このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 横川林道/ Yokokawa林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
横川林道  [1] [2]
面凍結のコンクリ橋を渡ってさらに前進します。心配された凍結はその後は見られませんでしたが、その代わり雪解けでグニャリとなった土質ダートが現れました。「やけに土質っぽい・・・」と思ったものですが、どうやらこの区間は木材搬出の土場になっているようで、路肩には所々で材木が積み上げられていました。木材トラックが路面をこねくり回したものと思われます。
場を過ぎて少し進むと前方に再びY字分岐が見えてきました。ここより下りになっている右手方面が横川林道本線で、 左手側は横川第二林道になっています。でも残念ながら、先述した通りこの地点にも横川林道の証は無いですが、その代わりに横川第二林道の林道標が左手路肩の山肌の斜面に倒れた状態で存在していました。ここは右手に進路を取って進みます。
→横川第二林道に突入!
岐を下ると横川第二林道と平行するような形で少し進み、やがて横川第二林道が左手の杉林の森の奥へと消えてしまうと、ダートは再び木材の積み上げられた土場区間に差しかかります。木皮の剥かれた材木からはヒノキチオールのような香りがプンプン漂っていました。この香りには殺虫効果があると何かで読んだような気がしましたが、本当でしょうか? そんな事を思い出しつつさらに深部へと前進します。

※この土場から先の区間は2ヶ月後の2008年3月時点の探索になっています。 ここより先に積雪、凍結が見られないのはそのためです。
「ひょっとしたら土場で終点・・・?」とやや不安な気持ちで木材の並んだ土場区間を進むと、予想に反してさらに森の奥へとダートは延びていました。でも心なしか、これまでの区間とは異なってややガレたというか、寂れた雰囲気が漂っています。とにかく、ダートが続いている以上は前進するしか選択はないでしょう。
質というか、やけにタイヤに絡みつく砂地っぽいダートが続きます。ここは地質的にそのようになっているのでしょうか? 右手路肩の崩れた斜面を眺めてみると砂岩が露出していました。雨水で洗掘されたのか、細かな溝で路面はボコボコ状態です。
や薄暗い砂地ダートをたどって進むと、やがて直角に左カーブしている地点が現れますが、そこに一棟のプレハブ小屋が隠れるように建っていました。どことなく陰気な感じがしましたが、林業系の資材小屋か休憩所なのでしょうか? 
→プレハブを振り返る!
レハブ小屋の前で直角左カーブした先の様子です。落ち葉と枯れ草に覆われた砂地ダートが森の奥に向かってさらに続いていますが、路面には車両が通行したタイヤ跡も見られません。路面が砂地なので、雨でタイヤ跡が均されてしまっただけなのかもしれませんが、ここしばらくは人や車両が立ち入った様子はなさそうな感じでした。
々でいかにも脆そうな砂岩の崖下区間を通ります。右手の崖に小規模な崩れが発生したようにも見えますが、ここは一気に崩れたというよりも、雨などで少しずつ洗い流されて侵食されてしまったような感じです。また、この地点の路面には窪みや無数の深めの溝が発生していますが、大量の落ち葉がそこに吹き溜まり状態に堆積していたので、遠目には分かり難くなっていました。
→路面を眺める!
「一体どこまで続いているのだろう?」ブラインドになったカーブを曲がるたびに、途切れてしまうことなく、さらにその先へと延びているダートを目にするので、「もう少し進んでみるか」と、森の深部に向かってズルズル誘い込まれるような感じで前進します。周囲はやや暗めな森に囲まれ、どことなく湿めっぽい雰囲気ですが、ちょっとしたストレート区間もあって悪い感じはしません。
も終点は唐突にやってきました。とある右カーブっぽい地点を何の疑問もなく右折しようとした瞬間、いきなりダートが途切れてしまいました。こうして眺めてみると、いかにもまだダートは続いているっぽいですが、XRのすぐ先で消滅しています。ややあっけない感じもしますが、ピストンなので、その末端はこんなもんでしょう。この後は途中の支線巡りをしながら今来た道を戻ることにして、横川林道の探索はこれにて終了です。
→探索終了!
→その奥を眺める!
→振り返る !
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