里美（横川第３）林道/ Satomi（Yokokawa-dai3）

林道探索の書　〜今日もどこかで林道ざんまい〜　 里美（横川第３）林道　 ［１］ ［２］

	凍結路を下ってさらに進むと、山中の谷間のような地点でダートは再び登りになりました。ここでも積雪混じりの凍結路が続きましたが、車両の通行が日常的にあるらしく、すでに薄っすらと四輪のワダチ跡が積雪上にできていました。
	あれほど酷かった全面凍結区間があっても、陽当たりの良い区間ではご覧の通り路面も乾ききっており、とても走りやすくなっていました。なお、ここは右手の森の木々が切り払われていて、里美（横川第３）林道で眺望の望める数少ない地点になっており、たまにこのような区間が現れるとホッとしますね。 →眺望を眺める！
	「林道標発見！」　なんと、起点である横川線林道との分岐地点からここまでついぞその姿を見せず、もはや消滅済みかと思われていた林道標がカーブ地点の路肩に！　林道標の消滅した、あるいは見つからない林道ほど気を揉むことはないですが、ここまで焦らすとはなかなか味な真似をしてくれます。しかも「里美（横川第３）林道」というややこしい名称で・・・。
	山肌のスギ林の中をウネウネと細かくカーブしてダートは続きます。それにしても里見線は一体どこまで延びているのでしょうか？　ピストンによくありがちな、「進むにつれて幅員がグッと狭まって・・・」ということもなく、どこかに抜けて良そうな雰囲気でした。
	細かなカーブをたどってさらに前進すると、広場らしき地点が現れました。「終点？」遠目でぱっと見で眺めると、ご覧の通り、その先へと続くダートが見えずらくなっています。一瞬、ここが終点だと思ってしまいましたが、近づいてみると広場の先端左端から急坂で駆け下っているダートの続き区間がありました。ちなみに、この広場には特に何もありませんが、前方直進方向に作業道の入口があります。 →作業道散策！
	広場左手からイイ感じの急坂で駆け下るダートの続き区間です。でも路面はコチコチに凍結しており、見るからに不安を誘って仕方ありません。どうしたものかと思案することしばし、「最悪、手押し登坂でもいいか・・・」と、勇気をもってスリップからの路肩落ちに注意して１速状態で下ります。
	坂の途中はこんな感じです。通常期であればさほど神経は遣いませんが、なにせ路面凍結しているので、ＸＲに跨って立ち止まっているのが精一杯。坂の下からＸＲを見上げるカットも撮りたかったですけど・・・。
	急坂を下って進んだ先は山中の窪地の谷間のような場所で、周囲には桧林が広がるだけで特に何もありません。林道としてはおそらくここが終点だと思われます。ダート自体はこの先、作業道化してさらに続いていますが、まともにやって来れるのはここまで。アタック系以外の方はあまり立ち入る気にはならないかもしれません。 →振り返る！ →周囲を眺める！
	里見（横川第３）林道地点から先へと延びる作業道の様子を参考までに・・・。先述した広場からの作業道とは異なり、ここは突入できないこともないでしょうが、見かけ以上のけっこうな激坂になっています。 →探索終了！ →引き返して横川林道に向かう！ →作業道に突入！

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