうように、ここはのんびり前進します。
■登坂区間では小刻みなカーブが、また時折思い出したように切り返しの急カーブが現れますが、区間的にこんな感じのストレートもありました。適度なカーブとストレートが好印象です。なお、探索時は2月の真冬であったため、晴天とはいえ、日陰では寒さが身に染みましたが、所々にできていた日だまりでは、意外と暖かかったりします。
■切り返しの急カーブを通過すること数回、なだらかな登坂路に沿って進むと、いきなり路肩右手の木々が開けてこんな場所に差しかかりました。雰囲気的に峠地点は近い感じです。路面の両脇を木々に囲まれているとあまり意識しませんが、林道は山の斜面に沿って延びているので、当然、路肩右側は急斜面になっていますが、木の生えていない裸状態だとその急峻さを改めて実感します。
■完膚無きまでに木々が伐採された山肌のシワに沿って大きく回り込みます。やや殺伐とした光景ですが、視界を遮る木々がないため、前方へと蛇行して延びるダートの先まで見通せる爽快さは味わえました。ここが高帽山線のハイライト区間と言ってもいいでしょう。
■前方で左手にカーブしている地点が無名峠で、ここはそのほんの少し手前になります。ちょうどこの地点の右手から山肌の谷間が山裾に向かって延びているため、遙か彼方の太平洋まで遮るものもなく、抜ける感じで視界がきく絶好のビューポイントになっていました。ということで峠を目前にして一服しておきました。
→眺望を眺める!
→さらに眺望を眺める!
■で、ここが峰越えをする無名峠地点です。ここでダートがY字分岐になっていますが、高帽山線は左手、右手は高帽山支線になっており、杭状の高帽山支線の林道標が設置されているので迷うこともありません。高帽山支線は高帽山線よりもさらに眺望がきくので、ピストンではありますが、よほどのことがない限り必ず立ち寄っておくべき支線林道です。
→高帽山支線に突入!
■峠になっている高帽山支線との分岐地点を過ぎると、今度は下り坂が始まります。でも分岐地点から少し進むと現れるたのが、お約束のコレでした。防御率1割未満程度といった感じですが、というわけで、まともにやって来れるのはここまでみたいです。
■お約束のアレを過ぎてさらに下って進みます。コース的には登坂区間では切り返しの急カーブで一気に標高を稼いでいますが、下り区間では、特にこれといったカーブはないようです。ほぼストレートっぽい感じで緩くダラダラと下っていく感じになっていました。で、途中には路肩の杉林に延びているこんな分岐もありました。
→分岐ダートの様子をうかがう!
■路面状態は良好、かつコース的にも険しさがない快適ダートを下っていくと、右手路肩に小屋が建っていました。おそらく林業関係の資材置き場か休憩所だと思いますが、すぐそばには生活ゴミが散乱しており、まさに山の「現場」のヤサグレた雰囲気が漂っていました。探索時には誰もいないようでしたが、もちろん、ガラッと戸を開けてみたりはしませんでしたよ。
■小屋を尻目にさらにその先へと前進しますが、まだまだ下り坂が続きます。この区間は眺望こそききませんが、その代わり急カーブも無いので、ハイスピードで一気にかけ下るも良し、ゆっくりのんびりと下るも良しで、好みに合わせてテンポ良く走行することができるのがイイ感じでした。ここは余計な気を遣うことなく無く純粋にダートランを楽しめます。
■この下り区間では似たような景色が続くので、どの位の距離を進んできたのか分からなくなりがちですが、最終的には県道27号線の舗装路に突き当たります。現在地が把握できないまま、とある緩いカーブを曲がったこの地点でその先に舗装路が見えてきました。
■で、延々と走ってきたその最後がこれ。チェーンゲートで封鎖されているこの地点が高帽山線の終点になっていました。まさか峠を越えたこちら側がこんなコトになっているとは思いもせず、しかも心憎いことにチェーンのすぐ手前は抜けたくて仕方がない県道で、まさに生殺し状態。「むぅ…、これ、相当な遠回りになるな…」と一人うなってみても仕方ありません。ここは素直に今来た道をひたすら戻っていくか、それとも「無体」をしてしまうのか…。
→探索終了!
→引き返して阿吹線に向かう!
→振り返る!
→!?

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